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5、佐倉ひよりは彼氏がつくれない。
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「お姉ちゃん、朝だよ」
ピンクと白のチェック柄のワンピースを纏い、ショートツインテールをした女の子、佐倉ひよりの声が
家に響き渡る。
「むにゃあ、もう少し寝かせて」
「起きたほうがいいと思うけどなー。また遅くまでエロゲやってたでしょ」
「私の心のバイブルだもん」
「お姉ちゃんそんなことやってると彼氏できないよー」
「えーほにゃらら松でなんとかするからいいよおー」
「その松さんは、お姉ちゃんの面倒見れないと思うけどなー」
「じゃあ、ひよりと結婚するー」
「姉妹とじゃ結婚はできないぞーう」
「本当にち○ち○がついてたらよかったのに」
「きゃあ、お姉ちゃん。朝からなんてこというのー」
ひより、もっていたおたまを投げる。
それはかなたの頭に命中し、かぁんという乾いた音がした。
「いやぁ、本当。嫌味なくらい完璧な妹でお姉ちゃん困るよ」
「……最近さ。今永先輩に告白されたんだよ」
「あー、なんか学校に横断幕かなんかあったっけか。野球部の?
それはいいや、それでどうしたの?」
「断ったよ、お姉ちゃんが心配で今それどころじゃないって」
「そしたら先輩は?」
「んー結構粘ってたからまた来るかもしれないね」
「将来有望株じゃん、付き合えば?」
「うーん、今はいいかな」
「僕とバディーを組まないか。チーム名はリトルバスターズだ」
「お、お姉ちゃんまたアニメ? 先輩はもっと野球やってそうな感じだよ」
「リトバスのもとはゲームだよ、アニメは後」
「お、お姉ちゃん。私と顔似てるんだから学校では気をつけてよ。
たまに、勘違いしてパソコン部の人が加入させようとしてくるんだよ、逸材だーって」
「おー、それはそれでいいじゃん。妹は未来人でメイド服着せられるね」
「また暢気なー。紗耶香ちゃんにあまり迷惑かけちゃだめだよ」
「いやほんと、私のまわりは私を世話してくれる人ばかりで助かるよ。
妹がいるから私は頑張らなくていいね、ささっ布団彼氏が私を待っている」
かなたは布団に頭から被る。
「ご飯作ったんだよ、私のハンバーグ食べたくないの?」
かなた、布団からゆっくり頭を出す。
「卵はのってる?」
「もちろん」
かなたはその時思った。
ひよりの笑顔は天より眩しく神々しい、と。
ピンクと白のチェック柄のワンピースを纏い、ショートツインテールをした女の子、佐倉ひよりの声が
家に響き渡る。
「むにゃあ、もう少し寝かせて」
「起きたほうがいいと思うけどなー。また遅くまでエロゲやってたでしょ」
「私の心のバイブルだもん」
「お姉ちゃんそんなことやってると彼氏できないよー」
「えーほにゃらら松でなんとかするからいいよおー」
「その松さんは、お姉ちゃんの面倒見れないと思うけどなー」
「じゃあ、ひよりと結婚するー」
「姉妹とじゃ結婚はできないぞーう」
「本当にち○ち○がついてたらよかったのに」
「きゃあ、お姉ちゃん。朝からなんてこというのー」
ひより、もっていたおたまを投げる。
それはかなたの頭に命中し、かぁんという乾いた音がした。
「いやぁ、本当。嫌味なくらい完璧な妹でお姉ちゃん困るよ」
「……最近さ。今永先輩に告白されたんだよ」
「あー、なんか学校に横断幕かなんかあったっけか。野球部の?
それはいいや、それでどうしたの?」
「断ったよ、お姉ちゃんが心配で今それどころじゃないって」
「そしたら先輩は?」
「んー結構粘ってたからまた来るかもしれないね」
「将来有望株じゃん、付き合えば?」
「うーん、今はいいかな」
「僕とバディーを組まないか。チーム名はリトルバスターズだ」
「お、お姉ちゃんまたアニメ? 先輩はもっと野球やってそうな感じだよ」
「リトバスのもとはゲームだよ、アニメは後」
「お、お姉ちゃん。私と顔似てるんだから学校では気をつけてよ。
たまに、勘違いしてパソコン部の人が加入させようとしてくるんだよ、逸材だーって」
「おー、それはそれでいいじゃん。妹は未来人でメイド服着せられるね」
「また暢気なー。紗耶香ちゃんにあまり迷惑かけちゃだめだよ」
「いやほんと、私のまわりは私を世話してくれる人ばかりで助かるよ。
妹がいるから私は頑張らなくていいね、ささっ布団彼氏が私を待っている」
かなたは布団に頭から被る。
「ご飯作ったんだよ、私のハンバーグ食べたくないの?」
かなた、布団からゆっくり頭を出す。
「卵はのってる?」
「もちろん」
かなたはその時思った。
ひよりの笑顔は天より眩しく神々しい、と。
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