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【月光】虎視眈々
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コンクリートの森、ネオンの光をかき分けて月下は鼻につくディウスの匂いに近づく。女性の肩を勢いよく掴み声をかける。女性は驚き、その手を振り払い人混みをかき分けて逃げる。月下はその女性を短距離で先回りする。女性は人混みを抜けると月下が追ってきていないことを確認してそのまま目的地まで歩き始めるが、前を見てなかったため人にぶつかる。
「お前、薬を買ったな?」
それは、先ほど巻いたはずの月下だった。女性はまた逃げようとするが月下はステップを踏み、女性の行く手に立ちふさがる。
「あ、あなた何なんですか……もしかして、270さんの妨害……」
「囚人に知り合いはいないな……それより三本目を使ったか?使ってないのなら私に渡せ。今ならまだ引き返せる。」
「270さんの知り合いじゃない……だったらあなた、一体何者なんですか?私はこのゲームで母さんにお金を仕送るんだ。」
女性は懐から注射器を出すとそのまま首元へ刺し中身を注入する。月下はその行動を止められず、女性の熱擦蒸気爆発に吹き飛ばされる。熱擦蒸気からは全身を特徴的な鱗で覆われたディウスが出てくる。
「三本目を使ってしまったな…」
月下はベルトを腰に巻くと注射器をバックルにセットし歩きながらバックルを閉め突起を押し込む。
『ζώον』
「乂る。」
熱擦蒸気を振り払うと月下はそのまま走りウロコディウスへつかみかかる。
「こ、来ないで!」
ウロコディウスは月下の迫力に恐怖し縮こまってしまった。月下はそのままディウスの背中から心臓を貫こうとしたが、背中の強靭なウロコに阻まれて爪が弾かれてしまう。
「ウロコ、丸まる……アルマジロか……?」
哺乳類で唯一の鱗甲目がセンザンコウである。全身を鱗で覆っており、身の危険を感じると丸まって弱点である腹を守る。よくアルマジロと勘違いされるが、決定的な違いはウロコのつくりと防御力である。アルマジロは「皮骨」と呼ばれる小さな骨が集合して甲羅になっており”防御のみ”の役割をしている。人間が発砲して甲羅がそれと弾かれたという逸話のあるほど防御は申し分ないのだが、天敵であるジャガーの牙で時たま破壊されてしまうようだ。一方センザンコウのウロコは毛が変化したもので人の爪と同じケラチン質で綺麗に整列している。決定的な違いはセンザンコウは”防御しながら攻撃もできる”点である。ウロコは先がとがっており天敵のライオンが咬み付いてウロコをはがそうとしたら先がとがったウロコが口内を傷つけると言うものだ。防御の面ではどちらも”最強”だがセンザンコウが一枚上手な生物と言える。
丸まったセンザンコウディウスはそのまま防御の姿勢をとり、月下の攻撃をしのぐ。月下は女性がアルマジロのディウスだと思いそのまま攻撃を続ける。センザンコウディウスは月下の幾度目かの攻撃の時に全身に力を込める。するとウロコが立ち上がりとがったウロコが月下の拳を襲う。いや、月下が自ら飛び込む。月下の拳は見事ウロコへ刺さり拳は鮮血に染まる。
「こいつ……アルマジロじゃないな……なんだ…松ぼっくりか……?」
赤い拳を見つめる月下のセンザンコウディウスは防御体勢を崩し勢いよく後ろを振り向く。月下は逃げるのかと走る体勢に入った瞬間……
ブォン。
横からの衝撃。そのまま飛ばされるとガラス張りのビルへ突っ込んだ。ガラスの破片を振り払うと先ほど当たった箇所に痛みが走る。手で触れてみてみるとじんわりと出血している。
「松ぼっくりでもなさそうだな……」
致命傷ではないものの、攻撃を受け続けていると体力と血を大幅に失い相手が殺し初心者でも簡単に形勢逆転を許してしまうだろう。視線を戻すとセンザンコウディウスはすでに月下の目の前に着ておりその爪を前に突き出して突進してきている。月下はその攻撃を避けて、距離を取る。
「さて、どうするか……弱点はどう考えても腹だよな……」
「……ふん!!」
センザンコウディウスは月下に考える暇を与えずに連続で攻撃を続ける。
「ふん!……ふん……ふん!!」
「はぁ…勿体ないな…」
月下はセンザンコウディウスの攻撃を躱し、センザンコウディウスのスタミナを削っていく。だんだんと肩で息を始めるセンザンコウディウスはそれでも攻撃の手を止めない。その様子に月下は大きくため息をつき、ベルトの突起を押し込みエネルギーを充填する。
『EXECUTION』
腕にエネルギーが溜り切ると、月下はそのまま隙を伺いセンザンコウディウスの幾度目かの拳を受け止め、エネルギーが充填した腕でがら空きになったセンザンコウディウスの腹部へ思い切り拳をぶつける。辺りには爆発による煙が充満し、煙が晴れると月下は困惑した。センザンコウディウスは息をしており誰かが月下の拳を受け止めている。
