9 / 28
9
「……はぁ。なんて素晴らしい光景なのかしら」
私は宰相執務室の窓辺で、優雅に紅茶を啜りながら、扇の陰でニヤニヤしていた。
執務室は王城の中でも高い位置にあり、窓からは中庭が一望できる。
そしてその中庭では今、エリック殿下とルーカス様が、汗だくになりながら騎士団の合同訓練を行っているのだ。
(ああ、見て。あの殿下の熱い眼差し! ルーカス様が少しでも危険な動きをすると、すぐに飛び出して庇おうとする! これは『無意識下の独占欲』! そしてルーカス様は、それを承知で殿下の背中を預けるという、絶対的な『信頼の証』!)
「訓練中の激しい視線プレイ……いいわ。この緊張感、最高に熟れてるわ!」
私は手のひらサイズのメモ帳に、今日の妄想ポイントをサラサラと書きつけていく。
まさか、婚約破棄された後の人生が、こんなにも推し活特等席に恵まれるとは。キース閣下には感謝しかない。
「アイビー」
背後から、冷蔵庫のような冷たい声がした。
「はい、閣下!」
私はハッと背筋を伸ばし、慌ててメモ帳をポケットに隠した。
キース閣下は巨大な執務机の前に座り、眉間に皺を寄せながら書類の山と格闘している。
「一時間ほど、王太子の動向を観察させていたが、何か特筆すべき『異常な関係性』は見つかったか?」
「え、異常な関係性……」
(異常な関係性しかないけど、それをそのまま報告したら地下牢行きね)
私は頭をフル回転させ、妄想を「諜報活動の報告」という名のオブラートで包んだ。
「恐れながら報告いたします、閣下。観察結果、殿下のルーカス様への『精神的依存度の高まり』が確認されました」
「ほう?」
閣下が眼鏡越しに私を鋭く見つめる。
「具体的に説明しろ」
「はい。先程の訓練中、殿下は他の騎士との模擬戦では余裕を見せていましたが、ルーカス様との組手になった途端、『無防備な背中』を晒す頻度が増しました」
私は扇子で口元を隠し、続けた。
「これは、殿下が『私の背中は騎士が守ってくれる』と、主従愛を超えた『絶対的な信頼』を置いている証拠です。同時に、騎士様もまた、その『無意識下の庇護欲』を満たすことで、殿下への『無言の契約』を成立させているものと分析されます」
「無言の契約……」
閣下は顎に手を当て、深く考え込むような仕草をした。
(よし、分かったフリしてる! 「依存」「契約」という言葉が、宰相の琴線に触れたのね!)
「つまり、彼らの間の結束は、一般的な主従関係の範疇を超え、国の未来にとって予測不能な……」
「盤石、ということか」
閣下が私の言葉を遮った。
「結束の強固さは良い。しかし、『無防備な背中』か。……エリックは昔から詰めが甘いと思っていたが。お前のその『危機管理能力』、評価する」
「あ、ありがとうございます!」
(危機管理能力じゃない、萌え管理能力です!)
「引き続き、その『異常なまでの洞察力』で、王太子の心の隙を洗い出せ。国の安全は、お前の能力にかかっている」
「へへーっ! お任せください!」
私は胸を張って答えた。こんなに推し活を褒められたのは初めてだ。
その時、執務室のドアが控えめにノックされた。
「兄上、いるかい? 少し相談が……」
エリック殿下が入室してきた。
彼は書類を持っていたが、アイビーの姿を認めると動きが止まった。
「アイビー!? 君、なぜ兄上の執務室に?」
「私は閣下の新しい補佐官になりましたの、殿下」
「補佐官? へえ。……兄上、アイビーの趣味が移ったの? 面白い人を囲い込むのは」
「何を馬鹿なことを」
キース閣下は即座に否定した。
「彼女は私の部下だ。貴様のような生ぬるい男に、才能を無駄にさせるわけにはいかん」
「……生ぬるい、か」
殿下は少し不満そうな顔をしたが、すぐに笑顔に戻った。
「まあいいや。でもアイビーがいるなら丁度いい。僕の新しい休日の過ごし方について、君の『斬新なアイデア』を聞かせてくれないか?」
「お任せを! ルーカス様と二人きりでできる、心ときめく過ごし方を……」
私が前のめりになった瞬間、キース閣下の手が、私の頭を押さえつけた。
「静かにしろ、補佐官。貴様は私のもとで、公務に徹するのだ」
殿下とミシェル嬢の間に挟まれ、そして今、キース閣下の手の中にいる。
(ああ……私をめぐる三つ巴の戦い! これも尊い!)
