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一章
アナタは超能力者?
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「さて、張り切ったのは良いものの、これ…いったいどうしようかしら…」
記憶が戻り少し希望が見えたものの、よりにもよってパズルが苦手という致命的な記憶が蘇ったのは出鼻を挫かれた気分だ。
「もーう、ほんと意地悪ね…はぁ最悪だわ…せめて何かヒントでもあればよいのに…」
「ヒントなら多分あるぜ、アンタしか見つけられないヒントがな」
背後から女性の声が聞こえた。
「…っ!?誰!?」
「あーわりぃ、何、別に怪しいもんじゃねぇぜ!」
「…嘘、怪しいわ、貴女この部屋に居たの!?隠れてたの?いつから!?」
「ちょいちょい!んな一片に言われても答えらんねぇーよ、っち、まぁとりあえずそのパズル見せてみ?」
「断るわ、脱出の手掛かりになりそうな物をそうやすやすと…わたすなん…て…?」
つい、歯切れが悪くなってしまった。動揺したからだ。何故ならば今手に持っていたパズルがいつのまにか彼女の手に渡っていたからだ。
「んー、数字を並べ替える感じか?あたしゃこういうタイプのパズルは好きだけど、一体何に合わせたらいいんだろうな、なー!」
「ち、ちょっと貴女何したのよ!?いつの間にパズルを…」
「あーん?…あ、もしかしてあんた記憶ないって言ってたけど、超能力の記憶もないの?」
「…え?何?ギフト?」
「そうだよ、いわゆる超能力って奴、あんたもやってたろ手光らせる奴」
私はハッとして自信の手を見て光らせてみた。
「こ、これが超能力…ってこと?そしたら貴女も?」
「おうよ、アタシは物を引き寄せるギフト、魔引き手って呼んでるぜ」
「引き寄せる…魔引き…」
もしかしてあの男の人を引っ張っていったのはこの人の力?だとしたら助けてくれたのか?
…もしかしてこちらに協力してくれる味方なのか…
様々な憶測が頭の中で駆け巡るが、情報がまとまらない…
つい考え込んでしまっている私を彼女は見て、頭を掻きながら謝罪してきた。
「いや、ほんと悪かったな、アンタの状況はよくわかんねぇけど、アタシは急にこの場所に飛ばされちまってよー、扉は開かねーし、悲鳴は聴こえるわでなんかおっかねぇじゃん?」
悲鳴はおそらくあの男の人だろう、飛ばされたっていうのは比喩なのだろうか?それとも…
「んで、突然壁が開いてアンタ達が入ってきて思わず隠れちまってさ、…しばらく観察してたけど、悪い奴じゃなさそうだし声掛けたっつーわけよ!」
「…事情は大体わかったわ、色々聞きたいことはあるけど、ひとまずここから出るのに協力してくれるってことかしら?」
「おうよ!同じ超能力の持ち主同士仲良くしようぜ、アタシは榊瑠衣、わけわかんねぇこの場所からさっさとおさらばしようぜ!」
「…ふふっ、なんだか貴女と話してたら元気になるわね、私は…アイ…よろしくね、榊さん」
「ルイでいいよ!アイ!、よろしく!」
私たちはぎゅっと握手をした。とても暖かかった、ここにきて初めて人の温もりを感じた。
「キュー!」
「あ、忘れてた!こっちはペンギンのキューちゃん!…私もわからないけど私を助けてくれた優しいペンギンなの」
「気になってたが、こいつも超能力なのか?まぁいいわ!よろしくなキュー太郎!」
「キュー?」
「あぁ?、キューの介がよかったか?」
「あ、あのキューちゃん…」
騒がしいけど、また仲間が増えて心強い。
それにしても超能力…
私は光を使う超能力者ってことで良いのかな?
