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「ちちうぇぇぇぇぇ!! 酷いんだよぉぉぉぉ!!」
王宮の謁見の間。
厳粛なはずのその場所は、3歳児のような泣き声を上げる第一王子、ジェラルドによって保育園と化していた。
玉座に座る国王、オルランド3世は、こめかみに青筋を浮かべて震えている。
「……ジェラルド。貴様、何をしに行ったのだ」
「ソフィエを迎えに行ったんだよ! なのに、あいつ、僕を『不潔』扱いして! しかも隣国の公爵とよろしくやってて! ミーナもペットになってて!」
「情報量が多すぎて理解できん!!」
国王が怒号を上げた。
「整理しろ! まずソフィエ嬢はどうした! 連れ戻せたのか!?」
「無理だよ! あそこには魔王がいるんだ! アレクシスだよ! あの氷の公爵が、ピンクのジャージ着て鍬を振り回してくるんだよ! 勝てるわけないじゃないか!」
「……公爵が、ジャージで、鍬?」
国王は遠い目をした。
自分の息子がついに精神を病んだと思ったらしい。
「嘘じゃないよ! それに、これを見てよ! ソフィエからの手紙だ!」
ジェラルドは、皺くちゃになった『請求書』を差し出した。
宰相がそれを受け取り、恭しく国王に手渡す。
国王は片眼鏡をかけ、羊皮紙に目を通した。
「……む」
眉間の皺が深くなる。
「……ふむ」
顔色が青ざめていく。
「……ご、5億……!?」
「でしょ!? おかしいでしょ!? あいつ、金亡者になっちゃったんだよ!」
ジェラルドが喚くが、国王の手はワナワナと震えていた。
「ば、馬鹿者……! これは……正当な請求だ……!」
「えっ?」
「見ろ、この内訳を。『未払い残業代:金貨3000枚』『深夜労働割増分:金貨2000枚』『精神的苦痛による慰謝料』……すべて、労働法に基づいた完璧な計算式で算出されている。一銭の誤差もない……!」
国王は呻いた。
「しかも、添付書類に『業務日誌』の写しがついている。ここには、お前がいつ、どんな無茶振りをして、彼女が何時間働いたかが分刻みで記録されている……! これでは裁判になっても負けるぞ!」
「そ、そんなぁ……」
「さらに、ここだ。『現物支給の場合、北の鉱山開発権を要求する』とある」
国王は羊皮紙を叩きつけた。
「彼女は知っているのだ! 我々が現金を用意できないことを! そして、あの鉱山が、我が国の重要な資金源であることも! ここを奪われたら、我が国は経済的に死ぬ!」
「じゃあ、踏み倒せばいいじゃないですか」
ジェラルドが鼻をほじりながら言った。
その瞬間。
バァァァァン!!
謁見の間の扉が乱暴に開かれた。
「へ、陛下ぁぁぁぁ!! もう無理ですぅぅぅ!!」
飛び込んできたのは、目の下に隈を作り、髪を振り乱した財務大臣だった。
「どうした、騒々しい!」
「た、大変なんです! ソフィエ様がいなくなってから、予算の計算が合いません! 彼女独自の『超圧縮記帳法』が解読できず、どこに何を使えばいいのか誰もわからないんです!」
「なんだと!?」
「それに、隣国の商会から『ソフィエ様がいないなら取引停止だ』と連絡が! 物流が止まります!」
「陛下!!」
続いて、外務大臣が転がり込んできた。
「ガレリア帝国から『我が国の公爵に対する不敬罪』で宣戦布告寸前です! 『ジャージ姿を笑った詫びを入れろ』という意味不明な要求が!」
「へ、陛下!!」
さらに、宮廷料理長まで入ってきた。
「ソフィエ様秘伝の『王子の偏食対策レシピ』が紛失しました! 殿下がピーマンを食べてくれません!」
「知らんわそんなこと!!」
国王は絶叫した。
玉座から立ち上がり、頭を抱える。
「なぜだ……たった一人の小娘がいなくなっただけで、なぜ国が傾くのだ……!?」
「父上、大袈裟ですよ」
ジェラルドが呑気に言った。
「代わりなんていくらでもいるでしょう? そうだ、王立学園の首席を連れてくれば……」
「そいつは昨日、『ソフィエ様のいない職場なんてブラックすぎて死ねる』と言って辞表を出して逃亡したわ!!」
「えぇ……」
国王はガックリと項垂れた。
ようやく理解したのだ。
ソフィエ・フォン・ローゼンという存在が、単なる「婚約者」ではなく、この国の「中枢プロセッサ」そのものだったことに。
