Voo Doo Child

夜桜一献

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The killer of paranoid Ⅷ

第四十二話

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 4月初旬 ある高等学校の入学式。

それが終わると、橘葵は新しい面子との

楽しい学校生活の教室に訪れた。

入るなり、自分の出席番号を確かめて着席する。

隣の、赤毛の窓の外を眺める女の子に声をかける。

「俺、橘葵っていうんだ。これから宜しく」

女の子が振り向くなり、見知った顔が現れた。

「あ・・・」

「あ!」

お互いに吃驚して、指を指す。

邪神を屠った赤毛の妖怪だと思っていた女の子が

人間として目の前に座っていた。


Voo Doo Child 完結
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