95 / 155
エーデンリッツ学園卒業式
※ラグーン視点
ついに俺がエーデンリッツ学園を卒業する時がきた。今、俺と同じく学園を卒業するソフィアが、卒業式で在校生に向けて別れの言葉を伝えている。
「……みなさん♡……卒業生代表として♡……挨拶をさせて♡……いただきます♡」
……ゔぃぃぃぃぃぃぃぃ♡
長かった。入学してから4年という月日をかけて善人の面を被り、ソフィアたち4人に対して嘘の信頼を積み重ねてきた。これも、俺のハーレムを作るための努力だ。
あとは、ニコル、ヴィヴィ、マリアーナ、ソフィアの4人と関係を持ち、隙を見て奴隷化してしまえばいい。途中で余計な男が間に入ってくるというトラブルはあったが、卒業してしまえばこっちのものだ。
あんなポッと出の男よりも、4年という月日をかけて信頼を積み重ねてきた俺が最後は勝つに決まっているだろう。
「……っ♡……っ♡……私達は♡……本日をもってぇ♡……っ♡……卒業をぉ♡……っ♡……っ♡」
……ゔぃん♡……ゔぃん♡……ゔぃん♡
心なしか卒業生代表挨拶をするソフィアのスピーチが、たまにうめくようにして詰まっている。きっと、あいつも学園を卒業するのがさみしいのだろう。まあ、あいつのこれからの人生は俺の奴隷と決まっているから、それまでの時間を引き伸ばしたいだけなのかもしれないが。
そして卒業式も無事に終わり、あとは帰宅するだけとなる。俺はこのタイミングで、4人の美少女たちを順次俺の女にするつもりでいた。
「やあ、マリアーナ。実は大切な話があるんだ」
俺が最初に声をかけたのはマリアーナだ。こいつを奴隷化する作戦は失敗に終わったが、彼女の父親の冤罪が晴れたことでマリアーナは再び学園に通うことが可能になり、無事に卒業を迎えることができている。
冤罪事件があってからはしばらく疎遠になっていたが、俺のことが好きだったマリアーナは俺と離れたことで、きっとさみしくて俺を求めるように心が変わっているだろう。
「すみません、ラグーン様。これから用事があるので失礼します……」
大切な話があると俺がいい雰囲気を作って声をかけているのに、マリアーナは釣れることなくその場を離れてしまう。つまらない女だ。
まあいい。きっと何か大切な用事があるのだろう。卒業して少し経ってから、またマリアーナに声をかければいい。きっと俺と会えなくなったことをさみしく思ったあいつは、ホイホイと俺に付いてくるだろうからな。
気持ちを切り替えた俺は、今度は時間をかけて信頼関係を作ったヴィヴィに声をかけることにする。
校内を歩き回り、校舎裏のベンチに座って体を休ませているヴィヴィの姿を発見すると、俺は彼女に歩いて近づきながら声をかけることにした。
「ヴィヴィ!実は君に、大切な話があるんだ!」
俺はいつもの誠実な紳士の演技をして、ヴィヴィに話しかける。しかし、ベンチに座っているヴィヴィの顔がなんだか火照っていて赤いな。まるで、こいつは何かさっきまで激しい運動をしていて、今は体を休ませているような感じだ。
「ごめん。ラグーン。さっきまで運動をしていて疲れてるから……もう帰るね」
そして俺の予想が当たるようにして、ヴィヴィが疲れているからと俺に声をかけるとそっけなくその場を去ってしまう。彼女が片思いをしている俺という男が大切な話があると伝えているのに、なんてことだ。そもそも、卒業式の日にヴィヴィは何の運動をしたというのだろうか。こいつは時より、よくわからないことをする。これは後で調教をしなくてはな。
「……あっ♡……さっき中に出されたの♡……垂れてきちゃった♡」
去り際にヴィヴィが小さく何かをつぶやいたような気がするが、きっと気のせいだろう。彼女にも、数日後にまた声をかければいい。そこでたっぷりと、俺の女になるということがどういうことかを教えてあげよう。
毎日のように学園生活を一緒に過ごしてきた俺という存在と会えなくなってさみしさを感じたタイミングで告白をすれば、簡単にヴィヴィは俺になびくだろうからな。それまで思う存分、あいつにはつらい思いをしてもらえばいい。
次に俺が声をかけることにしたのはニコルだ。彼女は生徒会室で何かの作業をしているソフィアを待って、教室に待機している。
ソフィアを生徒会室に呼び出したのは俺だ。許嫁契約について話があるからな。そしてソフィアと話をする前に、俺はニコルの心も俺のものにするつもりだ。
自分が護衛を務める主人が婚約者と生徒会室で大切な話をしていると思い嫉妬しているところに、突然俺が現れて本当はお前が好きだと告白する。俺に片思いをしているニコルは、簡単に俺になびくだろう。
「ニコル。実は大切な話があって」
