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第三章『二年後のリィ&リリーと領地問題の解決』

入試が始まったんだけど力を付けすぎた自分の力を制御するのが難しすぎる!

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やっと始まった。
先程、マナミ学園の入試が始まった。
ドラ兄様が言葉を使ったことにより始まったこの入試。
さっきリリーにも会って緊張もかなり溶けてきた。
今なら最大の力を発揮できそうだ。
「物理・近接戦闘コースはこちらに。」
と言われたので僕はそこに向かった。
そしてそこに並んだ後、点呼が始まった。
「264番、リィ・グラシアル。」
呼ばれた。
「はい。」
足元が気になったので下を向いていた。
のだが…この点呼の声…聞き覚えのある声だ。
僕は点呼をしていた人の顔を見る。
「リン姉様!?」
「お、ようやく気づいたか。」
えぇ!?
「まさか審査員ですか!?」
「あぁ、そのまさかだ。」
ってことは…物理・近接戦闘コースの審査員は…
「ドラ兄様とリン姉様なの!?」
とりあえず波乱万丈っぽく始まった試験であった。
いや…ドラ兄様とリン姉様は自分にも他人にも厳しい方だ。
家族だからといって緩くするなんてありえない。
いや、多分他の人より厳しくしてくる可能性もある。
と思いながら試験の説明が始まった。
「では、今回の試験の説明をする。
まず今回は三つの試験をしてもらい、こちらで判断する。
一つ目は筋力・体力測定。
身体強化(ブースト)なしでどれほどの筋力と体力があるか。
二つ目は反射神経・瞬発力のテストだ。
こちらも身体強化なしでだ。
そして最後に対人戦。
今回は審査員の私、リン・グラシアルと…」
「ドラ・グラシアルだ。
よろしく頼む。」
リン姉様とドラ兄様がこれを言った途端、会場はざわついた。
「シュドラ騎士団団長と…!?」
「ドラ・グラシアルって竜騎士(ドラグナー)じゃねぇか!?」
などといった声が聞こえてくる。
「この対人戦は身体強化ありだ。
しかし勿論、魔法は身体強化以外禁止だ。
あとは武器もありだ。」
武器あり…!?
いや、リン姉様とドラ兄様だったらいけるだろ。
と思ってしまった。
「おい264番…」
隣にいたやつに話しかけられた。
「どうした?」
「リン様とドラ様…戦って勝てる見込みはあるか…?」
うわすっげぇ無礼!
姉様たちにめっちゃ失礼だろ!
戦う前から諦めんなよ!
「ない…だろうな。」
「だよな!」
「普通の人間なら…な。」
これを言ったとき、135番の男子は頭に疑問符を浮かべた。

さてと!
中の人である熊虎屋だ!
最近更新頻度が絶望的ですまん!
今回の話なんだけどキリがいいからここらへんで一回終わりたいんだが…
まだ字数960なんだよなぁ。
ま、いいか。
んじゃ、何もなかったけどこれで1000文字達成できたからいいや!
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