私は脳内で激しく興奮したが、体はキース閣下に押さえつけられたままだ。
「……話は以上だ、エリック。相談は後だ」
キース閣下は殿下を追い払い、ドアが閉まる音を確認してから、私から手を離した。
「まったく。王太子の軽率な接触にいちいち動揺するな。貴様は私の命令にのみ従え」
「承知いたしました」
私は平静を装ったが、頭上から降ってきた閣下の体温と匂いに、内心ドキドキが止まらなかった。
「さて、アイビー。早速だが、次の任務だ」
閣下は一枚の書類を私に差し出した。
「来週、王族は避暑地で一週間の休暇に入る。エリックはルーカスを伴うだろう。貴様も同行しろ」
「避暑地……!?」
私は目を見開いた。
水着!海!夜の砂浜!
「そこで、王太子の行動を『徹底的に分析』し、報告書を提出せよ。これは私の個人的な命令だ」
閣下の瞳が、私を射抜く。
「……拒否権はない。貴様は私の『お気に入り』の部下になったのだからな」
「喜んで!」
私は即座に返事をした。
(このイベントは、推しカプ観察における最大のビッグイベント!)
「閣下……! この任務、命に代えても成功させます!」
私は熱意を持って宣言し、妄想に意識を奪われるのだった。
私は宰相執務室の窓辺で、優雅に紅茶を啜りながら、扇の陰でニヤニヤしていた。
執務室は王城の中でも高い位置にあり、窓からは中庭が一望できる。
そしてその中庭では今、エリック殿下とルーカス様が、汗だくになりながら騎士団の合同訓練を行っているのだ。
(ああ、見て。あの殿下の熱い眼差し! ルーカス様が少しでも危険な動きをすると、すぐに飛び出して庇おうとする! これは『無意識下の独占欲』! そしてルーカス様は、それを承知で殿下の背中を預けるという、絶対的な『信頼の証』!)
「訓練中の激しい視線プレイ……いいわ。この緊張感、最高に熟れてるわ!」
私は手のひらサイズのメモ帳に、今日の妄想ポイントをサラサラと書きつけていく。
まさか、婚約破棄された後の人生が、こんなにも推し活特等席に恵まれるとは。キース閣下には感謝しかない。
「アイビー」
背後から、冷蔵庫のような冷たい声がした。
「はい、閣下!」
私はハッと背筋を伸ばし、慌ててメモ帳をポケットに隠した。
キース閣下は巨大な執務机の前に座り、眉間に皺を寄せながら書類の山と格闘している。
「一時間ほど、王太子の動向を観察させていたが、何か特筆すべき『異常な関係性』は見つかったか?」
「え、異常な関係性……」
(異常な関係性しかないけど、それをそのまま報告したら地下牢行きね)
私は頭をフル回転させ、妄想を「諜報活動の報告」という名のオブラートで包んだ。
「恐れながら報告いたします、閣下。観察結果、殿下のルーカス様への『精神的依存度の高まり』が確認されました」
「ほう?」
閣下が眼鏡越しに私を鋭く見つめる。
「具体的に説明しろ」
「はい。先程の訓練中、殿下は他の騎士との模擬戦では余裕を見せていましたが、ルーカス様との組手になった途端、『無防備な背中』を晒す頻度が増しました」
私は扇子で口元を隠し、続けた。
「これは、殿下が『私の背中は騎士が守ってくれる』と、主従愛を超えた『絶対的な信頼』を置いている証拠です。同時に、騎士様もまた、その『無意識下の庇護欲』を満たすことで、殿下への『無言の契約』を成立させているものと分析されます」
「無言の契約……」
閣下は顎に手を当て、深く考え込むような仕草をした。
(よし、分かったフリしてる! 「依存」「契約」という言葉が、宰相の琴線に触れたのね!)
「つまり、彼らの間の結束は、一般的な主従関係の範疇を超え、国の未来にとって予測不能な……」
「盤石、ということか」
閣下が私の言葉を遮った。
「結束の強固さは良い。しかし、『無防備な背中』か。……エリックは昔から詰めが甘いと思っていたが。お前のその『危機管理能力』、評価する」
「あ、ありがとうございます!」
(危機管理能力じゃない、萌え管理能力です!)