「すまん、ラグーン。実はこれから大切な用事があって、ようやく私の順番が回ってきたところなんだ。失礼する」
しかしニコルも、俺の話を最後まで聞くことなく順番待ちをしていた何かのために、その場を離れていくことになる。いつも俺が声をかけると犬みたいに喜んで俺に付いてきていた女たちの様子が、今日は何だか変だ。
まあ。きっとニコルは有名なお菓子を売るお店に予約でも入れていたんだろう。その時間がきたから教室を出て行ったと。きっと卒業式だから、少しぐらいハメを外したいと思っての行動だろう。
ニコルはソフィアの護衛だ。ソフィアと結婚をする予定の俺には、彼女にアプローチをするチャンスはいくらでもある。
ソフィアの婚約者なのに、護衛であるニコルを好きになってしまったと悲劇の主人公を演じれば、きっと馬鹿なあいつは俺になびくはずだ。
そうだ、分かった。きっとマリアーナ、ヴィヴィ、ニコルの三人は、後で俺に何かサプライズプレゼントをするために泣く泣く俺にそっけない態度を取っているに違いない。頭の切れる俺は理解してしまった。そうではくては、あいつらが俺からの誘いを断る理由を説明できないからな。
これはプレゼントを受け取りつつ、俺からの誘いを断るとどうなるかを後であいつらに教育しなくてはならないようだ。これからは俺の所有物になる女たちなんだから、俺の好みを完全に理解してもらうためには丁度いいだろう。
予定外のトラブルの連続でまだ一人もターゲットにしていた女を俺の所有物にできていないという事件はあったが、それらは無事に解決したようだ。さて、生徒会室で俺を待つソフィアのもとに向かうとしよう。まずは手始めに、あいつから籠絡するのもいい。
学園を卒業をしたのだから、もう周りの評価を気にして演技をする必要もない。これからは思う存分に美人でスタイルのいいソフィアの体を俺の好き勝手にできることを楽しみにして、俺は生徒会室へと向かう。
「ソフィア。入るぞ」
俺が生徒会室に入ると、生徒会室の窓が全開になっていることに気づく。まるで、室内の空気を全部入れ替えているかのようであった。生徒会室の匂いを俺に嗅がれると、何か困ることでもあるのだろうか。
まあ、きっと真面目なソフィアは今までお世話になった生徒会室の掃除をしようと考えて、室内の清掃でもしていたんだろう。今日で卒業をするからもう自分が生徒会室使うこともないのに、その部屋を掃除するなんてやっぱりこいつは馬鹿だ。
だから、彼女は生徒会室の窓を全開にして換気をしていると。一人で掃除を頑張ったからなのか、ソフィアの着ている学校の制服が少し着崩れ、顔が赤く火照り、こいつは暑そうに手で顔を扇いでいる。
その光景を見て俺はあることに気づく。きっとヴィヴィも生徒会室の掃除を手伝ったから、外のベンチで疲れたように体を火照らせ休んでいたのだ。だから彼女は俺からの誘いを断ったと。これは、ソフィアに調教をしなければならないな。これから俺の所有物になる女なのだから、余計なことをすると罰が与えられるということをここで知ってもらった方がいい。
「おい、お前!余計なことばかりするな!」
早速、俺はソフィアを思いっきり怒鳴りつけることにする。もう学園を卒業したんだ。我慢することはない。これからソフィアに、お互いの立場の違いをしっかり教えてやらなくてはならないのだから丁度いいだろう。
そうだ。せっかくだし、こいつをレイプするのも面白い。卒業までは手を出さないという約束だったが、今日で卒業をしたのだから関係ない。これは、いい思いつきだ。
制服姿のソフィアの処女をいただくことで、俺という男の所有物だということをこいつに教え込んでやるのだ。これはしつけであり、暴力ではない。正当な行為だ。
そう考えた俺が無理やりソフィアの制服を脱がしてやろうと思い近づくと、最低なことにソフィアはそれを拒絶することになる。俺という存在を拒絶するなんて、やはりこいつは頭のおかしい女だ。
「おい!馬鹿女!ふざけるなよ!」
これは、ソフィアに対してもっと強いしつけが必要なようだ。俺は馬鹿女に教育をするために、儀礼用に身に着けていた腰の剣を抜くと彼女に突きつけることにする。なに、少し痛めつけてやるだけさ。ソフィアの体は俺の所有物だから、俺には傷つける権利がある。
しかし、ソフィアに剣を突きつけたところで、俺の意識は途絶えることになった。そこからの記憶がないから、俺の身に何が起きたのかはわからない。
気がつくと俺は何故か一人、どこかのダンジョンに放置されていた。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。