11 / 61
小学生編
11話 僕だけじゃなかった
しおりを挟む
日曜日、今日から僕達6年生にとって最後の大会が始まった
今日と来週の日曜日で6試合してその結果次第で県大会に進む事が出来る
つまり負けが多ければ来週で終わる
今日は6年生6人、5年生6人で全員で12人
休みはいない
きっと僕の出番は無い
来たからには試合をじっくり見て何かを掴まなきゃ
そう思っていると村上コーチが
「佐々木コーチがケガで今日と来週も来れなくなった。今日は俺が仕切るからよろしくね。」
村上コーチがスタメンを発表しだした
「空、今日は右のバックを頼む。」
「ベンチじゃないんですか?」
びっくりして聞くと
「県大会かかってるからユウキのディフェンスじゃ危なっかしい。ユウキは右のハーフ、左のバックにトモキ。センターにタクミ。3人で連携して抜かれるな。コースさえ絞ればダイスケが止める。なっダイスケ?」
「オッケー。全部止めてやる。」
突然の事で戸惑いもあったがせっかくのチャンスだ
絶対頑張るんだそう思っていると
「青空、足引っ張んなよ。」
ユウキが笑いながら言ってきた
少しムッときたが笑顔でOKサインを出した
もうすぐ1試合目が始まる
6年生みんな揃ってやれる試合は初めてだったのでなんだか嬉しかった
こんな事を考えているのは僕だけかな?
頑張ろう
「円陣組まない?」
キャプテンのセイギが言った
「いーね。組もうぜ。」
ケースケが言ってダイスケも乗り気だ
「締まる掛け声頼みますよ?キャプテン。」
ユウキがちゃかした感じで言ったがなんだか嬉しそうに見えた
僕とトモキは目を合わせ頷いてみんなで肩を組んだ
「6年生みんな揃った試合は初めてだ。ぜってー勝つぞー。」
「オオオー。」
僕だけじゃなかった
嬉しいのは僕だけじゃなかったんだ
絶対に、絶対に頑張るんだ
僕達の試合が今始まる
今日と来週の日曜日で6試合してその結果次第で県大会に進む事が出来る
つまり負けが多ければ来週で終わる
今日は6年生6人、5年生6人で全員で12人
休みはいない
きっと僕の出番は無い
来たからには試合をじっくり見て何かを掴まなきゃ
そう思っていると村上コーチが
「佐々木コーチがケガで今日と来週も来れなくなった。今日は俺が仕切るからよろしくね。」
村上コーチがスタメンを発表しだした
「空、今日は右のバックを頼む。」
「ベンチじゃないんですか?」
びっくりして聞くと
「県大会かかってるからユウキのディフェンスじゃ危なっかしい。ユウキは右のハーフ、左のバックにトモキ。センターにタクミ。3人で連携して抜かれるな。コースさえ絞ればダイスケが止める。なっダイスケ?」
「オッケー。全部止めてやる。」
突然の事で戸惑いもあったがせっかくのチャンスだ
絶対頑張るんだそう思っていると
「青空、足引っ張んなよ。」
ユウキが笑いながら言ってきた
少しムッときたが笑顔でOKサインを出した
もうすぐ1試合目が始まる
6年生みんな揃ってやれる試合は初めてだったのでなんだか嬉しかった
こんな事を考えているのは僕だけかな?
頑張ろう
「円陣組まない?」
キャプテンのセイギが言った
「いーね。組もうぜ。」
ケースケが言ってダイスケも乗り気だ
「締まる掛け声頼みますよ?キャプテン。」
ユウキがちゃかした感じで言ったがなんだか嬉しそうに見えた
僕とトモキは目を合わせ頷いてみんなで肩を組んだ
「6年生みんな揃った試合は初めてだ。ぜってー勝つぞー。」
「オオオー。」
僕だけじゃなかった
嬉しいのは僕だけじゃなかったんだ
絶対に、絶対に頑張るんだ
僕達の試合が今始まる
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる