転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚

熊虎屋

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第三章『二年後のリィ&リリーと領地問題の解決』

宣戦布告

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もうあらすじは場面切り替わるところでしかやりません。
だって面倒なので。
前話の流れで行ってるので前話見て下さい。
「俺も奴隷商人は許せない。
元凶を突き止めて対策を練るべきだ。」
「ですね。
なら、心当たりが1人いるんです。
そこに向かいませんか?」
僕がそう言うとドラ兄様は首を傾げながら言った。
「心当たり?
リィもまだここに来て長くはないだろう?
そんな都合のいいことがあるのか?」
「意外とあるんですよそれが。
昨日スラム街で出会った女性です。
裏組織や裏ギルド、という単語に少し反応していました。
その人と関係性のある人間をアフェリスに調べて貰ったのですが、やはりある豪商との繋がりが大きかったです。
魔法でマークしているので、居場所は分かります。」
「ふむ…
魔法のマークでの追跡は基本犯罪だが…今回は俺が許そう。」
あ、犯罪なんだ。
気をつけよう。
「すぐに案内してくれ。
勇者様は別行動だろ?」
「はい。
アフェリスは1人で裏組織がありそうな場所を回っています。」
「え、あの子そんな行動的だったんだ。」
「基本無口なので意外ですよね。」
実際成宮って知らなかったらめちゃびっくりしてるだろう。
というか成宮もそこまで行動的ではないしなぁ…
僕からすればどちらにしろ意外だ。
「よし、行くぞ。」
「はい。」
僕は女の位置をドラ兄様の脳に直接送り、そこに向かって共に走った。

数分後、僕らは女の近くに来た。
「そろそろ着きますね。」
「あぁ。
でも油断は禁物だ。」
「そうですね。」
ドラ兄様は魔法があまり得意でないから分かっていないだろうが、女の側に誰かいる。
「ドラ兄様、標的の側に人が。
多分先程話した豪商かと。」
「そんなことも分かるのか。
凄いなリィ!」
そう言って僕の頭をわしゃわしゃしてきた。
「お褒めいただきありがたいですが、少し声が大きいです。
場所がバレてしまっては…」
「まだバレてないとでも?」
そんな声と同時にドラ兄様は背中を覆うように大剣をマジックボックスから出した。
「流石は戦闘大好き貴族様。
一筋縄じゃ行かねぇか。」
「誰だ?」
僕はフードを被った男に聞いた。
「暗帝団の一員だ。」
暗帝団…!
「って、よく見たら2棟の副団長ボッコボコにしたやつじゃね?
お前、自称副団長と戦っただろ?」
「あぁ、そうだ。
嫌な記憶を掘り返してくれるな。」
まぁあれのお陰で強くなった感じはあるけど。
「それはそうとて、お前らの狙いはこの街の裏組織、だろ?」
あれ、言ってくれるのか?
「あれは俺が取り仕切ってる。
本部も俺の手下がいてな。
一般人じゃどうにもできねぇ強さだ。」
「そんな大事な情報を言ってもいいのか?」
と言うか本部には手下がいるのか…
ってあれ?
そういやアフェいるじゃん!
「でも残念だったな。」
「あ?」
男がキレたように言う。
「本部に向かってるのは僕の親友、魔法使いの勇者様だ。」
「は、はぁ!?」
男はこちらも驚く程に驚愕した。
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