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2.二次会とその後
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落ち着いたイギリスパブ的な雰囲気のお店で、現状報告と思い出話。
適度にざわついた店内で、顔を寄せ合うと思い出以上に整った顔にドキリとしてしまう。
「徹志くん、なんか大人っぽくなったね。イケメンに成長しすぎててびっくりしちゃったよ」
「そりゃ、大人になるよ。もう25歳だもん」
「そうだよね。中学卒業してもう10年経つんだもんねぇ」
「きぃちゃんは、変わらずキレイだね。彼氏いるの?」
「そういうこと、さらっというチャラ男には教えません」
「えぇー、チャラくないよ全然。ダンス一筋、超一途」
「昔から、ダンス好きなことは知ってたけど、まさかスクールを開くまでになってたなんて、すごいね。頑張ったんだね」
「ありがと。一応世界大会にも挑戦したしね。それなりの結果が残せたから、スクールも始められたんだ。きぃちゃんもいつも賞状とかに名前入れてくれてありがとう。手書きの名前入れてもらった賞状って、すごい箔付く感じで好きなんだ」
「私が書いてるって知ってたの?」
「うん、ちょっと前からね。だから今日会えてすごい嬉しい」
そう言って笑った顔は、私の記憶の中の少年と同じで、懐かしさにいっそう心を開いていった。
思い出トークと美味しいお酒で盛り上がった私たちは、久々に卒業アルバムを開くために彼の家で三次会をしようとタクシーに乗り込んだ。コンビニでお酒とおつまみを買って、よろけた拍子に手をつないで、彼のマンションの部屋に入るなり……キスをした。
──どちらから先にキスしたかは覚えてない。
◇◇◇◇
……酔っていたはずなのにびっくりするくらい記憶あるわ。
思わず顔を掌で覆うと首の下にあった彼の腕が私を引き寄せる。
「ん……きぃちゃん、起きたの?」
きっちりと後ろに撫でつけて一つに結んでいた髪は、すでにほどけていて私の頬をさらりと撫でる。
ロン毛にしているのは、中学では丸坊主だった反動だろうか。
「うん。もう帰ろうかと思って」
「まだいいじゃん」
腰に回された腕にさらに引き寄せられると素肌が密着して温かい。
「もう一回シよ」
彼は右足を私の太ももにまとわりつかせて、再び勃ちあがった下半身を下腹部へと押し付けた。
適度にざわついた店内で、顔を寄せ合うと思い出以上に整った顔にドキリとしてしまう。
「徹志くん、なんか大人っぽくなったね。イケメンに成長しすぎててびっくりしちゃったよ」
「そりゃ、大人になるよ。もう25歳だもん」
「そうだよね。中学卒業してもう10年経つんだもんねぇ」
「きぃちゃんは、変わらずキレイだね。彼氏いるの?」
「そういうこと、さらっというチャラ男には教えません」
「えぇー、チャラくないよ全然。ダンス一筋、超一途」
「昔から、ダンス好きなことは知ってたけど、まさかスクールを開くまでになってたなんて、すごいね。頑張ったんだね」
「ありがと。一応世界大会にも挑戦したしね。それなりの結果が残せたから、スクールも始められたんだ。きぃちゃんもいつも賞状とかに名前入れてくれてありがとう。手書きの名前入れてもらった賞状って、すごい箔付く感じで好きなんだ」
「私が書いてるって知ってたの?」
「うん、ちょっと前からね。だから今日会えてすごい嬉しい」
そう言って笑った顔は、私の記憶の中の少年と同じで、懐かしさにいっそう心を開いていった。
思い出トークと美味しいお酒で盛り上がった私たちは、久々に卒業アルバムを開くために彼の家で三次会をしようとタクシーに乗り込んだ。コンビニでお酒とおつまみを買って、よろけた拍子に手をつないで、彼のマンションの部屋に入るなり……キスをした。
──どちらから先にキスしたかは覚えてない。
◇◇◇◇
……酔っていたはずなのにびっくりするくらい記憶あるわ。
思わず顔を掌で覆うと首の下にあった彼の腕が私を引き寄せる。
「ん……きぃちゃん、起きたの?」
きっちりと後ろに撫でつけて一つに結んでいた髪は、すでにほどけていて私の頬をさらりと撫でる。
ロン毛にしているのは、中学では丸坊主だった反動だろうか。
「うん。もう帰ろうかと思って」
「まだいいじゃん」
腰に回された腕にさらに引き寄せられると素肌が密着して温かい。
「もう一回シよ」
彼は右足を私の太ももにまとわりつかせて、再び勃ちあがった下半身を下腹部へと押し付けた。
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