彼女は、王子の世話をしつつ、裏で国の行政、財政、外交の全てを円滑に回していた『影の宰相』だったのだ。
それを、あろうことか「可愛げがない」という理由で切り捨てた。
自分で自分の心臓をえぐり出したようなものだ。
「……詰んだ」
国王が呟いた。
「え?」
「詰んだのだ。金はない。人はいない。外交問題は爆発寸前。そして王子は……このザマだ」
国王は、未だに「僕の靴下~」と言っている息子を冷ややかな目で見下ろした。
「……ジェラルド」
「な、なに? 父上、目が怖いよ」
「お前が……お前が全ての元凶だ!!」
「ぎゃあ!!」
国王は笏(しゃく)を振り上げ、息子をポカポカと殴り始めた。
「痛い! 暴力反対! 父上、落ち着いて!」
「落ち着いていられるか! このままでは革命が起きる! いや、その前に国が破産する!」
「へ、陛下! 暴力はいけません!」
宰相が止めに入るが、その宰相も過労でフラフラだ。
「……こうなったら、手段は一つしかない」
国王は肩で息をしながら、乱れた王冠を直した。
「……手段?」
ジェラルドが涙目で尋ねる。
「そうだ。プライドもへったくれもない。私が……国王である私が、直接出向く」
「ええっ!? 父上が!?」
「そうだ。そして、ソフィエ嬢に土下座をしてでも戻ってきてもらうのだ。国王の土下座なら、多少は心が動くだろう」
「で、でも、あそこにはアレクシスがいるよ? 殺されるよ?」
「……その時は、お前を盾にする」
「ひどい!!」
「準備だ! 馬車を出せ! 一番速いやつだ! 手土産も忘れるな! ソフィエ嬢の好きな……なんだ、彼女は何が好きなんだ!?」
謁見の間が静まり返る。
誰も、ソフィエの趣味嗜好を知らなかったのだ。
彼女が何を食べ、何を好み、何に笑うのか。
誰も興味を持っていなかった。
ただ「便利だから」という理由だけで使っていたツケが、ここに来て最悪の形で回ってきた。
「……わからん」
国王が呆然と呟く。
「誰も……知らんのか……?」
「……たしか、書類整理がお好きだったような……」
財務大臣が自信なさげに言う。
「手土産に書類を持って行ってどうする! 『仕事あげるから戻ってきて』なんて言ったら殺されるぞ!」
「あ! そういえば!」
ジェラルドが手を挙げた。
「彼女、『星』が好きだと言っていた気がする!」
「星?」
「ああ。『流れ星に、殿下との破局を願っていた』と言っていたからな!」
「それは嫌味だ気づけ馬鹿者!!」
結局。
王宮の賢い大人たちは、半日かけて会議をした結果、『最高級の紅茶葉』と『白紙の小切手』、そして『国王の土下座』という三点セットを持っていくことに決めた。
だが、彼らは知らなかった。
ソフィエは今、そんなものよりも遥かに価値のあるもの――『心からの信頼』と『温かい食卓』を手に入れていることを。
今更、金や権力をチラつかせたところで、彼女の心は1ミリも動かないことを。
***
一方、北の別邸。
「ハックション!」
私は盛大にくしゃみをした。
「……風邪か?」
アレクシス公爵が、心配そうに私の肩にショールをかけてくれる。
「いえ、誰かが私の噂をしているようです。たぶん、王宮あたりで」
「……あいつらか。まだ懲りていないようだな」
「でしょうね。そろそろ『ラスボス(国王)』が出てくる頃合いかと」
私は予言者のように呟いた。
「まあ、誰が来ようと返り討ちにするだけですけど」
「頼もしいな」
「それよりアレクシス様、今日は領地の視察に行きましょう」
「視察?」
「はい。貴方の治めるガレリア側の領地です。婚約者として、将来の住処を見ておきたいので」
「……!」
アレクシス公爵の表情が、パァッと明るくなった(当社比)。
「……俺の、国へ……?」
「はい。嫌ですか?」
「嫌なわけがあるか。歓迎する。……だが」
彼は少し言い淀んだ。
「俺の城は……ここ以上に殺風景だぞ。氷の城と呼ばれているくらいだ」
「あら、リフォームのしがいがありますね」
私が笑うと、彼もつられて口元を緩めた。
「そうか。……なら、行こう。俺の世界を、お前に見せたい」
こうして私たちは、王宮が大混乱に陥っているのを尻目に、初めての『国境越えデート』へと出発することになった。
