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第4章 パリ攻防戦
6 魔本「狂えるオルランド」の力
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現実世界。環境大学の講義室にて。
大学教授・下田三郎はゼミ生らと共に、討論会を開いていた。
下田教授の専門は西洋史学である。
討論のテーマは「中世欧州の封建制度の成立について」。
「さて諸君。お手元の資料は事前に読み込んできたかね?
私の方から資料内容に関する講義は一切行わない。読めば分かる話をまたここでするのは、貴重な時間の無駄になるからな」
下田の渡した資料は自著の西洋史に関する論文のコピーであり、優に200ページを越える。
ゼミ生たちを見回すと、明らかに顔を引きつらせた者が数名。ああ、こいつらは事前に読んできてないな――と一目で分かってしまう。事前に何を討論するのかは伝えてあるので、200ページある資料だろうがテーマに関する部分だけ選別をして読んでくれば良いだろうに、と思う。
討論といっても内容は小手調べ的なもので、下田の資料を読めば的外れな主張をする心配はないものだった。
中世欧州の封建制度の成立。それはフランク王国シャルルマーニュの祖父であるカール・マルテルの時代に端を発する。
南のスペインよりイスラム教徒の軍勢が攻め寄せ、王国全体が蹂躙される危機に瀕したのだ。
トゥールとポワティエの間にある平原にて六日の睨み合いの末、七日目にしてカールの軍勢はイスラム勢に勝利する。この時の活躍にちなみカールはマルテル(鉄槌の意)の称号を獲得するに至る。
「イスラム教徒を撃退したものの、兵を雇う資金は枯渇し王国の財政は逼迫した。
カール・マルテルは考えた。また大規模な侵攻が起きた場合、間違いなく王国は破綻してしまう。
そこで目を付けたのが、当時王国に点在し国土の三分の一を占めるキリスト教会の所領です」
マルテルは兵に支払う賃金に代わり、教会から召し上げた土地を与える政策を取った。
与えられた土地は兵の所有となり、維持管理を必要とするが収穫を得られる。
王国伝統の従士制を基盤とした、領地を所有する諸侯――騎士の誕生である。
「教会の所領を召し上げて騎士に与えたというけど、教会は反発しなかったの?」
「土地経営・防衛を騎士に管理させ、教会には十分の一税を毎年納めさせる契約を結んだからね。
教会の所領は飛び地が多く、キリスト教会も運営に苦労していたから、マルテルの政策は渡りに船だったんだよ」
マルテルはメロヴィング朝の宰相であり、当時すでに王権が弱体化し傀儡同然であった王家に代わり強大な権限を握っていた。
彼の息子ピピン3世がメロヴィング家を廃し、自身の血筋を新たな王家とする――カロリング朝が開かれる。封建制は農奴制と結びつき、騎士・聖職者・農民の三つの身分を基盤とする支配体制が確立されていった。
(――とまあ、資料を読みさえすれば分かる内容なんだがな)
学生たちの初々しい討論内容を聞きながら、下田教授は別の事柄に思いを馳せていた。
魔本「狂えるオルランド」。現実世界の人間を引きずり込み、物語の登場人物に魂を憑依させてしまう恐るべき書物。
(「狂えるオルランド」と異なり、史実のシャルルマーニュの時代にイスラム教徒の大規模侵攻は発生していない。
恐らくマルテルの時代のトゥール・ポワティエ間の戦いをベースに、物語の中に落とし込んだものだろう。そもそもトゥールどころかパリにまで北上されているんじゃ、大帝は史実よりもボンクラって話になるじゃあないか。
作中に火縄銃が出てきたりするし、作者アリオストに正確な時代考証を期待するだけ無駄という話でもあるが――)
やがてゼミの時間が終わると、学生たちは次々と退室していった。
彼らと当り障りのない会話をしながら、下田は違和感にふと気づく。
(誰一人として、綺織浩介君について話題にも出さないな。
もう彼がいなくなって一週間は経つというのに。結構人当たりの良い性格だったから、皆も心配し始めるのでは――と思っていたんだが)
綺織浩介。大学の二回生で、下田のゼミの受講生だ。
魔本「狂えるオルランド」に引きずり込まれ、彼は消息を絶った。同じく本の中に囚われ、女騎士ブラダマンテに憑依するハメになった女子高生・司藤アイの憧れていた先輩でもある。
(意外と連中も薄情なものだな――)
下田はぼんやりとそんな感想を抱いたが――違和感の正体に、すぐにでも気づかされる事となった。
**********
『――不思議かい?』
甲高い、作り物めいた声が下田の耳に響いた。
下田の自宅。防音設備も整ったマンションの一室だ。
その奥に眠る魔本「狂えるオルランド」から、下田にしか聞こえない謎めいた声がした。魔本に宿る意思であり、浩介やアイの幼馴染、黒崎八式をも本の中の世界に引きずり込んだ張本人――Furiosoである。
「貴様――私が喋らなくても、心が読めたりするのか?」
『まっさかぁ。ボクはそこまで器用じゃあないよ。
でも何となく、今のきみが考えてそうな事に見当はつくからね。
綺織浩介が行方不明になっても騒ぎにならない理由、教えてあげようか?』
本の悪魔はからかうように、声に笑いによる震えを含ませた。その態度が下田に苛立ちをつのらせる。
『きみのところに、警察が聞き込みに来ない事。おかしいと思わない?