ルイさんは物を引き寄せる超能力っていうことは超能力には種類があるのかもしれない。
脱出や私の記憶の手掛かりになるかもしらない、ルイさんにいろいろ聞いてみよう。
「あの、ルイさ…」
「んだぁ!?キュー太郎でいいだろうがよ!!なにが不満なんだよ!!」
「キュー!キュー!キュー!」
二人で取っ組み合いになっていた。
「はぁ…、後でいいわ、今はパズルの謎を解かないと…」
「だーかーら!太郎がいいんじゃねぇか!!」
「キュー!!!!!!」
まだまだため息の癖は抜けないわね…
記憶が戻り少し希望が見えたものの、よりにもよってパズルが苦手という致命的な記憶が蘇ったのは出鼻を挫かれた気分だ。
「もーう、ほんと意地悪ね…はぁ最悪だわ…せめて何かヒントでもあればよいのに…」
「ヒントなら多分あるぜ、アンタしか見つけられないヒントがな」
背後から女性の声が聞こえた。
「…っ!?誰!?」
「あーわりぃ、何、別に怪しいもんじゃねぇぜ!」
「…嘘、怪しいわ、貴女この部屋に居たの!?隠れてたの?いつから!?」
「ちょいちょい!んな一片に言われても答えらんねぇーよ、っち、まぁとりあえずそのパズル見せてみ?」
「断るわ、脱出の手掛かりになりそうな物をそうやすやすと…わたすなん…て…?」
つい、歯切れが悪くなってしまった。動揺したからだ。何故ならば今手に持っていたパズルがいつのまにか彼女の手に渡っていたからだ。
「んー、数字を並べ替える感じか?あたしゃこういうタイプのパズルは好きだけど、一体何に合わせたらいいんだろうな、なー!」
「ち、ちょっと貴女何したのよ!?いつの間にパズルを…」
「あーん?…あ、もしかしてあんた記憶ないって言ってたけど、超能力の記憶もないの?」
「…え?何?ギフト?」
「そうだよ、いわゆる超能力って奴、あんたもやってたろ手光らせる奴」
私はハッとして自信の手を見て光らせてみた。
「こ、これが超能力…ってこと?そしたら貴女も?」
「おうよ、アタシは物を引き寄せるギフト、魔引き手って呼んでるぜ」
「引き寄せる…魔引き…」
もしかしてあの男の人を引っ張っていったのはこの人の力?だとしたら助けてくれたのか?
…もしかしてこちらに協力してくれる味方なのか…
様々な憶測が頭の中で駆け巡るが、情報がまとまらない…
つい考え込んでしまっている私を彼女は見て、頭を掻きながら謝罪してきた。
「いや、ほんと悪かったな、アンタの状況はよくわかんねぇけど、アタシは急にこの場所に飛ばされちまってよー、扉は開かねーし、悲鳴は聴こえるわでなんかおっかねぇじゃん?」
悲鳴はおそらくあの男の人だろう、飛ばされたっていうのは比喩なのだろうか?それとも…
「んで、突然壁が開いてアンタ達が入ってきて思わず隠れちまってさ、…しばらく観察してたけど、悪い奴じゃなさそうだし声掛けたっつーわけよ!」
「…事情は大体わかったわ、色々聞きたいことはあるけど、ひとまずここから出るのに協力してくれるってことかしら?」
「おうよ!同じ超能力の持ち主同士仲良くしようぜ、アタシは榊瑠衣、わけわかんねぇこの場所からさっさとおさらばしようぜ!」
「…ふふっ、なんだか貴女と話してたら元気になるわね、私は…アイ…よろしくね、榊さん」
「ルイでいいよ!アイ!、よろしく!」
私たちはぎゅっと握手をした。とても暖かかった、ここにきて初めて人の温もりを感じた。
「キュー!」
「あ、忘れてた!こっちはペンギンのキューちゃん!…私もわからないけど私を助けてくれた優しいペンギンなの」
「気になってたが、こいつも超能力なのか?まぁいいわ!よろしくなキュー太郎!」
「キュー?」
「あぁ?、キューの介がよかったか?」
「あ、あのキューちゃん…」
騒がしいけど、また仲間が増えて心強い。
それにしても超能力…
私は光を使う超能力者ってことで良いのかな?
ルイさんは物を引き寄せる超能力っていうことは超能力には種類があるのかもしれない。
脱出や私の記憶の手掛かりになるかもしらない、ルイさんにいろいろ聞いてみよう。
「あの、ルイさ…」
「んだぁ!?キュー太郎でいいだろうがよ!!なにが不満なんだよ!!」
「キュー!キュー!キュー!」
二人で取っ組み合いになっていた。
「はぁ…、後でいいわ、今はパズルの謎を解かないと…」
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「キュー!!!!!!」
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