「はぁ、一般人も参加している「ゲーム」の首謀者っていうのはお前か?」
月下の拳を受け止めているのは、巻貝の頭を持つ黒いディウスだった。鉄のように黒い手は掴んでいる月下の手を捻りセンザンコウディウスから離れるように投げる。何が起こったか分かっていないセンザンコウディウスは巻貝ディウスと目が合う。巻貝ディウスは顎で逃げるようにうながすとセンザンコウディウスは巻貝ディウスに会釈しながら路地裏へと消えていった。巻貝ディウスは背後に迫っていた月下の拳を再び受け止める。
「貴様、何者だ?」
「……処刑人だ。」
巻貝ディウスはそういうと腰につけている黒い筒を繋げていき一本の棒を作る。月下はその棒からかすかに香る海水の匂いを感じ取るも意味が分からず拳を固める。
「処刑人……か。お前、OWLという製薬会社を知っているか?」
「あぁ、有名だからな……」
「…………説明を誤ったな……OWLがバケモノになる薬を売りさばいているのは知っているか?」
「あぁ、知っているとも……私もそこに所属している。」
月下は表情を歪めて爪を手のひらに食い込ませる。
「OWL……所属か……情報を吐いて死んでもらうか……」
巻貝ディウスは月下のその言葉を聞くと思い出したような様子で棒を地面と垂直にする。
「君はもしや、月下 琥珀か?」
「知っているのなら好都合。さぁ……情報を吐いて死ね。」
『EXECUTION』
月下はいきなりエネルギーを拳に充填させて巻貝ディウスと一気に距離を詰めて打撃を繰り出す。再び爆発すると巻貝ディウスは海水の匂いのする棒で防御しており巻貝ディウスからは黄色い汗がにじんでいる。やがて棒と黄色い汗が反応し、そこに小さな龍可撤が出てくる。月下はそんなことはお構いなしに突起を何度も押しエネルギーを足や拳に充填し巻貝ディウスへ繰り出す。
『EXECUTION』
『EXECUTION』
『EXECUTION』
『EXECUTION』
『EXECUTION』
巻貝ディウスはそのことごとくを防御していき静かに武器を生成している。月下の幾度目かのエネルギー充填。巻貝ディウスは月下と動きを合わせて何かを振り回しながら月下と距離を詰めた。
『EXECUTION』
「くどい。」
エネルギーを充填した拳が分厚い鉄に阻まれ弾かれた。月下は距離を取ると巻貝ディウスの持つ武器に驚く。
「いつ出したその『大鎌。」
「スケ―リーフット…ウロコフネタマガイでもいいな……聞いたことないか?」
大鎌を振り回しスケーリーディウスは腕に着いた硫化鉄を使って作り出した硫化鉄の大鎌の手入れをした。
続く。
「お前、薬を買ったな?」
それは、先ほど巻いたはずの月下だった。女性はまた逃げようとするが月下はステップを踏み、女性の行く手に立ちふさがる。
「あ、あなた何なんですか……もしかして、270さんの妨害……」
「囚人に知り合いはいないな……それより三本目を使ったか?使ってないのなら私に渡せ。今ならまだ引き返せる。」
「270さんの知り合いじゃない……だったらあなた、一体何者なんですか?私はこのゲームで母さんにお金を仕送るんだ。」
女性は懐から注射器を出すとそのまま首元へ刺し中身を注入する。月下はその行動を止められず、女性の熱擦蒸気爆発に吹き飛ばされる。熱擦蒸気からは全身を特徴的な鱗で覆われたディウスが出てくる。
「三本目を使ってしまったな…」
月下はベルトを腰に巻くと注射器をバックルにセットし歩きながらバックルを閉め突起を押し込む。
『ζώον』
「乂る。」
熱擦蒸気を振り払うと月下はそのまま走りウロコディウスへつかみかかる。
「こ、来ないで!」
ウロコディウスは月下の迫力に恐怖し縮こまってしまった。月下はそのままディウスの背中から心臓を貫こうとしたが、背中の強靭なウロコに阻まれて爪が弾かれてしまう。
「ウロコ、丸まる……アルマジロか……?」
哺乳類で唯一の鱗甲目がセンザンコウである。全身を鱗で覆っており、身の危険を感じると丸まって弱点である腹を守る。よくアルマジロと勘違いされるが、決定的な違いはウロコのつくりと防御力である。アルマジロは「皮骨」と呼ばれる小さな骨が集合して甲羅になっており”防御のみ”の役割をしている。人間が発砲して甲羅がそれと弾かれたという逸話のあるほど防御は申し分ないのだが、天敵であるジャガーの牙で時たま破壊されてしまうようだ。一方センザンコウのウロコは毛が変化したもので人の爪と同じケラチン質で綺麗に整列している。決定的な違いはセンザンコウは”防御しながら攻撃もできる”点である。ウロコは先がとがっており天敵のライオンが咬み付いてウロコをはがそうとしたら先がとがったウロコが口内を傷つけると言うものだ。防御の面ではどちらも”最強”だがセンザンコウが一枚上手な生物と言える。
