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第一夜
★たけ
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初めて作って見たハーブティの味は何とも悲惨なものだった。
リリンは「あー、なるほどねー」と呟きながら飲んでいるが、こんなものを彼女に飲ませるのはちょっと許容できない。
「うーん……。砂糖とか入れて見たら少し飲みやすくなるかも?」
「成程。」
中空を見上げながら、改善案を上げてくれた彼女の言葉にのってみる事にした。
甘味を追加するのは確かに悪くないかもしれない。
手持ちのハーブはあと2束だ。
1束は砂糖を追加して……、良さそうだったら追加を、もう少し改善できそうならば他の手を考えてみる事にしよう。
まずはヤカンに水を入れ、火に掛ける。
ところで、この水を入れる為の道具(?)というか、『水道』という名称の施設が私の世界にある湯浴みの為の魔導具と少し似通っていて、その類似性が面白かった。
地球世界には魔法がないそうだから、何かの仕掛けでこういったものが作れるのだろう。
魔法があまり流通しない様にと情報規制をされている私の国でも、こういったものがあると生活が便利になるのかもしれないな、とふと思う。
仕組みが分かればあちらでも作れそうだが……。
気が向いたら、インターネットで仕組みを調べてみるのも良いかもしれない。
ぼんやりと考えごとをしている間に湯が沸いた。
火を消して、ハーブを1束そのまま投入して数分待つ。
作業はたったこれだけだ。
その数分の間、せっせとラビットソテーを作るリリンを眺めて過ごす事にする。
料理をするのがよっぽど楽しいのか、口元に笑みを浮かべながら耳とピコピョコ。尻尾をゆらゆらさせている彼女の姿はいくら見て居ても見飽きない。
何と可愛いのだろう。
だが、同じ姿の女性がいたと仮定してみても、そちらには何の感情も湧かないのはどういう事なのか?
ハーブを取り出す時間になって、ヤカンからしんなりしたソレを取り出すと、砂糖を入れる。
この砂糖。砂糖というのは、甘味料の一種だそうだ。
私の世界で甘味料の類は、割と高額な嗜好品になっている。
私の住まう町は、少し特殊な環境である為入手は簡単である物のそれでも、調味料として一般的に普及する程に流通している訳ではないのだ。
それが、このゲーム内では『施設内で自由に使える』様になっていると言うのは、地球世界では嗜好品では無く一般的に流通している調味料という位置づけだと言う事を示している様に思われる。
国が違えば物も違う。
等と言うらしいが、世界が違えばもっと違うと言う事なのだと、思い知らされた気分だ。
味見をしながら砂糖を足してみると、少しえぐ味や草臭さはあるもののなんとか飲める味になってくれた。これなら、リリンに飲ませても問題ないだろう。
そこそこ満足できるものになったので、小分けにスイトウと言う入れ物に入れていく。
「そう言えば、リリン?」
「ん? どしたー??」
「君の世界で液体を持ち運ぶのには、こういったスイトウと言う物が主流なのかね?」
「んんんんん? どういう意味??」
コレは困った。私の訊ね方が悪かったらしく、彼女に聞きたい事が伝わらなかったらしい。
首を傾げる彼女に、意図する事を伝えようと試みる。
「私の世界では、水を入れて運ぶのは木製の樽や皮製の袋なのだが、これはどちらでもない様に見えるのだ。」
「おおう! そういう方向かぁ!」
彼女はポンと手を打つと、私の手の中の筒に目を向けた。
「アルが買ったのは、竹の水筒みたいなんだけど……。竹ってアルの世界にはあるかな??」
「たけ……?」
たけと言うと、アレだ。
私が両手を使って、高さを示して見せると、彼女は不思議そうにソレを見詰めた後、吹き出した。
「違う違う! アルのソレは、『丈』だよ~!」
「たけ……『丈』?」
「そう。主に、縦方向の長さを表す言葉だよ。高さって言い変えてもいいかな?」
「ふむ……。『丈』の理解は間違っていなかった訳かね?」
「うん。『丈』の理解は間違ってないね……。」
また、笑いの発作が襲ってきたのか、口元を押さえながら彼女は肩を揺らした。
スイトウとやらの高さで間違いは無いらしい。
となると、彼女の口にした『たけ』と言うのは……??
「む……? もしや、『たけ』と言うのは、この入れ物の材料か材質の事かね?」
「せいかーい!」
リリンは良く出来ましたとばかりに、笑みを浮かべると背伸びをして私の頭をポンポンと軽く叩いた。
くち……
唇が近い。
一瞬、それに引き寄せられそうになったものの、咄嗟に思いとどまった。
急にそのような事をして、嫌われてしまったら泣くに泣けない。
そうでなくても、彼女は先程から不意に抱きついてきたりするから、危険なのだ。
私の理性が少し悲鳴を上げ始めてるのだが、涙を呑んで気を引き締める。
「その水筒の材料が『竹』なの。」
「……『竹』?」
「うん。ちょっと幾つか貸してね?」
彼女はそう言って、スイトウを3つ程手に取ると、1本の棒になるような具合に立てて見せた。
「こんな具合に生えてる植物なんだけど……。多分、木の一種?」
「ほう。中は最初から空洞なのかね?」
「そうだよー! だから、昔から水を入れるのに使ってたみたい。他にも色んな雑貨が作れるらしいよ?」
『竹』から作れるという小物を、指折り数えている彼女の姿があんまりにも可愛らしすぎて、ついつい手が伸びてしまう。
そのまま、胸の中に閉じ込めると「きゅぅ?」とリリンは目を丸くして呟いた。
キョトンと見詰めるその表情がもう、堪らなく愛おしい。
思わず頬ずりをすると、彼女は「くすぐったいよ?」と、クスクス笑い出した。
理性?
