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【待つ宵】夜叉、動く。
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[一攫千金ウェブ]
ターゲット:明星一狼 高校生
賞金¥400000000キャリーオーバー実施中。
※一人失敗するごとに+一億※
グララス・ロマネスクが失敗した為、+一億でただいま四億。
555:殺し屋も死んだか……余り実力を見せてはくれなかったな。
282:やっぱ、狼の嗅覚すげぇわ。
290:というか、地雷とか落とし穴とかでつまらなかった……もっと派手なブービートラップを見たかった。
777:つまらん。やはり一般人との戦闘を見たい。その方が、ヒリつく。
133:というか、今回も270さんの妨害なかったな……やっぱりここぞってときに妨害するのかな……
282:>>133.確かにそうだね……ここまで妨害ゼロだね……もしかして本当は妨害とかする人いないんじゃ……
270:>>282.妨害の準備は整っているんですけどね…何と言いましょうか、場所が場所ですからね……
555:>>270.場所か……前も言っていたな。次は俺が参加しよう……もちろん、270の指定するフィールドでいい。妨害がないとつまらんからな。
270:>>555.それはありがたいですね。それでは、情報を送ってください。
555:>>270.情報を送る前に質問だ。俺は、いや、俺らは集団で仕事をしている。集団で参加もありか?
270:>>555.大歓迎でございます。人数分の支援物資も送ります。
555:>>270.ありがたい。今情報を送った。紹介してもらって構わない。
270:>>555.情報 幻々商会 長 幻滅炉場蜃気他6名
555>>270.よろしく頼む。
282:幻々商会って、噂には聞いたことあるけど……
290:>>282.聞いたことない!なに、そのお店。
282:>>290.幻々商会というのは裏社会で忍者みたいなことをしている集団で、特定の家には仕えずに依頼を受けて任務をこなすアサシンの一族なんだ。たまに、実力を試すためにこうやって殺しのゲームとか、各地の道場破りをしたりとかしているって聞いたことがあるんだ。本当に存在していて本当に腕試ししているとは思わなかったけどね。
290:>>282.詳しいじゃん。
282>>290.僕も半分くらいは裏社会に骨をうずめているからね。これくらい知っているよ。
270:>>555.こちらが指定する場所の情報も送りました。では、今回のみ特別ルールでこの範囲から1キロ離れるとペナルティでどうでしょうか?
555:>>270.いいだろう。こちらも全力で行く。そちらも全力でこい。
270:>>555.もちろんでございます。では、これより幻々商会VS OWLの明星一狼 狩猟ゲームを開始致します。もちろんライブ配信ですので、皆さまご期待ください。
小型ドローンがOWLの会長室から飛んでいくと自動でカメラが録画を回し始める。夜の芽吹市をドローンは飛んでいった。それを見ていたOWLの会長 影戸は回転いすを回して椅子から立ち上がる。そのまま部屋をあとにしようと電気を消し部屋の前にいる黒服のボディーガードに五万円を渡して帰るように促す。黒服は無言で礼をしてその場をあとにする。影戸はそのまま廊下の電気も消すとそのまま階段を降りる。そして、社長室や各部署の部屋を電気を消しながら回った。ビル全体が暗くなったのを確認して影戸は会社のドアにカギをかけた。
「遅くまでご苦労様です。」
背後から秘書の柊の声を聞くと声の方へ振り向く。だが、そこにいたのは秘書ではなく、フードを深くかぶった人影だった。口元が見えており、ニヤニヤとほくそ笑んでいる。そんな様子の人影にも影戸は落ち着いた様子で話しかける。
「驚いた。本人かと思ったよ。」
「ありゃ、結構冷静だね。」
「この業界にいると君みたいな子はたくさんいるからね。まぁでも君はやっぱり一番だね。」
「それは光栄だな~」
フードの人影はポケットから手を出すと同時に手を影戸の前に突き出した。影戸は余裕の表情でそれを受け止める。人影の手にはナイフが握られており、ナイフは影戸の目の先まで到達していた。
「目的はこれじゃないだろう?」
人影はそうだったとつぶやき、ナイフを引っ込める。服のしわを直し影戸に改めて向き合う。
「例のゲームで妨害役が足りないって聞いて来たんだ。」
「そうかい。でも君、会社は大丈夫なのかい?」
「まぁ大丈夫でしょ。私がいなくてもあの会社は回るからね。それよりも人数は大丈夫なのかい?」
「あぁ、君で最後だよ。成河」
「任せてよ。演技には自信があるんだ。」
成河と言われた人影はフードを脱ぎ顔を変える。
「よろしくね。」
成河はそのまま影戸の前から消える。その直後、柊が車を車道に止めて降りてきた。
「会長。お待たせしました。」
「あぁ大丈夫だよ。」
「ゲームの妨害役ですか?」
「そう、古い友人です。演技とモノマネがずば抜けてうまいんだ。」
「そうですか……私はあの人嫌いですけどね。」
「それは残念。彼はいい奴なのになぁ」
「それが胡散臭いんですけどね……」
「まぁ、ゲームのプレイヤーは彼らだからね……こちらではコントロールできないからさ。任せようよ。」
柊はため息を吐きながら運転席へ座る。影戸は後部座席に座りそのまま目を閉じた。
「はぁ、この人が一番上だなんて信じられない。」
柊はそのまま車を発進させた。
続く。
ターゲット:明星一狼 高校生
賞金¥400000000キャリーオーバー実施中。
※一人失敗するごとに+一億※
グララス・ロマネスクが失敗した為、+一億でただいま四億。
555:殺し屋も死んだか……余り実力を見せてはくれなかったな。
282:やっぱ、狼の嗅覚すげぇわ。
290:というか、地雷とか落とし穴とかでつまらなかった……もっと派手なブービートラップを見たかった。
777:つまらん。やはり一般人との戦闘を見たい。その方が、ヒリつく。
133:というか、今回も270さんの妨害なかったな……やっぱりここぞってときに妨害するのかな……
282:>>133.確かにそうだね……ここまで妨害ゼロだね……もしかして本当は妨害とかする人いないんじゃ……
270:>>282.妨害の準備は整っているんですけどね…何と言いましょうか、場所が場所ですからね……
555:>>270.場所か……前も言っていたな。次は俺が参加しよう……もちろん、270の指定するフィールドでいい。妨害がないとつまらんからな。
270:>>555.それはありがたいですね。それでは、情報を送ってください。
555:>>270.情報を送る前に質問だ。俺は、いや、俺らは集団で仕事をしている。集団で参加もありか?
