自衛官、異世界に墜落する

フレカレディカ

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155 真相

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「俺たちは100年前からある裏組織だ。俺の親父…村田雅史が立ち上げた。そして9年前、親父が逝っちまったおかげで俺が上になった。最初から国を奪っとけば良かったくせに親父は取らなかった。だから俺が行動したのに…まさかこんなことになるとはな…」

まさかあの犯罪者の息子とは…。だから攻撃があまり無く徹底的に殺らなかったのか

「下にある怪物はどうした?」
「あれはここを建設当時にはもうあったらしい。俺が生まれる前からあるとかないとか…。んで俺たちはその魔物の調査も同時並行して進めてたんだ。まぁ…まさか調整ミスって上を壊すとは思わなかったが…」

つまり掘ったら出てきちゃった感じか。しかも調整ミスって大穴開けたんかよ。怖ッ!

暁は村田の後ろに回り手錠をかけた。取り巻きは偶然にも村田の肉壁となり不運にも全員肉塊となって死亡していた。

「おぉ!敵を確保できましたか!」

後方にいたデビットと兵士が負傷者を地上へ運んで戻ってきていた

「こいつらを牢屋へお願いします」
「わかった。責任をもって豚箱に入れよう!」

暁は拳銃を突きつけながら隊員に手錠を渡して村田にはめるように言った

「ここで終わって…たまるかよ…」

ボソッと村田は言うと、袖の中にあったスイッチを押した。するとゴ◯ラみたいな怪物が動き出したのがわかった

「何をした!言え!」
「言うかよバァ~カ!」

暁が村田の胸ぐらをグッと上へ上げる。村田は舌を出しながら罵倒をしてきたが、答える気がない事を感じたので強く地面に突き飛ばした

「扱いがジンドウテキではないな…」
「国家反逆罪である組織に人道など1ミリもない!」

どうする…これはもしかしなくても動くパターンだ…。もし動いたとしたらここら辺一帯は崩落…災害級の被害が出る…

「ハッハッハ!俺含め皆殺しだ!」

両手を広げ、顔を上に向けて勝ち誇った笑顔が見えた。その顔が人生最後の笑顔とばかりに狂った顔だった

「おい!これをありったけ下に投下しろ!」

C4爆薬(捏ねたもの)と起爆装置を大量に交換して隊員に命令する。隊員はC4を練って遠隔型の起爆装置をC4に取り付けた。

「作ったやつから投下!急げ!」

送信装置を持ってC4を投下した。隊員は落ちていくC4を見てゴ◯ラに当たった瞬間起爆した。爆煙が引くまで少し待つと、そこには無傷で上を向いているゴ◯ラがいる

「嘘だろ…50kgはあったぞ!」
「なんで無傷なんだ!」

その言葉に暁も同様するが、次の瞬間には下で光っていたことがわかった

「隊長!レーザーが発射される模様です!」
「嘘だろ!そんなん撃たれたら…ここは崩壊するぞ!」

秒数が経つにつれて光が強くなってきた

「"お困りですか?パパ"」
「ッ?!」

無線から流れてきたサファイアの声にビックリするが次の瞬間、上から目でやっと見えるぐらいのスピードで何かが入ってきた。ソレはゴ◯ラに向かい、大きな地響きと爆音を生み出した

「な…なんだ…?」

下を見ると、上半身が無くなっている怪物と、その周辺がエグれたのが見えた

「い…一体どういう…」

放心状態になるが、答えはすぐにわかった

「"お父さん、僕達が『神の杖』を落としたんだよ"」

無線機からルビーの声が聞こえた

「"ルビー達がやったのか?!"」
「"そうだよ~!ピンチそうだったからね~!"」

なぜ2人が?

疑問が多くなるが、大穴からヘリが降下してきた。そこに乗っていたのはルビーとサファイアだった

「"どうしてここに…"」
「"アスちゃんが護衛艦が轟沈したって話してくれたの。だから神の杖を使ったの"」

※神の杖とは、宇宙にある人工衛星から硬い金属を射出して重力の力で攻撃する兵器である

「"なるほど…助かったよ…。だが、危ないことはしないように"」

まさか2人に助けられるとはな。今回ばかりは来てくれて助かっt

ダァァァン
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