服飾文化研究部にようこそ!~僕が女装させられて、先輩たちのオモチャにされるにされる日々~

桃ノ木ネネコ

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第22話:お見合いなんて認めない(その2)

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その週末。
沙由美と圭太たちはちょっと離れた街のモールまで買い物に出かけていた。
さすがに今日は圭太も女装ではなく普通の高校生らしい服装に身を包んでいる。
ファッションとしては頑張っている方だが、家族の評価は
やはり「無理した中学生」である。
そんな彼を見て「圭太君、その首のは何?」と沙由美が尋ねる。
「・・・チョーカーですよ。」「えー、なんか首輪に見え・・・」
「それは先生の心が汚れきってるからです」
「うぐっ!痛いところを突いてくるわねぇ・・・」
そんなやり取りをしながら買い物にいそしむ二人。
…とは言ってもほとんどが沙由美の私物であり、圭太の役目は主に荷物持ちであった。
しかし荷物が多くなるにつれ、沙由美も荷物を持ってくれるようになる。
「え?いいんですか?」
「君一人に大荷物持たせてると、ものすごい強制労働臭がしてきて、
申し訳なくなってくるの」と沙由美。
そんなことを言いながら、二人は仲良く並んで歩く。
その様子はまさに仲の良い姉妹といった感じだ。
そんなこんなでモールの中にあるちょっとよさげなレストランで
早目の夕食を取っていた。
「別にフードコートでもよかったのに。」
「せっかく来たんだから美味しく食べたいしね~。
それにこっちの方がデートっぽいじゃない!」
沙由美は満面の笑みを浮かべて言った。
「あとねここ例の見合い相手の家の近所よ。」
「そうなんですか?全然気が付かなかった・・・」
「あ、ちなみに見合い相手の名前だけど、鈍川直哉っていう名前ね。」
「それも例のふーちゃんさんが教えてくれたんですか?」
「うん、一応調査依頼として出したけど、向こうにも内緒だからね。」
そう言いつつ沙由美は料理を口に運ぶ。
「まぁ近所だからってその辺を歩いてるとは限りませんしね。」
「まぁね、何かしら手掛かりがあったら面白いけど・・・」
沙由美がそう言いかけたところで、圭太が言葉を遮る。
「・・・先生、振り返らずに後ろを見てください。」
「無茶言わないでよ」
と言いつつも、沙由美は言われた通りにする。
化粧を直すふりをしてコンパクトを取り出し、後ろの様子を写す。

そこに写っていたのは・・・なんと渦中の鈍川本人の姿だった。
しかも見知らぬ女性を連れていた。
「・・・いくらなんでも恐ろしすぎる偶然ね」
「神が与えてくれたチャンスかもしれませんよ。」
二人は同時にうなずく。
「圭太君。今すぐこの荷物たちを1Fのコインロッカーに預けてきて。
私はあっちの後をつけるから、場所は後で知らせる。」
「了解しました。」
圭太は素早く席を立ち、小走りに去っていった。
「さぁ、尾行開始よ」
沙由美はそう言うと、急いで店を出て行った。

***

「先生ー、どうですか?」荷物を預けてきた圭太が沙由美のもとにやってきた。
「・・・ビンゴね」その視線の先には、ラブホがあった。
「お楽しみ中ですかね」と圭太。
「一応入るところはスマホで撮ったけど・・・でもこれだけじゃ弱いかもね。」
「え・・・まさか?」「私たちも入りましょうか。ふふふ。」
沙由美はいたずらっぽく笑いながらそう言った。
「部屋番号はチラ見しといたから隣に入りましょ」
(先生が楽しそうだな・・・)
浮かれ気味な沙由美とは対照的に緊張しまくる圭太であった。

しかし受付で・・・
「親子連れはちょっと・・・」と断られそうになるが
すかさず「「恋人同士です!!」」と二人同時に主張し、強引に入っていった。
(何今の?!私が母親に見えるわけ!?)
(俺・・・そんなに子供に見えるのかな・・・)
お互いにプライドが著しく傷つく結果となった。

