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モンスター討伐へ――
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「リハンは剣や弓は扱えるんだよね?」
俺はリハンに問う……
「はい、隊長……俺は剣や弓は勿論、武術の心得もあります。」
そう言い、空手の様な型をするリハン……
結構、様になっている……
「後は、俺達獣人族は目が良くてこんな芸当も出来ますよ?」
そう言って俺に弓を自分に向けて放ってくれとせがむリハン……
危ないと言ったが何度も大丈夫だから放ってくれと言うので恐る恐る矢を放ってみた……
ヒュカッ―ヒュカカッ―
ッパァァン―パシッ―パシッ―
掌で矢の先を押して数本の軌道を変え、残りを掴んで見せるリハン……
「まだまだ、こんなもんじゃないですよ?」
さらに、リハンに撃つように言われ……俺はさらに五本ほど撃った……
シュタッ……タッタッタッ――
飛んでくる矢を足場にしてコチラに向って来るリハン……
「こんな芸当も持ち合わせてますよ……」
そう言いニコッと笑うリハン……
正直、リハンのが五将の位に相応しいのではないかと思ってしまう……
それほど、俺の前でリハンがやってのけた芸当はカッコイイものだった……
「リハン……お前さんの隊服が出来上がったぞ……着てこい……」
ギルティアさんがリハンに告げる……
「はい!!待っててね隊長!!」
リハンはそう言い、俺とギルティアさんに頭を下げる……
数分後……青と黒の隊服に身を包んだリハンがやって来た……
「隊長……どうかな?僕、似合ってる?」
尻尾をフリフリとさせ、小さな子供のように聞いてくるリハン……
よほど、嬉しかったのだろう……先程の芸当を見せてきたリハンとは打って違って見える……
「お前達、今日は戦は無さそうだから依頼としてウチに来てたモンスター討伐でもして来い……」
ギルティアさんが俺達二人に告げる……
「はい!!行ってきます!!」
俺が、嫌だと言おうとする前にリハンが大きな声で返事をした……
「よし、決定だ……行ってこーい!!」
こうして、半強制的に俺達はモンスター討伐に出かけることになった……
「モンスターは、アシュラタイガーだ……三つの首を持つ大きな虎のモンスターだ……」
そう言い、お前達頼むぞ!!と肩を叩くギルティアさん……
俺はソウリュウの件がある為にあまり乗り気にはなれない……
仕方なく、俺は部屋で大人しくしていたククルを頭に乗せ 背中に剣を装備して外に出た……
リハンは先に外に出ており、剣を振ってウォーミングアップをしている……
「リハン……早いね……そろそろ行こうか?」
俺がリハンに告げる……
「はい!!行きましょう 隊長!!」
こうして、俺達はモンスター討伐に向かうことになった……
俺はリハンに問う……
「はい、隊長……俺は剣や弓は勿論、武術の心得もあります。」
そう言い、空手の様な型をするリハン……
結構、様になっている……
「後は、俺達獣人族は目が良くてこんな芸当も出来ますよ?」
そう言って俺に弓を自分に向けて放ってくれとせがむリハン……
危ないと言ったが何度も大丈夫だから放ってくれと言うので恐る恐る矢を放ってみた……
ヒュカッ―ヒュカカッ―
ッパァァン―パシッ―パシッ―
掌で矢の先を押して数本の軌道を変え、残りを掴んで見せるリハン……
「まだまだ、こんなもんじゃないですよ?」
さらに、リハンに撃つように言われ……俺はさらに五本ほど撃った……
シュタッ……タッタッタッ――
飛んでくる矢を足場にしてコチラに向って来るリハン……
「こんな芸当も持ち合わせてますよ……」
そう言いニコッと笑うリハン……
正直、リハンのが五将の位に相応しいのではないかと思ってしまう……
それほど、俺の前でリハンがやってのけた芸当はカッコイイものだった……
「リハン……お前さんの隊服が出来上がったぞ……着てこい……」
ギルティアさんがリハンに告げる……
「はい!!待っててね隊長!!」
リハンはそう言い、俺とギルティアさんに頭を下げる……
数分後……青と黒の隊服に身を包んだリハンがやって来た……
「隊長……どうかな?僕、似合ってる?」
尻尾をフリフリとさせ、小さな子供のように聞いてくるリハン……
よほど、嬉しかったのだろう……先程の芸当を見せてきたリハンとは打って違って見える……
「お前達、今日は戦は無さそうだから依頼としてウチに来てたモンスター討伐でもして来い……」
ギルティアさんが俺達二人に告げる……
「はい!!行ってきます!!」
俺が、嫌だと言おうとする前にリハンが大きな声で返事をした……
「よし、決定だ……行ってこーい!!」
こうして、半強制的に俺達はモンスター討伐に出かけることになった……
「モンスターは、アシュラタイガーだ……三つの首を持つ大きな虎のモンスターだ……」
そう言い、お前達頼むぞ!!と肩を叩くギルティアさん……
俺はソウリュウの件がある為にあまり乗り気にはなれない……
仕方なく、俺は部屋で大人しくしていたククルを頭に乗せ 背中に剣を装備して外に出た……
リハンは先に外に出ており、剣を振ってウォーミングアップをしている……
「リハン……早いね……そろそろ行こうか?」
俺がリハンに告げる……
「はい!!行きましょう 隊長!!」
こうして、俺達はモンスター討伐に向かうことになった……
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