丸まったセンザンコウディウスはそのまま防御の姿勢をとり、月下の攻撃をしのぐ。月下は女性がアルマジロのディウスだと思いそのまま攻撃を続ける。センザンコウディウスは月下の幾度目かの攻撃の時に全身に力を込める。するとウロコが立ち上がりとがったウロコが月下の拳を襲う。いや、月下が自ら飛び込む。月下の拳は見事ウロコへ刺さり拳は鮮血に染まる。
「こいつ……アルマジロじゃないな……なんだ…松ぼっくりか……?」
赤い拳を見つめる月下のセンザンコウディウスは防御体勢を崩し勢いよく後ろを振り向く。月下は逃げるのかと走る体勢に入った瞬間……
ブォン。
横からの衝撃。そのまま飛ばされるとガラス張りのビルへ突っ込んだ。ガラスの破片を振り払うと先ほど当たった箇所に痛みが走る。手で触れてみてみるとじんわりと出血している。
「松ぼっくりでもなさそうだな……」
致命傷ではないものの、攻撃を受け続けていると体力と血を大幅に失い相手が殺し初心者でも簡単に形勢逆転を許してしまうだろう。視線を戻すとセンザンコウディウスはすでに月下の目の前に着ておりその爪を前に突き出して突進してきている。月下はその攻撃を避けて、距離を取る。
「さて、どうするか……弱点はどう考えても腹だよな……」
「……ふん!!」
センザンコウディウスは月下に考える暇を与えずに連続で攻撃を続ける。
「ふん!……ふん……ふん!!」
「はぁ…勿体ないな…」
月下はセンザンコウディウスの攻撃を躱し、センザンコウディウスのスタミナを削っていく。だんだんと肩で息を始めるセンザンコウディウスはそれでも攻撃の手を止めない。その様子に月下は大きくため息をつき、ベルトの突起を押し込みエネルギーを充填する。
『EXECUTION』
腕にエネルギーが溜り切ると、月下はそのまま隙を伺いセンザンコウディウスの幾度目かの拳を受け止め、エネルギーが充填した腕でがら空きになったセンザンコウディウスの腹部へ思い切り拳をぶつける。辺りには爆発による煙が充満し、煙が晴れると月下は困惑した。センザンコウディウスは息をしており誰かが月下の拳を受け止めている。
「はぁ、一般人も参加している「ゲーム」の首謀者っていうのはお前か?」
月下の拳を受け止めているのは、巻貝の頭を持つ黒いディウスだった。鉄のように黒い手は掴んでいる月下の手を捻りセンザンコウディウスから離れるように投げる。何が起こったか分かっていないセンザンコウディウスは巻貝ディウスと目が合う。巻貝ディウスは顎で逃げるようにうながすとセンザンコウディウスは巻貝ディウスに会釈しながら路地裏へと消えていった。巻貝ディウスは背後に迫っていた月下の拳を再び受け止める。
「貴様、何者だ?」
「……処刑人だ。」
巻貝ディウスはそういうと腰につけている黒い筒を繋げていき一本の棒を作る。月下はその棒からかすかに香る海水の匂いを感じ取るも意味が分からず拳を固める。
「処刑人……か。お前、OWLという製薬会社を知っているか?」
「あぁ、有名だからな……」
「…………説明を誤ったな……OWLがバケモノになる薬を売りさばいているのは知っているか?」
「あぁ、知っているとも……私もそこに所属している。」
月下は表情を歪めて爪を手のひらに食い込ませる。
「OWL……所属か……情報を吐いて死んでもらうか……」
巻貝ディウスは月下のその言葉を聞くと思い出したような様子で棒を地面と垂直にする。
「君はもしや、月下 琥珀か?」
「知っているのなら好都合。さぁ……情報を吐いて死ね。」
『EXECUTION』
月下はいきなりエネルギーを拳に充填させて巻貝ディウスと一気に距離を詰めて打撃を繰り出す。再び爆発すると巻貝ディウスは海水の匂いのする棒で防御しており巻貝ディウスからは黄色い汗がにじんでいる。やがて棒と黄色い汗が反応し、そこに小さな龍可撤が出てくる。月下はそんなことはお構いなしに突起を何度も押しエネルギーを足や拳に充填し巻貝ディウスへ繰り出す。
『EXECUTION』
『EXECUTION』
『EXECUTION』
『EXECUTION』
『EXECUTION』
巻貝ディウスはそのことごとくを防御していき静かに武器を生成している。月下の幾度目かのエネルギー充填。巻貝ディウスは月下と動きを合わせて何かを振り回しながら月下と距離を詰めた。
『EXECUTION』
「くどい。」
エネルギーを充填した拳が分厚い鉄に阻まれ弾かれた。月下は距離を取ると巻貝ディウスの持つ武器に驚く。
「いつ出したその『大鎌。」
「スケ―リーフット…ウロコフネタマガイでもいいな……聞いたことないか?」
大鎌を振り回しスケーリーディウスは腕に着いた硫化鉄を使って作り出した硫化鉄の大鎌の手入れをした。
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