少なくとも綺織浩介、司藤アイの二人は、きみの目の前でこの世界から消えたんだぜ?』
それを聞いてようやく、ハッとする下田。
何故今まで気づかなかったのだろう? 日本の警察の捜査能力なら二人の消えた時間・場所から下田教授が、失踪に何らかの関わりのある人物だと割り出せる筈。一旦聞き込みに来られたら、魔本はあっけなく見つかってしまうだろう。しかも本の奥付には、今まで引きずり込まれた犠牲者たちの名前がご丁寧に記録されているのだ。にも関わらず未だかつて魔本を原因とした失踪事件が、新聞やテレビで報道された痕跡は存在しない。
「まさか――魔本には認識を阻害する力でも備わっているというのか?」
『ピンポーン! 正解。よくできましたァ!
魔本に直接関わりのない人間は、真の意味で魔本の存在に干渉できないんだ。
だから引きずり込まれた人間の家族や友人も怪しむ事はないし、下田がどんなに騒いだところで、警察に介入される心配も実はなかったのさ。素敵な能力だよね? 物語の進行を部外者に邪魔される事は皆無なんだからさァ』
下田は恐るべき推論に辿り着いた。
もしアイ達が物語の大団円を迎える事に失敗しても、家族や友人は騒ぐどころか、彼女たちがこの世界に存在していた事すら忘れ去ってしまうという事ではないのか。ゼミ生たちが綺織浩介の話題を口にする事すらなかったのが、すでに記憶が抹消されつつあるという証左なのだ!
(くそッ……この悪魔め! 現実世界でこの本に干渉できるのは私だけ、という事になるのか。
ならば、私が何とかしなくては。直接の支援はできないが、一人だけ現実世界にいるという立場を活かし、コイツの鼻を明かしてやる……!)
大学教授・下田三郎はゼミ生らと共に、討論会を開いていた。
下田教授の専門は西洋史学である。
討論のテーマは「中世欧州の封建制度の成立について」。
「さて諸君。お手元の資料は事前に読み込んできたかね?
私の方から資料内容に関する講義は一切行わない。読めば分かる話をまたここでするのは、貴重な時間の無駄になるからな」
下田の渡した資料は自著の西洋史に関する論文のコピーであり、優に200ページを越える。
ゼミ生たちを見回すと、明らかに顔を引きつらせた者が数名。ああ、こいつらは事前に読んできてないな――と一目で分かってしまう。事前に何を討論するのかは伝えてあるので、200ページある資料だろうがテーマに関する部分だけ選別をして読んでくれば良いだろうに、と思う。
討論といっても内容は小手調べ的なもので、下田の資料を読めば的外れな主張をする心配はないものだった。
中世欧州の封建制度の成立。それはフランク王国シャルルマーニュの祖父であるカール・マルテルの時代に端を発する。
南のスペインよりイスラム教徒の軍勢が攻め寄せ、王国全体が蹂躙される危機に瀕したのだ。
トゥールとポワティエの間にある平原にて六日の睨み合いの末、七日目にしてカールの軍勢はイスラム勢に勝利する。この時の活躍にちなみカールはマルテル(鉄槌の意)の称号を獲得するに至る。
「イスラム教徒を撃退したものの、兵を雇う資金は枯渇し王国の財政は逼迫した。
カール・マルテルは考えた。また大規模な侵攻が起きた場合、間違いなく王国は破綻してしまう。
そこで目を付けたのが、当時王国に点在し国土の三分の一を占めるキリスト教会の所領です」
マルテルは兵に支払う賃金に代わり、教会から召し上げた土地を与える政策を取った。
与えられた土地は兵の所有となり、維持管理を必要とするが収穫を得られる。
王国伝統の従士制を基盤とした、領地を所有する諸侯――騎士の誕生である。
「教会の所領を召し上げて騎士に与えたというけど、教会は反発しなかったの?」
「土地経営・防衛を騎士に管理させ、教会には十分の一税を毎年納めさせる契約を結んだからね。
教会の所領は飛び地が多く、キリスト教会も運営に苦労していたから、マルテルの政策は渡りに船だったんだよ」
マルテルはメロヴィング朝の宰相であり、当時すでに王権が弱体化し傀儡同然であった王家に代わり強大な権限を握っていた。
彼の息子ピピン3世がメロヴィング家を廃し、自身の血筋を新たな王家とする――カロリング朝が開かれる。封建制は農奴制と結びつき、騎士・聖職者・農民の三つの身分を基盤とする支配体制が確立されていった。
