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楽の戦士トーチの章
159.楽になった帰り道で-6
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「そうですよね、やっぱり……」
あの冒険者たちにいい印象を持っていないというとはまた別に、彼らが一体何を稼業にしているのかについては、やはり気になる。
気になる、というのはもちろん好奇心からではなく、警戒心から。
具体的な稼ぎ方については、正直まったく知りたい要素がないが、ヤクザな手段である確率は低くない、というかかなり高い。
「あの人たち、またあの辺まで降りてくる事があるんでしょうか?」
どの程度あくどい方法かという問題はあるが、そういうのは基本的に角が立つし、無関係な人を巻き込むように出来ている。
関わり合いになる気は毛頭なかったとしても、間接的に影響を受ける事はある。それも大体こっちが損をする方向だろう。
「わからない。けど、来てほしくはないかな」
こっちの稼ぎ場を荒らされるのは、たとえその恐れがあるだけでも嫌だ。いい事が一つもない。
「はい」
「ただ警戒するにしても、何をどうしたらいいのかわからない段階だし、しばらくは現状のまま。何かあれば対処する感じにするしかないね」
あまりにも場当たり的で効率が悪い対処方法に、言ってて嫌になる。
「誰か、そういうことに詳しい人っていませんかね」
「ん?」
「迷宮で起こっている事情に詳しい人とか」
「うーん……」
パッと思いつくのはギルドとその関係者、酒場に集まる冒険者の噂話。
「聞くアテはないわけじゃないけど……」
どれも今一つ信用は出来ないし、何より気安く聞けるほどの仲の人もいない。
「微妙だな……いろんな意味で。一応聞いてみるぐらいはするけど、どうやっても細かい話は聞けなそうだ。メリルにはそういう話が出来る知り合いいるの?」
「いえ、私も似たようなものというか、もっとダメかもしれません。外で迷宮の話を出来る人もいませんし、同じ冒険者にも、一応知り合いと言えるぐらいの人はいますけど、特にこれといった人は……」
「……だよね」
だいたい毎日迷宮と寝床を往復していて、そういう話が出来る人と知り合う機会などない。
まあ、知り合えたところで、気安く話せる仲になれるかどうかは、個人の資質というか、また別の問題なのだが。
あの冒険者たちにいい印象を持っていないというとはまた別に、彼らが一体何を稼業にしているのかについては、やはり気になる。
気になる、というのはもちろん好奇心からではなく、警戒心から。
具体的な稼ぎ方については、正直まったく知りたい要素がないが、ヤクザな手段である確率は低くない、というかかなり高い。
「あの人たち、またあの辺まで降りてくる事があるんでしょうか?」
どの程度あくどい方法かという問題はあるが、そういうのは基本的に角が立つし、無関係な人を巻き込むように出来ている。
関わり合いになる気は毛頭なかったとしても、間接的に影響を受ける事はある。それも大体こっちが損をする方向だろう。
「わからない。けど、来てほしくはないかな」
こっちの稼ぎ場を荒らされるのは、たとえその恐れがあるだけでも嫌だ。いい事が一つもない。
「はい」
「ただ警戒するにしても、何をどうしたらいいのかわからない段階だし、しばらくは現状のまま。何かあれば対処する感じにするしかないね」
あまりにも場当たり的で効率が悪い対処方法に、言ってて嫌になる。
「誰か、そういうことに詳しい人っていませんかね」
「ん?」
「迷宮で起こっている事情に詳しい人とか」
「うーん……」
パッと思いつくのはギルドとその関係者、酒場に集まる冒険者の噂話。
「聞くアテはないわけじゃないけど……」
どれも今一つ信用は出来ないし、何より気安く聞けるほどの仲の人もいない。
「微妙だな……いろんな意味で。一応聞いてみるぐらいはするけど、どうやっても細かい話は聞けなそうだ。メリルにはそういう話が出来る知り合いいるの?」
「いえ、私も似たようなものというか、もっとダメかもしれません。外で迷宮の話を出来る人もいませんし、同じ冒険者にも、一応知り合いと言えるぐらいの人はいますけど、特にこれといった人は……」
「……だよね」
だいたい毎日迷宮と寝床を往復していて、そういう話が出来る人と知り合う機会などない。
まあ、知り合えたところで、気安く話せる仲になれるかどうかは、個人の資質というか、また別の問題なのだが。
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