そんな余談はさておき、部屋に入ると沙由美は早速あるものを取り出した。
「なんですかそれ?」「盗聴器~」と沙由美はルンルンで壁に貼り付ける。
「そんなもんどこで・・・ってさっきモールから外れてジャンク屋に入ってたのって・・・」
「まぁふーちゃんさんに頼まれてたってのもあるしね。
まさかこんなに早く使うようになるとは思わなかったけど。」
圭太は納得した。
そして沙由美はベッド寄りの壁に腰掛ける。「これで隣の部屋の声が聞こえるわよ~」
(なんでこんな生き生きしてるんだこの人・・・)
そんなことを思いつつ、圭太はソファーに座った。

沙由美が電源を入れ始めると、隣の様子が聞こえだした。
『はぁ、ああぁぁん・・・ふぅぅぅん・・・』
聞こえてくるのは当然隣からの甘い吐息である。
・・・・・・。
他人の声とはいえ、聴いているとなんだか赤面してくる。
「・・・先生、これはちょっと・・・さすがに」
「・・・予想はしていたけど・・・ね」
「あの・・・これいつまで聞いてるんですか?」
「何か、ヒントになるになるものが拾えたら・・・」
他人の情事を延々と聞かされる地獄が開始された。

それから10分ほど経ち・・・「ごめん、圭ちゃん・・・ちょっといい?」
と沙由美が話しかけてくる。
「どうしたんですか?」「なんか・・・変な気分になってきちゃった・・・」と
顔を赤らめて言う。「ええ、だ、大丈夫ですか?!」
「だから・・・その・・・お願い・・・」「え・・・それって・・・」「お願い・・・」
「でも僕今女装していませんよ・・・」色々察した圭太もちょっとこの空気に充てられている。
「それでもいいから・・・お願い・・・」「・・・はい。」
ベッドに腰掛けている沙由美の前にしゃがみ込み、圭太はスカートの中に頭を突っ込んだ。
そしてショーツをずらし舐め始めた。沙由美の性器はもうすでにびっしょりと濡れていた。
「んん・・・あふ・・あぁぁん・・・」沙由美が甘く切ない声をあげ始める。
(やりすぎないようにしないと・・・)
そこからさらに5分、圭太は舌で責め続けた。
すると突然、隣から大きな物音が響いた。
どうやら果ててしまったらしい。
「あぁぁぁ!!イくぅぅう!!!」という叫びと共にドサッと倒れこむ音。
しばらくすると再び激しい喘ぎ声が聞こえてきた。
(まだやってるのかよ・・・)
しかし、その瞬間、沙由美の秘所からどっと大量の蜜が流れ出てきた
「先生・・・」と心配そうに声をかけると、「ごめんなさい・・・我慢できなくて」と謝ってきた。
「どうしますか・・・?」(僕は別にこのまま続けてもいいんだけど・・・)
「大丈夫、声、しっかり録れたから・・・」「え?こんな状態でも録ってたんですか?!」
「えぇ、まぁね」と沙由美は盗聴器に接続したレコーダーを見せた。
そこには隣の部屋での情事の一部始終が録音されていた。
「じゃぁ、そろそろ出ますか」と立ち上がりかけた時だった。
「ねぇ圭ちゃん・・・君も我慢できなくなってるよね・・・」
「え?それはどういう・・・?」
「私が気持ちよくしてあげるわよ」と妖艶な笑みを浮かべて言った。
「え?それって・・・」
沙由美は立ち上がると同時に、いきなり圭太のズボンを脱がせ始めた。
「全部脱がしちゃうけど、チョーカーだけはこのままにしておくね・・・」
「え?それってどういう・・・」
二人はそのまま快楽に沈んでいった・・・。

***
「・・・結局あの後、時間一杯まで楽しんじゃったわね」
「チョーカーもあんな使われ方すると、首輪に見えるんですね・・・」
帰り道、満足げな沙由美とやや憔悴してる圭太が歩いている。

「まぁでも証拠はばっちり録れましたしね。」
「後これを何と言ってふーちゃんさんに渡すかね。」
「詳細言わずに『最後の手段』として渡しましょう。」

「それでOKしてくれるといいわね」
こうして二人の家路についた。

そう、これで葵の見合いが中止になるのを待つばかり・・・
しかしそうはならなかったのだった

つづく
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