(――とまあ、資料を読みさえすれば分かる内容なんだがな)
学生たちの初々しい討論内容を聞きながら、下田教授は別の事柄に思いを馳せていた。
魔本「狂えるオルランド」。現実世界の人間を引きずり込み、物語の登場人物に魂を憑依させてしまう恐るべき書物。
(「狂えるオルランド」と異なり、史実のシャルルマーニュの時代にイスラム教徒の大規模侵攻は発生していない。
恐らくマルテルの時代のトゥール・ポワティエ間の戦いをベースに、物語の中に落とし込んだものだろう。そもそもトゥールどころかパリにまで北上されているんじゃ、大帝は史実よりもボンクラって話になるじゃあないか。
作中に火縄銃が出てきたりするし、作者アリオストに正確な時代考証を期待するだけ無駄という話でもあるが――)
やがてゼミの時間が終わると、学生たちは次々と退室していった。
彼らと当り障りのない会話をしながら、下田は違和感にふと気づく。
(誰一人として、綺織浩介君について話題にも出さないな。
もう彼がいなくなって一週間は経つというのに。結構人当たりの良い性格だったから、皆も心配し始めるのでは――と思っていたんだが)
綺織浩介。大学の二回生で、下田のゼミの受講生だ。
魔本「狂えるオルランド」に引きずり込まれ、彼は消息を絶った。同じく本の中に囚われ、女騎士ブラダマンテに憑依するハメになった女子高生・司藤アイの憧れていた先輩でもある。
(意外と連中も薄情なものだな――)
下田はぼんやりとそんな感想を抱いたが――違和感の正体に、すぐにでも気づかされる事となった。
**********
『――不思議かい?』
甲高い、作り物めいた声が下田の耳に響いた。
下田の自宅。防音設備も整ったマンションの一室だ。
その奥に眠る魔本「狂えるオルランド」から、下田にしか聞こえない謎めいた声がした。魔本に宿る意思であり、浩介やアイの幼馴染、黒崎八式をも本の中の世界に引きずり込んだ張本人――Furiosoである。
「貴様――私が喋らなくても、心が読めたりするのか?」
『まっさかぁ。ボクはそこまで器用じゃあないよ。
でも何となく、今のきみが考えてそうな事に見当はつくからね。
綺織浩介が行方不明になっても騒ぎにならない理由、教えてあげようか?』
本の悪魔はからかうように、声に笑いによる震えを含ませた。その態度が下田に苛立ちをつのらせる。
『きみのところに、警察が聞き込みに来ない事。おかしいと思わない?
少なくとも綺織浩介、司藤アイの二人は、きみの目の前でこの世界から消えたんだぜ?』
それを聞いてようやく、ハッとする下田。
何故今まで気づかなかったのだろう? 日本の警察の捜査能力なら二人の消えた時間・場所から下田教授が、失踪に何らかの関わりのある人物だと割り出せる筈。一旦聞き込みに来られたら、魔本はあっけなく見つかってしまうだろう。しかも本の奥付には、今まで引きずり込まれた犠牲者たちの名前がご丁寧に記録されているのだ。にも関わらず未だかつて魔本を原因とした失踪事件が、新聞やテレビで報道された痕跡は存在しない。
「まさか――魔本には認識を阻害する力でも備わっているというのか?」
『ピンポーン! 正解。よくできましたァ!
魔本に直接関わりのない人間は、真の意味で魔本の存在に干渉できないんだ。
だから引きずり込まれた人間の家族や友人も怪しむ事はないし、下田がどんなに騒いだところで、警察に介入される心配も実はなかったのさ。素敵な能力だよね? 物語の進行を部外者に邪魔される事は皆無なんだからさァ』
下田は恐るべき推論に辿り着いた。
もしアイ達が物語の大団円を迎える事に失敗しても、家族や友人は騒ぐどころか、彼女たちがこの世界に存在していた事すら忘れ去ってしまうという事ではないのか。ゼミ生たちが綺織浩介の話題を口にする事すらなかったのが、すでに記憶が抹消されつつあるという証左なのだ!
(くそッ……この悪魔め! 現実世界でこの本に干渉できるのは私だけ、という事になるのか。
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