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しあわせに
シェリーの処刑は翌日に行われた。
市中引きずりまわしの上、火あぶりの刑という最も重い処刑方法で。あまりに叫ぶから喉を潰した上での処刑でもあった。
アロイ様は、それをじっと見ていた。
怒りと悲しみ。
そして。
自分はその憎しみにとらわれないようにする、と言いながら。
処刑後、シェリーの自室からは魔法陣が見つかった。
とても不ぞろいで出来栄えは悪いが、悪魔を召喚するには足りていたらしい。即刻それは潰され、シェリーの部屋も禁止の部屋として封印されることになった。
かくして、事件は本当に解決を迎えた。
《悪意の魂》に取り込まれて死を迎えた魂は、天国へはいけない。地獄で永劫に近い苦しみを与え続けられるという。
想像もしたくない。
私は忘れることにした。
◇ ◇ ◇
それから一年後。
私は、アロイ様と結婚式を執り行い、無事男子を出産した。
アロイ様に似て、とても可愛らしい。
「二人とも無事でよかった」
「はい。天使様の導きか、そこまで難産にならなくてすみました」
これは本当だ。
小さな天使様が、力を貸してくれたのである。
これからもずっと。
私はアロイ様と、天使様と、この子と歩んでいく。
この手にした幸せを大事にする。
やり直せて、本当に良かった。
市中引きずりまわしの上、火あぶりの刑という最も重い処刑方法で。あまりに叫ぶから喉を潰した上での処刑でもあった。
アロイ様は、それをじっと見ていた。
怒りと悲しみ。
そして。
自分はその憎しみにとらわれないようにする、と言いながら。
処刑後、シェリーの自室からは魔法陣が見つかった。
とても不ぞろいで出来栄えは悪いが、悪魔を召喚するには足りていたらしい。即刻それは潰され、シェリーの部屋も禁止の部屋として封印されることになった。
かくして、事件は本当に解決を迎えた。
《悪意の魂》に取り込まれて死を迎えた魂は、天国へはいけない。地獄で永劫に近い苦しみを与え続けられるという。
想像もしたくない。
私は忘れることにした。
◇ ◇ ◇
それから一年後。
私は、アロイ様と結婚式を執り行い、無事男子を出産した。
アロイ様に似て、とても可愛らしい。
「二人とも無事でよかった」
「はい。天使様の導きか、そこまで難産にならなくてすみました」
これは本当だ。
小さな天使様が、力を貸してくれたのである。
これからもずっと。
私はアロイ様と、天使様と、この子と歩んでいく。
この手にした幸せを大事にする。
やり直せて、本当に良かった。
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人生、油断禁物。
現実にいますよね、他人に呪詛して周りを呪って自分がどういう状態なのかを見られない人。
人生にはほんとに僅かに希望と幸せになる機会があってそれを目指して努力を重ねれば、幸せに近づける。
そうでなければシェリーのように自滅する。
そういう人、何人も見たなー。
過大な要求や過剰な自己肥大をした結果ってことですかね、シェリーは。
コツコツ積み重ねていけばそれなりに幸せでそれなりに裕福に暮らせただろうに。
シェリーを許せる度量のある主人公と自分の下した決断をきちんと受け止められる旦那さんでよかったです。
現実にはなかなか居ない懐の大きさだと思います。
感想ありがとうございます。
まさに、シェリーはコツコツ頑張れば幸せになれたんです。でも目先のことに捕らわれてしまい……
セシルもアロイも元々お人好しというのもあり、結果ああなりました。
懐深い二人なので、今後も支えあって生きていくことでしょう。
時間軸戻って、新たなヒーロー登場でハピエンかと思えば元サヤですか……なんだかなぁ……。
見る目のない無能な婚約者との元サヤよりは見限って新しい恋にむかって好きに生きたらよかったのに。
悪行の限りを尽くした主人公は即処刑なのに、同じことしたシェリーはなぜに幽閉?処刑じゃないのかよ。
感想ありがとうございます。
お気に召さなかったようで失礼しました。
今日初めて読みましたが、ざまぁ好きとしては寧ろ、元の時間軸でのセシル処刑後の話が読みたいです。
私、主人公のハピエンとか二の次なんですよね(^_^;)
破滅したと聞かされては好奇心がうずく。
どんなふうに破滅したのか凄く気になります。
感想ありがとうございます。
セシル処刑後はセシルから放たれた悪意がアロイとシェリーの二人に取りつき、さらにシェリーは元々アロイを愛してなかったため、互いに嫌悪に険悪に。それでもああなった手前、結婚式はあげますが近いのキスをする時に二人の嫌悪が最大限に達し、互いにその場で殺し合うという結末を迎えます。