彼は長い旅に出たようだ。
リリンは「あー、なるほどねー」と呟きながら飲んでいるが、こんなものを彼女に飲ませるのはちょっと許容できない。
「うーん……。砂糖とか入れて見たら少し飲みやすくなるかも?」
「成程。」
中空を見上げながら、改善案を上げてくれた彼女の言葉にのってみる事にした。
甘味を追加するのは確かに悪くないかもしれない。
手持ちのハーブはあと2束だ。
1束は砂糖を追加して……、良さそうだったら追加を、もう少し改善できそうならば他の手を考えてみる事にしよう。
まずはヤカンに水を入れ、火に掛ける。
ところで、この水を入れる為の道具(?)というか、『水道』という名称の施設が私の世界にある湯浴みの為の魔導具と少し似通っていて、その類似性が面白かった。
地球世界には魔法がないそうだから、何かの仕掛けでこういったものが作れるのだろう。
魔法があまり流通しない様にと情報規制をされている私の国でも、こういったものがあると生活が便利になるのかもしれないな、とふと思う。
仕組みが分かればあちらでも作れそうだが……。
気が向いたら、インターネットで仕組みを調べてみるのも良いかもしれない。
ぼんやりと考えごとをしている間に湯が沸いた。
火を消して、ハーブを1束そのまま投入して数分待つ。
作業はたったこれだけだ。
その数分の間、せっせとラビットソテーを作るリリンを眺めて過ごす事にする。
料理をするのがよっぽど楽しいのか、口元に笑みを浮かべながら耳とピコピョコ。尻尾をゆらゆらさせている彼女の姿はいくら見て居ても見飽きない。
何と可愛いのだろう。
だが、同じ姿の女性がいたと仮定してみても、そちらには何の感情も湧かないのはどういう事なのか?
ハーブを取り出す時間になって、ヤカンからしんなりしたソレを取り出すと、砂糖を入れる。
この砂糖。砂糖というのは、甘味料の一種だそうだ。
私の世界で甘味料の類は、割と高額な嗜好品になっている。
私の住まう町は、少し特殊な環境である為入手は簡単である物のそれでも、調味料として一般的に普及する程に流通している訳ではないのだ。
それが、このゲーム内では『施設内で自由に使える』様になっていると言うのは、地球世界では嗜好品では無く一般的に流通している調味料という位置づけだと言う事を示している様に思われる。
国が違えば物も違う。
等と言うらしいが、世界が違えばもっと違うと言う事なのだと、思い知らされた気分だ。
味見をしながら砂糖を足してみると、少しえぐ味や草臭さはあるもののなんとか飲める味になってくれた。これなら、リリンに飲ませても問題ないだろう。
そこそこ満足できるものになったので、小分けにスイトウと言う入れ物に入れていく。
「そう言えば、リリン?」
「ん? どしたー??」
「君の世界で液体を持ち運ぶのには、こういったスイトウと言う物が主流なのかね?」
「んんんんん? どういう意味??」
コレは困った。私の訊ね方が悪かったらしく、彼女に聞きたい事が伝わらなかったらしい。
首を傾げる彼女に、意図する事を伝えようと試みる。
「私の世界では、水を入れて運ぶのは木製の樽や皮製の袋なのだが、これはどちらでもない様に見えるのだ。」
「おおう! そういう方向かぁ!」
彼女はポンと手を打つと、私の手の中の筒に目を向けた。
「アルが買ったのは、竹の水筒みたいなんだけど……。竹ってアルの世界にはあるかな??」
「たけ……?」
たけと言うと、アレだ。
私が両手を使って、高さを示して見せると、彼女は不思議そうにソレを見詰めた後、吹き出した。
「違う違う! アルのソレは、『丈』だよ~!」
「たけ……『丈』?」
「そう。主に、縦方向の長さを表す言葉だよ。高さって言い変えてもいいかな?」
「ふむ……。『丈』の理解は間違っていなかった訳かね?」
「うん。『丈』の理解は間違ってないね……。」
また、笑いの発作が襲ってきたのか、口元を押さえながら彼女は肩を揺らした。
スイトウとやらの高さで間違いは無いらしい。
となると、彼女の口にした『たけ』と言うのは……??
「む……? もしや、『たけ』と言うのは、この入れ物の材料か材質の事かね?」
「せいかーい!」
リリンは良く出来ましたとばかりに、笑みを浮かべると背伸びをして私の頭をポンポンと軽く叩いた。
くち……
唇が近い。
一瞬、それに引き寄せられそうになったものの、咄嗟に思いとどまった。
急にそのような事をして、嫌われてしまったら泣くに泣けない。
そうでなくても、彼女は先程から不意に抱きついてきたりするから、危険なのだ。
私の理性が少し悲鳴を上げ始めてるのだが、涙を呑んで気を引き締める。
「その水筒の材料が『竹』なの。」
「……『竹』?」
「うん。ちょっと幾つか貸してね?」
彼女はそう言って、スイトウを3つ程手に取ると、1本の棒になるような具合に立てて見せた。
「こんな具合に生えてる植物なんだけど……。多分、木の一種?」
「ほう。中は最初から空洞なのかね?」
「そうだよー! だから、昔から水を入れるのに使ってたみたい。他にも色んな雑貨が作れるらしいよ?」
『竹』から作れるという小物を、指折り数えている彼女の姿があんまりにも可愛らしすぎて、ついつい手が伸びてしまう。
そのまま、胸の中に閉じ込めると「きゅぅ?」とリリンは目を丸くして呟いた。
キョトンと見詰めるその表情がもう、堪らなく愛おしい。
思わず頬ずりをすると、彼女は「くすぐったいよ?」と、クスクス笑い出した。
理性?
彼は長い旅に出たようだ。
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