私の身も心も全て捧げます!

恐霊仙妖

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2章 少女の生い立ち

少女の血筋

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だから父は私を嫌っていたのだろう。

リリシアは納得する。


ようやく理由が分かった。


だから私には味方が居ないのだろう。


納得はできた。


理解もした。


それでも、涙が止まらなかった。








「そして、4人の冒険者の方々は、アリシア様の行方を知らず、戦争の終結と共に、各方へ散りました。ですが、貴方様の事を伝えた所、4人のうち4人が来てくださる手筈となっております。どうか、面会をしていただけないでしょうか」


「いい、、、です、」



「そうですか、ありがとうございます」



老人の手が優しくリリシアの手に触れる。


とっさに手を引いてしまうが、老人の手はもう一度しっかりと、しかし優しく、リリシアの手を包む。


「もう、誰にも貴方を傷つけさせません、私が、私達が守ります、どうかご安心を」





そうか、

信用して良いのか。




信用して良いの?







そのままリリシアは意識を手放す。



体力と精神を磨耗したリリシアにとっては、人の話を聞くだけでも精一杯なのだろう。



そして、老人が部屋を後にする。




殺意を撒き散らし。




いつか



いつの日か




自らの敬愛する主君の、その愛娘を傷つけた愚か者を、その手で嬲り殺す。



そんな想像をしながら。
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