「引き続き、その『異常なまでの洞察力』で、王太子の心の隙を洗い出せ。国の安全は、お前の能力にかかっている」
「へへーっ! お任せください!」
私は胸を張って答えた。こんなに推し活を褒められたのは初めてだ。
その時、執務室のドアが控えめにノックされた。
「兄上、いるかい? 少し相談が……」
エリック殿下が入室してきた。
彼は書類を持っていたが、アイビーの姿を認めると動きが止まった。
「アイビー!? 君、なぜ兄上の執務室に?」
「私は閣下の新しい補佐官になりましたの、殿下」
「補佐官? へえ。……兄上、アイビーの趣味が移ったの? 面白い人を囲い込むのは」
「何を馬鹿なことを」
キース閣下は即座に否定した。
「彼女は私の部下だ。貴様のような生ぬるい男に、才能を無駄にさせるわけにはいかん」
「……生ぬるい、か」
殿下は少し不満そうな顔をしたが、すぐに笑顔に戻った。
「まあいいや。でもアイビーがいるなら丁度いい。僕の新しい休日の過ごし方について、君の『斬新なアイデア』を聞かせてくれないか?」
「お任せを! ルーカス様と二人きりでできる、心ときめく過ごし方を……」
私が前のめりになった瞬間、キース閣下の手が、私の頭を押さえつけた。
「静かにしろ、補佐官。貴様は私のもとで、公務に徹するのだ」
殿下とミシェル嬢の間に挟まれ、そして今、キース閣下の手の中にいる。
(ああ……私をめぐる三つ巴の戦い! これも尊い!)
私は脳内で激しく興奮したが、体はキース閣下に押さえつけられたままだ。
「……話は以上だ、エリック。相談は後だ」
キース閣下は殿下を追い払い、ドアが閉まる音を確認してから、私から手を離した。
「まったく。王太子の軽率な接触にいちいち動揺するな。貴様は私の命令にのみ従え」
「承知いたしました」
私は平静を装ったが、頭上から降ってきた閣下の体温と匂いに、内心ドキドキが止まらなかった。
「さて、アイビー。早速だが、次の任務だ」
閣下は一枚の書類を私に差し出した。
「来週、王族は避暑地で一週間の休暇に入る。エリックはルーカスを伴うだろう。貴様も同行しろ」
「避暑地……!?」
私は目を見開いた。
水着!海!夜の砂浜!
「そこで、王太子の行動を『徹底的に分析』し、報告書を提出せよ。これは私の個人的な命令だ」
閣下の瞳が、私を射抜く。
「……拒否権はない。貴様は私の『お気に入り』の部下になったのだからな」
「喜んで!」
私は即座に返事をした。
(このイベントは、推しカプ観察における最大のビッグイベント!)
「閣下……! この任務、命に代えても成功させます!」
私は熱意を持って宣言し、妄想に意識を奪われるのだった。
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています
かきんとう
恋愛
王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。
磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。
その中心に、私は立っていた。
――今日、この瞬間のために。
「エレノア・フォン・リーベルト嬢」
高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。
誘拐された公爵令嬢ですが、なぜか皇帝に溺愛されています』
富士山麓
恋愛
舞踏会で王太子から婚約破棄を告げられそうになった瞬間――
目の前に現れたのは、馬に乗った仮面の皇帝だった。
そのまま攫われた公爵令嬢ビアンキーナは、誘拐されたはずなのに超VIP待遇。
一方、助けようともしなかった王太子は「無能」と嘲笑され、静かに失墜していく。
選ばれる側から、選ぶ側へ。
これは、誰も断罪せず、すべてを終わらせた令嬢の物語。
政略結婚のはずが、完璧公爵の溺愛が子リス系令嬢を解き放ちました
宮野夏樹
恋愛
「冷徹」と噂されるヴァレリオ公爵ジュリアンと、淑女らしからぬ「男前」な本性を隠すリシェル伯爵令嬢。
政略結婚で結ばれた二人は、すれ違うばかりの初夜を過ごし、互いの距離は開く一方だった。
だが、ある秘密の趣味が露見したことで、完璧な公爵の仮面が剥がれ落ち、リシェルへの底なしの溺愛が止まらなくなる! 完璧主義の公爵が、リシェルを「可愛いもの」と認識した瞬間から、公爵邸は甘く蕩けるような空気に包まれる。
一方、執拗な嫌がらせを繰り返す邪魔な存在、シャルロッテの出現。
しかし、ジュリアンは「俺の可愛い妻を傷つける者は、決して許さない」と、その絶対的な愛と庇護で全てを排除。
そして、リシェルの長年のコンプレックスだった「男前」な本性も、ジュリアンの愛によって全て肯定され、真の幸福を掴む。
完璧公爵の強すぎる愛で、政略結婚から始まる「愛され新婚生活」は、予想もしない甘さで満たされていく——。
※以前投稿したものの修正版です。
読みやすさを重視しています。
おかげさまで、先行公開サイトにて累計100,000PVを突破いたしました!