そこには、王宮のドロドロした政治とは無縁の、厳しくも美しい景色と、新たな出会いが待っていた。
王宮の謁見の間。
厳粛なはずのその場所は、3歳児のような泣き声を上げる第一王子、ジェラルドによって保育園と化していた。
玉座に座る国王、オルランド3世は、こめかみに青筋を浮かべて震えている。
「……ジェラルド。貴様、何をしに行ったのだ」
「ソフィエを迎えに行ったんだよ! なのに、あいつ、僕を『不潔』扱いして! しかも隣国の公爵とよろしくやってて! ミーナもペットになってて!」
「情報量が多すぎて理解できん!!」
国王が怒号を上げた。
「整理しろ! まずソフィエ嬢はどうした! 連れ戻せたのか!?」
「無理だよ! あそこには魔王がいるんだ! アレクシスだよ! あの氷の公爵が、ピンクのジャージ着て鍬を振り回してくるんだよ! 勝てるわけないじゃないか!」
「……公爵が、ジャージで、鍬?」
国王は遠い目をした。
自分の息子がついに精神を病んだと思ったらしい。
「嘘じゃないよ! それに、これを見てよ! ソフィエからの手紙だ!」
ジェラルドは、皺くちゃになった『請求書』を差し出した。
宰相がそれを受け取り、恭しく国王に手渡す。
国王は片眼鏡をかけ、羊皮紙に目を通した。
「……む」
眉間の皺が深くなる。
「……ふむ」
顔色が青ざめていく。
「……ご、5億……!?」
「でしょ!? おかしいでしょ!? あいつ、金亡者になっちゃったんだよ!」
ジェラルドが喚くが、国王の手はワナワナと震えていた。
「ば、馬鹿者……! これは……正当な請求だ……!」
「えっ?」
「見ろ、この内訳を。『未払い残業代:金貨3000枚』『深夜労働割増分:金貨2000枚』『精神的苦痛による慰謝料』……すべて、労働法に基づいた完璧な計算式で算出されている。一銭の誤差もない……!」
国王は呻いた。
「しかも、添付書類に『業務日誌』の写しがついている。ここには、お前がいつ、どんな無茶振りをして、彼女が何時間働いたかが分刻みで記録されている……! これでは裁判になっても負けるぞ!」
「そ、そんなぁ……」
「さらに、ここだ。『現物支給の場合、北の鉱山開発権を要求する』とある」
国王は羊皮紙を叩きつけた。
「彼女は知っているのだ! 我々が現金を用意できないことを! そして、あの鉱山が、我が国の重要な資金源であることも! ここを奪われたら、我が国は経済的に死ぬ!」
「じゃあ、踏み倒せばいいじゃないですか」
ジェラルドが鼻をほじりながら言った。
その瞬間。
バァァァァン!!
謁見の間の扉が乱暴に開かれた。
「へ、陛下ぁぁぁぁ!! もう無理ですぅぅぅ!!」
飛び込んできたのは、目の下に隈を作り、髪を振り乱した財務大臣だった。
「どうした、騒々しい!」
「た、大変なんです! ソフィエ様がいなくなってから、予算の計算が合いません! 彼女独自の『超圧縮記帳法』が解読できず、どこに何を使えばいいのか誰もわからないんです!」
「なんだと!?」
「それに、隣国の商会から『ソフィエ様がいないなら取引停止だ』と連絡が! 物流が止まります!」
「陛下!!」
続いて、外務大臣が転がり込んできた。
「ガレリア帝国から『我が国の公爵に対する不敬罪』で宣戦布告寸前です! 『ジャージ姿を笑った詫びを入れろ』という意味不明な要求が!」
「へ、陛下!!」
さらに、宮廷料理長まで入ってきた。
「ソフィエ様秘伝の『王子の偏食対策レシピ』が紛失しました! 殿下がピーマンを食べてくれません!」
「知らんわそんなこと!!」
国王は絶叫した。
玉座から立ち上がり、頭を抱える。
「なぜだ……たった一人の小娘がいなくなっただけで、なぜ国が傾くのだ……!?」
「父上、大袈裟ですよ」
ジェラルドが呑気に言った。
「代わりなんていくらでもいるでしょう? そうだ、王立学園の首席を連れてくれば……」
「そいつは昨日、『ソフィエ様のいない職場なんてブラックすぎて死ねる』と言って辞表を出して逃亡したわ!!」
「えぇ……」
国王はガックリと項垂れた。
ようやく理解したのだ。
ソフィエ・フォン・ローゼンという存在が、単なる「婚約者」ではなく、この国の「中枢プロセッサ」そのものだったことに。
彼女は、王子の世話をしつつ、裏で国の行政、財政、外交の全てを円滑に回していた『影の宰相』だったのだ。
