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第35話:蛇の巣と、残された標的
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王都が深い眠りにつく、真夜中。
私と師匠は、光を吸い込むような闇色の軽装に身を包み、月明かりさえ届かぬ裏路地を影のように疾走していた。豪華絢爛な王宮の風景とは似ても似つかない、澱んだ運河の匂いと、寂れた倉庫街のひやりとした空気。ここが、私たちの新たな戦場だ。
師匠の魔術が示したのは、運河のほとりに立つ、ひときわ古びた赤レンガの倉庫だった。
「来るぞ」
師匠の低い声と同時に、私は肌にピリピリとした静電気のような魔力の抵抗を感じた。
「単純だが効果的な警報結界だ。物理的な侵入と、魔力による探査の両方に反応する」
師匠はこともなげに解説しながら、その指先で空中に複雑な幾何学模様を描き始める。それは、警報結界の術式を逆の術式で中和し、無力化するための高度な解呪術だった。
彼の指先から放たれた光の線が見えない壁に触れた瞬間、パチパチと小さな火花が散り、そして、ふっと肌で感じていた圧力が消え失せる。
「いくぞ。一瞬たりとも、気を抜くな」
私たちは、音もなく、倉庫の内部へと侵入した。
中は、がらんどうだった。高い天井から吊るされた魔導灯の弱々しい光が、無造作に積まれた木箱や埃をかぶった商品に長い影を落としている。
だが、その静けさは不気味なほどに人工的なものだった。まるで、全ての音が分厚い壁に吸い込まれているかのように。
「……防音結界か。都合がいい」
師匠はそう呟くと、倉庫の中央へと迷いなく進んでいく。そして、何もないはずの床の一点を、その靴のつま先で軽く叩いた。
ゴッと硬い音が響き、床に隠されていた、地下へと続く階段がその姿を現した。
私たちは息を殺し、その暗い階段を一歩、また一歩と下りていく。
階下に広がっていたのは、暗殺者たちの質素な隠れ家だった。粗末な寝台が数台、壁には彼らの武器である、あの禍々しい黒い刃が何本も立てかけてある。
だが、そこに人の気配はなかった。
いや、違う。
部屋の中央。そこに、数人の黒装束の者たちが、膝をつき、祈るような姿勢でうなだれていた。
だが、彼らは動かない。まるで、石像のように。
「……師匠?」
私が、訝しげに声をかける。
師匠は、私の前に立ち、警戒しながらゆっくりとその者たちに近づいた。そして、そのうちの一人の肩に、そっと触れる。
その瞬間。
その暗殺者の身体は、まるで風化した砂の城のように、音もなく、さらさらと黒い塵となって崩れ落ちた。
「……!?」
「自決か。あるいは、口封じか」
師匠が、苦々しげに吐き捨てる。
部屋の中央には、複雑な魔法陣が描かれていた。それは、任務に失敗した駒を、情報ごとこの世から消し去るための、残忍な儀式の跡だった。
部屋のあらゆる書類は、魔法の炎で燃え尽き、武器も、装備も、全てがゆっくりと塵へと還ろうとしている。
私たちは、間に合わなかったのだ。
「くそっ……!」
師匠が、儀式の崩壊を食い止めようと対抗魔術を放つ。だが、一度発動した術式を完全に止めることはできない。
全てが無に帰す。
そう、誰もが諦めかけた、その時だった。
「師匠! あれ!」
私の目に、一つの異質なものが映った。
部屋の隅。粗末な寝台の下に、半ば隠れるようにして置かれた一つの鉄製の小箱。
それは、魔法的な防護ではなく、物理的な錠前で固く閉ざされていた。そのためか、部屋を覆う消滅の魔術の影響を、かろうじて免れている。
私が指差すのと、師匠が行動するのはほぼ同時だった。
彼は、魔力の奔流を光の槍へと変え、錠前を、その一点のみ正確に破壊した!
