貴方は俺を愛せない

和泉奏

文字の大きさ
126 / 356
涼とお家で隠しごと

5

しおりを挟む




かろうじで冷蔵庫に背を預けて立っているオレの足元に、涼がしゃがみこむ。

ズボンのホックが外された。
それに、ジーっとジッパーを下ろしていく指。


「……」


何をされているか、現実感はなかった。

ただ、膝が崩れないように必死に体を保ってて、いつも見てるキッチンが、まるで違う景色に見えて、


「ふふ、嫌々言うわりには勃ってるじゃん」


下着越しに明らかにラインを主張しているそこを眺めて爛々と目を輝かせている顔を見下ろし、怪訝に眉を寄せた。


「涼…何、して」

「夏空の勃起ペニス…シルク越しに透けてる…えっろ…」


正孝にも言われたその言葉。思わず顔を背ければ、こっちに視線が向いたのがわかる。


「…っ、…見るな…」

「あー、いいよ。その顔萌える」


まるで舌なめずりをしているような口調で、止める間もなく、あっという間にズボンと下着を下ろされた。


「…っ、ぁ、」

「………う、…わ、」


股がスースーして、むき出しになったちんちんや太ももを生温かい風が撫でた。

隠そうにも、やけに頭がぼんやりしてて、鈍くて、「……何だよ」 と喉の奥から絞り出した声は弱々しくて掠れていた。


「……うん。やっぱり顔が良い人ってペニスもかなりえっちで立派な形にできてるんだなぁってしみじみ思ってたところ」

「っ、」


何がえっちだ。どこが立派だ。

そもそも男で、しかもクラスメイトの友達なのに、そんなに食い入るように見るな。変態オヤジみたいな感想も言うな。どう反応したら良いかわかんないだろ。


「夏空ってば、さっき学校でどれだけエロい顔してたかわかってる?」

「…っ、ぁ、うぁっ、」


じっと間近で見つめられ、おもむろに手で勃起したちんちんを掴まれ、撫でられる。
腰がゾクッとして、ぴくん。跳ねた。


「表面上いつも通りに装ってたつもりかもしれないけど、色気が抑えられてなかったよ?教室で、しかもクールな顔の下で、こんなやらしいトコ勃たせちゃってさ」


我慢汁の滲んでたおしっこの口をぺろぺろ舐められ、ビクビク太腿が震える。その刺激でとろとろと、さらに蜜が溢れて涼の舌を濡らす。


「ぁ゛、ぅっ、友達、なのに、悪ふざけしすぎ、だ、…っ、」

「ん…、その友達を"誘った"のは君…でしょ?」

「…っ、ちがっ、ん、ひ、ぅ…ッ」


動物みたいに、べろべろ舌で舐められ続ければ、下腹部がじゅんってして頬が熱くなる。


「いただきまーす」

「は、…っ、…ぁ、あ…っ、」


保健室でさっくんに焦らされ続け、寸止めのまま終わってしまったちんちん。

ぬるぬる…

亀頭をちゃぷちゃぷとなめられ、舌でなぞるみたいにして唇の先をちんちんに密着させて適度な感覚で摩擦してくる。


「ぅ、う…っ、」


トロトロして、ビクビクして、爆発限界だったモノを包み込む涼の咥内は、…凄く、気持ち良い。


「ん、ぢゅ、ん…、は…」

「…っ、ぅ、は、……っ、」


(…涼が、オレのちんちん舐めて、咥えてジュボジュボしてる…)

冷蔵庫に縋り付くように背中を預け、股間から全身に広がる痺れるような甘い快感によって漏れる声を必死に抑える。

今のえっちな涼と、普段の真面目な感じの涼とのギャップが大きすぎて、脳が軽いパニックになる。
けど、その不一致感によって、視覚と感覚から、余計に気持ちいいって快感が強く濃くなった。

出した舌で隅々まで舐められ、頭を上下させ、唾液が自然と混じった薄い粘膜で擦り上げられる。
さっくんほど上手くはないけど、それでもあたたかい滑りと舌の感触に恍惚とした。


「ぁ゛、く、ぅ、ぅあ…っ、!!」

「あは、良すぎて仰け反ってる。もっほ、なめはへるーっ、」


ぢゅっ、ぢゅるっ、

被った皮の中も絞りだされた我慢汁も舌でべろべろ舐められる。

しおりを挟む
感想 15

あなたにおすすめの小説

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった

ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン モデル事務所で メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才 中学時代の初恋相手 高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が 突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。 昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき… 夏にピッタリな青春ラブストーリー💕

ヤンデレ執着系イケメンのターゲットな訳ですが

街の頑張り屋さん
BL
執着系イケメンのターゲットな僕がなんとか逃げようとするも逃げられない そんなお話です

従僕に溺愛されて逃げられない

大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL! 俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。 その傍らには、当然のようにリンがいる。 荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。 高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。 けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。 当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。 居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。 さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。 主従なのか、恋人なのか。 境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。 従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。

創作BL短編集

さるやま
BL
短編まとめました。 美形×平凡、ヤンデレ、執着・溺愛攻め多め

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

仕方なく配信してただけなのに恋人にお仕置される話

カイン
BL
ドSなお仕置をされる配信者のお話

薔薇摘む人

Kokonuca.
BL
おじさんに引き取られた男の子のお話。全部で短編三部作になります

処理中です...