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宇宙人は果たして存在するのだろうか。この果てしなく広い宇宙に無限の可能性があると信じてやまない人間であれば、きっとこの問いに「YES」と答えるだろう。
実際目撃例のようなものは無数に存在する。いわゆる「リトル・グレイ」。ひと昔前の6月24日、アメリカで目撃されたという円盤。
また日本にもドンブリのような見た目をした謎の巨大物体に人々が困惑する様を描いた絵画があったりなど。
中には本当に会って会話をしたとまでいう人も存在するらしい。
だがここまでの例があるにもかかわらず、先ほどの問いに「NO」を言う者も無数に存在する。
中には遭遇したような経験をしておきながらも「NO」と提唱する人もいるかもしれない。
そして第三の答え、「わからない」を答え続ける者もいるだろう。
僕もその1人だったように思う。
今でも同じ答えを言い続けるだろう。
アイツは突然やってきたし、本当に宇宙人なのか証明してもらってすらいない。
何から何まで破天荒で、ただ振り回されるばかりだった。
いい思い出でも悪い思い出でもない不思議な経験であったけれど、あの出会いがなければ冗談抜きで僕はのたれ死んでいたかもしれないし、もし生き延びていてもほぼ死んでるのと変わりないくらい何の生産性もない存在になっていただろう。
そういう意味ではいい「出会い」ではあったかもしれないけど、「出会い」もあれば「別れ」もあるというように、僕とアイツはそう、最悪の「別れ」をしてしまったのである。
さよならなんて、一言も言えずじまいだった。
だから、僕とアイツの思い出話を語る前に一言だけ言っておこう。
さよなら、遥か遠くの我が友よ。
実際目撃例のようなものは無数に存在する。いわゆる「リトル・グレイ」。ひと昔前の6月24日、アメリカで目撃されたという円盤。
また日本にもドンブリのような見た目をした謎の巨大物体に人々が困惑する様を描いた絵画があったりなど。
中には本当に会って会話をしたとまでいう人も存在するらしい。
だがここまでの例があるにもかかわらず、先ほどの問いに「NO」を言う者も無数に存在する。
中には遭遇したような経験をしておきながらも「NO」と提唱する人もいるかもしれない。
そして第三の答え、「わからない」を答え続ける者もいるだろう。
僕もその1人だったように思う。
今でも同じ答えを言い続けるだろう。
アイツは突然やってきたし、本当に宇宙人なのか証明してもらってすらいない。
何から何まで破天荒で、ただ振り回されるばかりだった。
いい思い出でも悪い思い出でもない不思議な経験であったけれど、あの出会いがなければ冗談抜きで僕はのたれ死んでいたかもしれないし、もし生き延びていてもほぼ死んでるのと変わりないくらい何の生産性もない存在になっていただろう。
そういう意味ではいい「出会い」ではあったかもしれないけど、「出会い」もあれば「別れ」もあるというように、僕とアイツはそう、最悪の「別れ」をしてしまったのである。
さよならなんて、一言も言えずじまいだった。
だから、僕とアイツの思い出話を語る前に一言だけ言っておこう。
さよなら、遥か遠くの我が友よ。
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