感謝を込めて、記念の番外編をお届けします。
本日、改稿版もこれにて完結となります。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
節目には、達成祝いの話を投稿しますので、これからもヴァレリオ公爵家を温かく見守っていただけると幸いです。
竜喚び聖女は捨てられた竜騎士を救いたい!
待鳥園子
恋愛
喚んでも来ない竜を一年ほど待ち続けて、それが原因で婚約者にも捨てられた竜騎士ジェイド・ロンバルディ。
そんな彼の竜を喚ぶことが出来れば『竜喚び聖女』を辞めて良いという約束を取り付けたラヴィ二アは、なんとか喚び出すために双方とも服を脱ぎ接触面を増やし、自らの竜喚びの能力を高めたいとジェイドに提案する。
しかし、真面目で堅物な竜騎士ジェイドは、これをすぐには無理と拒否。二人の目的のためにはどうしてもこれが必要だと、聖女を辞めたいラヴィ二アは、なんとか彼を説得しようとするのだが……。
普通の貴族令嬢に戻りたい訳ありセクハラ聖女と真面目堅物な不憫竜騎士の脱ぐか脱がないかのギリギリ攻防戦ラブコメ。
すみっこ婚約破棄同盟〜王子様による婚約破棄のすみっこで〜
まりー
恋愛
ある夜会で王子とその側近達の婚約破棄が行われた。腕に恋人をぶら下げて。所謂、王道断罪劇である。
でもこのお話の主役は麗しのヒロインでも、キラキラ王子でも、学園一の秀才や騎士団期待のホープでもない。これは王道のすみっこで行われた、弱小貴族と商人の子息たちの婚約破棄のお話である。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
「もう俺ら、恋なんてしない!」と言う小学生の息子の話を参考に書きました。登場人物の男子たちの頭は小学生レベルだと思って読んでください。
望まぬ結婚をさせられた私のもとに、死んだはずの護衛騎士が帰ってきました~不遇令嬢が世界一幸せな花嫁になるまで
越智屋ノマ
恋愛
「君を愛することはない」で始まった不遇な結婚――。
国王の命令でクラーヴァル公爵家へと嫁いだ伯爵令嬢ヴィオラ。しかし夫のルシウスに愛されることはなく、毎日つらい仕打ちを受けていた。
孤独に耐えるヴィオラにとって唯一の救いは、護衛騎士エデン・アーヴィスと過ごした日々の思い出だった。エデンは強くて誠実で、いつもヴィオラを守ってくれた……でも、彼はもういない。この国を襲った『災禍の竜』と相打ちになって、3年前に戦死してしまったのだから。
ある日、参加した夜会の席でヴィオラは窮地に立たされる。その夜会は夫の愛人が主催するもので、夫と結託してヴィオラを陥れようとしていたのだ。誰に救いを求めることもできず、絶体絶命の彼女を救ったのは――?
(……私の体が、勝手に動いている!?)
「地獄で悔いろ、下郎が。このエデン・アーヴィスの目の黒いうちは、ヴィオラ様に指一本触れさせはしない!」
死んだはずのエデンの魂が、ヴィオラの体に乗り移っていた!?
――これは、望まぬ結婚をさせられた伯爵令嬢ヴィオラと、死んだはずの護衛騎士エデンのふしぎな恋の物語。理不尽な夫になんて、もう絶対に負けません!!
虐げられた伯爵令嬢は獅子公爵様に愛される
高福あさひ
恋愛
リリム王国辺境伯エインズワース伯爵家の長女、ユーニス・エインズワース。伯爵令嬢であるはずなのに、生活は使用人以下で、まともに育てられたことはない。それでも心優しく強かに育った彼女は、ある日、隣国との国境である森で二人の怪我をした男性を見つけて……?※不定期更新です。2024/5/14、18話が抜けていたため追加しました。
【2024/9/25 追記】
次回34話以降は10/30より、他サイト様と同時の更新予定です。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。