夏の思い出

新浜 星路

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夏の思い出

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夏祭りといえば、彼女との縁日のデートを思い出す。
夜に溶けた青い服を着た彼女の姿はとてもきれいだった。
僕は彼女を何度か褒めた後に、屋台をまわった。
フランクフルトや水あめ、バナナチョコレート、店にあるものを
かたっぱしから買っていき食べきることが目的ではなく買切ることを
目的にして楽しんだ。彼女は終始とても笑顔で、僕が8件目のお好み焼き屋に
立ち寄った時は声を出して笑っていた。この笑顔をしてくれる彼女とずっといたい
そう思わせてくれたし、自分はそのために今後も生きていくとそう思わせてくれた。
プールに行ったときは、彼女が泳ぎは得意ではなく僕が平泳ぎを教えたっけ。
本当は僕もスイミングスクールとか通ってないからあまり得意ではないけどね。
ある時は、ひまわり園に行ったっけ。
彼女はひまわりがとても好きで好きでしょうがないから
着いた時のはしゃぎようはすごかったな。普段あまり子供びた行動をしないから
彼女の意外性をまた知ってしまった。
強い日差しで二人とも日焼けで焦げるように帰る途中に、無人の野菜販売店に
スイカがあってそれを買って食べたら意外に甘くておいしかったんだよな。
猛暑になるニュースを聞いたときに外に出る気がしないで二人で家にいたときは、
もうぐだーってずっと寝そべってたなぁ。あの時は至福だったなぁ。
何もしていなくても結局彼女といたら幸せなんだ。
もし、彼女と出会えなかったらと思うと考えるととても怖いなぁ。
セミの声がきこえると、一緒になって鳴きまねをしたなぁ。
花火も一緒にいたなぁ、浴衣を着てじっくりと外をみてさ。
あのときは、なぜかいつも手を握ってる事を深く実感した時だったなあ。
また行きたいなぁ。
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