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第三章『二年後のリィ&リリーと領地問題の解決』
ギルマス成敗!
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途轍もなく眩しい朝日によって目が覚めた。
「ふぁぁぁ…」
大きなあくびをかます。
「アフェは…っと。」
そういや同じベッドで寝てるんだった。
「起きろー。」
「んー?」
そう言うとすぐに目を開けたアフェ。
「びっくりした。
そんなに早く目が覚めるんだ。」
「とっくに起きてただけ。
いわゆる二度寝。」
なるほど。
「今日早めに出発。
リィ早く。」
「はいはい。」
僕はすぐさまベッドから降り、出発の準備をする。
「私はダンジョン行く。
リィはギルマス。」
「了解。」
分かりきったことだがいい加減な返事をすると怒られそうなのでやめておこう。
準備を終え、僕たちは宿を出た。
「さ、じゃあ一旦ここでお別れだな。」
「すぐ帰ってくる。
それまでに終わらせておいて。」
「はいはーい。」
ギルドの前でそんな立ち話をする。
「あらお久しぶりですね。」
アフェが立ち去ったあと、後ろから聞き覚えのある声がした。
「ええ久しぶりですね。
ギルドマスター。」
今日の目標はこいつをやめさせること。
「よければ入って下さい。」
「ありがとうございます。」
僕は警戒心を最大にして共にギルドに入った。
「今日は何のご用で?」
また応接室に連れて行かれ、向かい合う。
ちなみに今回は目立った罠などはなかった。
「強いて言うなら、貴女についてですね。」
「私について…ですか?」
疑問符を浮かべているが、そんなことは無視して僕は話を続ける。
「まず貴女は初めて会った時、“僕を知っている”と言った。
その理由は?」
「え、ええとたまたま知り合いがいてその貴方についての話を…!」
「妹さん、ですよね。
ご本人から聞くことができました。」
「な、なんでそれを…!?」
「妹さん、巷で噂の暗帝団に所属しているようで。
僕は最近その暗帝団を追っていまして。
たまたまここで戦うことができたんですよ。」
動揺を隠しきれていない様子。
「まさか、あの子に勝ったって言うの…!?」
「ええそのまさかです。
いやあ思った以上に苦戦しましたよ。」
僕は煽るように言う。
「そ、そんな…」
絶望しているところ悪いが、トドメと行こうかな。
「妹さんを助けて欲しいですか?」
「え!?
助けてくれるの!?」
よし飛びついてきた!
「えぇ。
無駄な殺生はしたくないので。
でも条件はあります。」
「なんでも聞くわ!」
終わったな。
「このギルドマスターを辞めてください。
そして、2度とこの街に近づかないで下さい。」
流石にここまで来て断ることはないだろう。
そう思う暇もなく、返事は返ってきた。
「そんなことでいいの…?」
「えぇ。
無理難題を押し付けるほどクズじゃないので。」
「な、ならもう出て行くわ。」
「ありがとうございます♪
では妹さんの居場所の情報を共有しますね。」
そう言って地図を送った。
「アルメリア王国…?」
「シュドラ騎士団に連れて行かれてるので当たり前でしょう。
では、シュドラ騎士団の団長に掛け合っておくので貴女は今すぐ向かってあげて下さい。」
「あ、ありがとう…?」
僕は無言で笑顔だけ返した。
「ふぁぁぁ…」
大きなあくびをかます。
「アフェは…っと。」
そういや同じベッドで寝てるんだった。
「起きろー。」
「んー?」
そう言うとすぐに目を開けたアフェ。
「びっくりした。
そんなに早く目が覚めるんだ。」
「とっくに起きてただけ。
いわゆる二度寝。」
なるほど。
「今日早めに出発。
リィ早く。」
「はいはい。」
僕はすぐさまベッドから降り、出発の準備をする。
「私はダンジョン行く。
リィはギルマス。」
「了解。」
分かりきったことだがいい加減な返事をすると怒られそうなのでやめておこう。
準備を終え、僕たちは宿を出た。
「さ、じゃあ一旦ここでお別れだな。」
「すぐ帰ってくる。
それまでに終わらせておいて。」
「はいはーい。」
ギルドの前でそんな立ち話をする。
「あらお久しぶりですね。」
アフェが立ち去ったあと、後ろから聞き覚えのある声がした。
「ええ久しぶりですね。
ギルドマスター。」
今日の目標はこいつをやめさせること。
「よければ入って下さい。」
「ありがとうございます。」
僕は警戒心を最大にして共にギルドに入った。
「今日は何のご用で?」
また応接室に連れて行かれ、向かい合う。
ちなみに今回は目立った罠などはなかった。
「強いて言うなら、貴女についてですね。」
「私について…ですか?」
疑問符を浮かべているが、そんなことは無視して僕は話を続ける。
「まず貴女は初めて会った時、“僕を知っている”と言った。
その理由は?」
「え、ええとたまたま知り合いがいてその貴方についての話を…!」
「妹さん、ですよね。
ご本人から聞くことができました。」
「な、なんでそれを…!?」
「妹さん、巷で噂の暗帝団に所属しているようで。
僕は最近その暗帝団を追っていまして。
たまたまここで戦うことができたんですよ。」
動揺を隠しきれていない様子。
「まさか、あの子に勝ったって言うの…!?」
「ええそのまさかです。
いやあ思った以上に苦戦しましたよ。」
僕は煽るように言う。
「そ、そんな…」
絶望しているところ悪いが、トドメと行こうかな。
「妹さんを助けて欲しいですか?」
「え!?
助けてくれるの!?」
よし飛びついてきた!
「えぇ。
無駄な殺生はしたくないので。
でも条件はあります。」
「なんでも聞くわ!」
終わったな。
「このギルドマスターを辞めてください。
そして、2度とこの街に近づかないで下さい。」
流石にここまで来て断ることはないだろう。
そう思う暇もなく、返事は返ってきた。
「そんなことでいいの…?」
「えぇ。
無理難題を押し付けるほどクズじゃないので。」
「な、ならもう出て行くわ。」
「ありがとうございます♪
では妹さんの居場所の情報を共有しますね。」
そう言って地図を送った。
「アルメリア王国…?」
「シュドラ騎士団に連れて行かれてるので当たり前でしょう。
では、シュドラ騎士団の団長に掛け合っておくので貴女は今すぐ向かってあげて下さい。」
「あ、ありがとう…?」
僕は無言で笑顔だけ返した。
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