270:>>555.大歓迎でございます。人数分の支援物資も送ります。
555:>>270.ありがたい。今情報を送った。紹介してもらって構わない。
270:>>555.情報 幻々商会 長 幻滅炉場蜃気他6名
555>>270.よろしく頼む。
282:幻々商会って、噂には聞いたことあるけど……
290:>>282.聞いたことない!なに、そのお店。
282:>>290.幻々商会というのは裏社会で忍者みたいなことをしている集団で、特定の家には仕えずに依頼を受けて任務をこなすアサシンの一族なんだ。たまに、実力を試すためにこうやって殺しのゲームとか、各地の道場破りをしたりとかしているって聞いたことがあるんだ。本当に存在していて本当に腕試ししているとは思わなかったけどね。
290:>>282.詳しいじゃん。
282>>290.僕も半分くらいは裏社会に骨をうずめているからね。これくらい知っているよ。
270:>>555.こちらが指定する場所の情報も送りました。では、今回のみ特別ルールでこの範囲から1キロ離れるとペナルティでどうでしょうか?
555:>>270.いいだろう。こちらも全力で行く。そちらも全力でこい。
270:>>555.もちろんでございます。では、これより幻々商会VS OWLの明星一狼 狩猟ゲームを開始致します。もちろんライブ配信ですので、皆さまご期待ください。
小型ドローンがOWLの会長室から飛んでいくと自動でカメラが録画を回し始める。夜の芽吹市をドローンは飛んでいった。それを見ていたOWLの会長 影戸は回転いすを回して椅子から立ち上がる。そのまま部屋をあとにしようと電気を消し部屋の前にいる黒服のボディーガードに五万円を渡して帰るように促す。黒服は無言で礼をしてその場をあとにする。影戸はそのまま廊下の電気も消すとそのまま階段を降りる。そして、社長室や各部署の部屋を電気を消しながら回った。ビル全体が暗くなったのを確認して影戸は会社のドアにカギをかけた。
「遅くまでご苦労様です。」
背後から秘書の柊の声を聞くと声の方へ振り向く。だが、そこにいたのは秘書ではなく、フードを深くかぶった人影だった。口元が見えており、ニヤニヤとほくそ笑んでいる。そんな様子の人影にも影戸は落ち着いた様子で話しかける。
「驚いた。本人かと思ったよ。」
「ありゃ、結構冷静だね。」
「この業界にいると君みたいな子はたくさんいるからね。まぁでも君はやっぱり一番だね。」
「それは光栄だな~」
フードの人影はポケットから手を出すと同時に手を影戸の前に突き出した。影戸は余裕の表情でそれを受け止める。人影の手にはナイフが握られており、ナイフは影戸の目の先まで到達していた。
「目的はこれじゃないだろう?」
人影はそうだったとつぶやき、ナイフを引っ込める。服のしわを直し影戸に改めて向き合う。
「例のゲームで妨害役が足りないって聞いて来たんだ。」
「そうかい。でも君、会社は大丈夫なのかい?」
「まぁ大丈夫でしょ。私がいなくてもあの会社は回るからね。それよりも人数は大丈夫なのかい?」
「あぁ、君で最後だよ。成河」
「任せてよ。演技には自信があるんだ。」
成河と言われた人影はフードを脱ぎ顔を変える。
「よろしくね。」
成河はそのまま影戸の前から消える。その直後、柊が車を車道に止めて降りてきた。
「会長。お待たせしました。」
「あぁ大丈夫だよ。」
「ゲームの妨害役ですか?」
「そう、古い友人です。演技とモノマネがずば抜けてうまいんだ。」
「そうですか……私はあの人嫌いですけどね。」
「それは残念。彼はいい奴なのになぁ」
「それが胡散臭いんですけどね……」
「まぁ、ゲームのプレイヤーは彼らだからね……こちらではコントロールできないからさ。任せようよ。」
柊はため息を吐きながら運転席へ座る。影戸は後部座席に座りそのまま目を閉じた。
「はぁ、この人が一番上だなんて信じられない。」
柊はそのまま車を発進させた。
続く。
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