それを、あろうことか「可愛げがない」という理由で切り捨てた。
自分で自分の心臓をえぐり出したようなものだ。
「……詰んだ」
国王が呟いた。
「え?」
「詰んだのだ。金はない。人はいない。外交問題は爆発寸前。そして王子は……このザマだ」
国王は、未だに「僕の靴下~」と言っている息子を冷ややかな目で見下ろした。
「……ジェラルド」
「な、なに? 父上、目が怖いよ」
「お前が……お前が全ての元凶だ!!」
「ぎゃあ!!」
国王は笏(しゃく)を振り上げ、息子をポカポカと殴り始めた。
「痛い! 暴力反対! 父上、落ち着いて!」
「落ち着いていられるか! このままでは革命が起きる! いや、その前に国が破産する!」
「へ、陛下! 暴力はいけません!」
宰相が止めに入るが、その宰相も過労でフラフラだ。
「……こうなったら、手段は一つしかない」
国王は肩で息をしながら、乱れた王冠を直した。
「……手段?」
ジェラルドが涙目で尋ねる。
「そうだ。プライドもへったくれもない。私が……国王である私が、直接出向く」
「ええっ!? 父上が!?」
「そうだ。そして、ソフィエ嬢に土下座をしてでも戻ってきてもらうのだ。国王の土下座なら、多少は心が動くだろう」
「で、でも、あそこにはアレクシスがいるよ? 殺されるよ?」
「……その時は、お前を盾にする」
「ひどい!!」
「準備だ! 馬車を出せ! 一番速いやつだ! 手土産も忘れるな! ソフィエ嬢の好きな……なんだ、彼女は何が好きなんだ!?」
謁見の間が静まり返る。
誰も、ソフィエの趣味嗜好を知らなかったのだ。
彼女が何を食べ、何を好み、何に笑うのか。
誰も興味を持っていなかった。
ただ「便利だから」という理由だけで使っていたツケが、ここに来て最悪の形で回ってきた。
「……わからん」
国王が呆然と呟く。
「誰も……知らんのか……?」
「……たしか、書類整理がお好きだったような……」
財務大臣が自信なさげに言う。
「手土産に書類を持って行ってどうする! 『仕事あげるから戻ってきて』なんて言ったら殺されるぞ!」
「あ! そういえば!」
ジェラルドが手を挙げた。
「彼女、『星』が好きだと言っていた気がする!」
「星?」
「ああ。『流れ星に、殿下との破局を願っていた』と言っていたからな!」
「それは嫌味だ気づけ馬鹿者!!」
結局。
王宮の賢い大人たちは、半日かけて会議をした結果、『最高級の紅茶葉』と『白紙の小切手』、そして『国王の土下座』という三点セットを持っていくことに決めた。
だが、彼らは知らなかった。
ソフィエは今、そんなものよりも遥かに価値のあるもの――『心からの信頼』と『温かい食卓』を手に入れていることを。
今更、金や権力をチラつかせたところで、彼女の心は1ミリも動かないことを。
***
一方、北の別邸。
「ハックション!」
私は盛大にくしゃみをした。
「……風邪か?」
アレクシス公爵が、心配そうに私の肩にショールをかけてくれる。
「いえ、誰かが私の噂をしているようです。たぶん、王宮あたりで」
「……あいつらか。まだ懲りていないようだな」
「でしょうね。そろそろ『ラスボス(国王)』が出てくる頃合いかと」
私は予言者のように呟いた。
「まあ、誰が来ようと返り討ちにするだけですけど」
「頼もしいな」
「それよりアレクシス様、今日は領地の視察に行きましょう」
「視察?」
「はい。貴方の治めるガレリア側の領地です。婚約者として、将来の住処を見ておきたいので」
「……!」
アレクシス公爵の表情が、パァッと明るくなった(当社比)。
「……俺の、国へ……?」
「はい。嫌ですか?」
「嫌なわけがあるか。歓迎する。……だが」
彼は少し言い淀んだ。
「俺の城は……ここ以上に殺風景だぞ。氷の城と呼ばれているくらいだ」
「あら、リフォームのしがいがありますね」
私が笑うと、彼もつられて口元を緩めた。
「そうか。……なら、行こう。俺の世界を、お前に見せたい」
こうして私たちは、王宮が大混乱に陥っているのを尻目に、初めての『国境越えデート』へと出発することになった。
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