箱が、開く。
その中身を見た瞬間、私たちは、息を呑んだ。
一つは、絹の布に丁寧に包まれた数本の『呪詛針』。これ以上ない、物理的な証拠。
そしてもう一つは、一冊の古い革張りの手帳だった。
手帳のほとんどは、解読不能な暗号で記されていた。だが、最後のページだけが、まだ新しいインクで走り書きのように記されている。
それは、奴らの『標的リスト』だった。
これまで犠牲になった者たちの名が、赤い線で消されている。サー・ケイランの名も、そこにあった。
そして、リストの最後。まだ、線の引かれていない、たった一つの名前。
『四公会議筆頭公爵、オルティウス・フォン・リヒトベルク』
ヴァーミリオン公爵と並ぶ、四大公爵家の一角。穏健派として知られ、摂政宮の最も信頼厚い、側近中の側近。
彼が次の標的。
そして、その名前の横には、こう記されていた。
『四公会議前夜。王宮、西の庭園にて、引き渡し』
私たちは、敵の巣を暴いただけではなかった。
奴らの次の一手を、その計画の核心を手に入れてしまったのだ。
私は、リヒトベルク公爵の名を見つめた。
時計の針が、刻一刻と、彼の死へと向かって進んでいる。
私と師匠は、光を吸い込むような闇色の軽装に身を包み、月明かりさえ届かぬ裏路地を影のように疾走していた。豪華絢爛な王宮の風景とは似ても似つかない、澱んだ運河の匂いと、寂れた倉庫街のひやりとした空気。ここが、私たちの新たな戦場だ。
師匠の魔術が示したのは、運河のほとりに立つ、ひときわ古びた赤レンガの倉庫だった。
「来るぞ」
師匠の低い声と同時に、私は肌にピリピリとした静電気のような魔力の抵抗を感じた。
「単純だが効果的な警報結界だ。物理的な侵入と、魔力による探査の両方に反応する」
師匠はこともなげに解説しながら、その指先で空中に複雑な幾何学模様を描き始める。それは、警報結界の術式を逆の術式で中和し、無力化するための高度な解呪術だった。
彼の指先から放たれた光の線が見えない壁に触れた瞬間、パチパチと小さな火花が散り、そして、ふっと肌で感じていた圧力が消え失せる。
「いくぞ。一瞬たりとも、気を抜くな」
私たちは、音もなく、倉庫の内部へと侵入した。
中は、がらんどうだった。高い天井から吊るされた魔導灯の弱々しい光が、無造作に積まれた木箱や埃をかぶった商品に長い影を落としている。
だが、その静けさは不気味なほどに人工的なものだった。まるで、全ての音が分厚い壁に吸い込まれているかのように。
「……防音結界か。都合がいい」
師匠はそう呟くと、倉庫の中央へと迷いなく進んでいく。そして、何もないはずの床の一点を、その靴のつま先で軽く叩いた。
ゴッと硬い音が響き、床に隠されていた、地下へと続く階段がその姿を現した。
私たちは息を殺し、その暗い階段を一歩、また一歩と下りていく。
階下に広がっていたのは、暗殺者たちの質素な隠れ家だった。粗末な寝台が数台、壁には彼らの武器である、あの禍々しい黒い刃が何本も立てかけてある。
だが、そこに人の気配はなかった。
いや、違う。
部屋の中央。そこに、数人の黒装束の者たちが、膝をつき、祈るような姿勢でうなだれていた。
だが、彼らは動かない。まるで、石像のように。
「……師匠?」
私が、訝しげに声をかける。
師匠は、私の前に立ち、警戒しながらゆっくりとその者たちに近づいた。そして、そのうちの一人の肩に、そっと触れる。
その瞬間。
その暗殺者の身体は、まるで風化した砂の城のように、音もなく、さらさらと黒い塵となって崩れ落ちた。
「……!?」
「自決か。あるいは、口封じか」
師匠が、苦々しげに吐き捨てる。
部屋の中央には、複雑な魔法陣が描かれていた。それは、任務に失敗した駒を、情報ごとこの世から消し去るための、残忍な儀式の跡だった。
部屋のあらゆる書類は、魔法の炎で燃え尽き、武器も、装備も、全てがゆっくりと塵へと還ろうとしている。
私たちは、間に合わなかったのだ。
「くそっ……!」
師匠が、儀式の崩壊を食い止めようと対抗魔術を放つ。だが、一度発動した術式を完全に止めることはできない。
全てが無に帰す。
そう、誰もが諦めかけた、その時だった。
「師匠! あれ!」
私の目に、一つの異質なものが映った。
部屋の隅。粗末な寝台の下に、半ば隠れるようにして置かれた一つの鉄製の小箱。
それは、魔法的な防護ではなく、物理的な錠前で固く閉ざされていた。そのためか、部屋を覆う消滅の魔術の影響を、かろうじて免れている。
私が指差すのと、師匠が行動するのはほぼ同時だった。
彼は、魔力の奔流を光の槍へと変え、錠前を、その一点のみ正確に破壊した!
箱が、開く。
その中身を見た瞬間、私たちは、息を呑んだ。
一つは、絹の布に丁寧に包まれた数本の『呪詛針』。これ以上ない、物理的な証拠。
そしてもう一つは、一冊の古い革張りの手帳だった。
手帳のほとんどは、解読不能な暗号で記されていた。だが、最後のページだけが、まだ新しいインクで走り書きのように記されている。
それは、奴らの『標的リスト』だった。
これまで犠牲になった者たちの名が、赤い線で消されている。サー・ケイランの名も、そこにあった。
そして、リストの最後。まだ、線の引かれていない、たった一つの名前。
『四公会議筆頭公爵、オルティウス・フォン・リヒトベルク』
ヴァーミリオン公爵と並ぶ、四大公爵家の一角。穏健派として知られ、摂政宮の最も信頼厚い、側近中の側近。
彼が次の標的。
そして、その名前の横には、こう記されていた。
『四公会議前夜。王宮、西の庭園にて、引き渡し』
私たちは、敵の巣を暴いただけではなかった。
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