魔闘少女ハーツ・ラバーズ!

ハリエンジュ

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第一話『芽生える勇気! ブレイブラバー誕生!』

その10 邂逅

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★魔闘少女ハーツ・ラバーズ! 
第一話『芽生える勇気! ブレイブラバー誕生!』
その10 邂逅


 私と鈴原くんは、手を繋いで公園の並木道を歩いていた。
 当たり前のように手を繋いじゃってるけど、男の子と女の友達って普通は手を繋ぐものなのかな。
 家族以外の誰かとこうして手を繋ぐのも初めてで、緊張してしまう。
 何だか、どきどきする、な。

 ふと鈴原くんを見上げると、彼は八重歯を見せて笑ってくれた。
 自然と、私も微笑む。
 鈴原くんの笑顔は、いつだって私に元気をくれる。
 こんな素敵な笑い方できる人、他にいないんじゃないかなあ。

 本当に、私なんかが友達でいいのかな。
 凄く、とても幸せすぎて。
 何度も言うけど、夢みたいだ。

「こずえ、もうちょい歩いてもええ?」

「え? う、うん」

「空、オレンジ色になってきたやろ。さっき看板見たけど、この先ちょっと丘になっとるらしいわ。そっから景色見たら絶対キレイやろ。な、行ってみよ!」

「……うんっ」

「よっしゃ!」

 鈴原くんが嬉しそうにしていると、私も嬉しくなる。
 何だか、ぽかぽかした気持ちになる。

 鈴原くんも。
 私が嬉しいって思ったら、嬉しいって感じてくれたりするのかな。
 そうだったら、いいな。

 なんて、今まで有り得なかった幸せに浸っている時だった。
 そんな日常を唐突に破壊するかの如く。
 小さな黒い物体が前方から凄い勢いで飛んできて。

 え、あれ?
 近い。
 こっちに来る。

 困惑する暇も、何かを言う暇もなかった。
 声を上げようとした時には既に、それは。

「……ひゃうっ」

 おでこに、思いっ切り何か黒い物がぶつかった。
 痛い。

 ふら、とよろけて仰向けに倒れそうになったけど、鈴原くんがすぐに私の肩に手を回して支え、助けてくれた。
 私、鈴原くんに助けてもらってばっかりだ。

「こずえ、大丈夫か!?」

「ご……ごめんね、鈴原くん。ありがとう……」

 鈴原くんにお礼を言って、ヒリヒリするおでこをゆっくりと擦る。
 ふと、目線を地面に落とすと。
 今私にぶつかってきた、黒い物体が転がっていた。
 物体、というか、このシルエットは。
 コウモリ……に、近い物が、あるかな。
 でも、それにしては小さいし、フォルムも何だかまるっとしている。
 コウモリさん、らしき物は、ぴくぴくとその場で震えていた。

 ど、どうしよう。
 私にぶつかったせいで、怪我させちゃったんじゃ。
 心配になってしゃがみこんで、コウモリさんを抱き上げる。

 その時。

「……っ、いってーな! 何しやがんでい! 気ぃつけろやチビスケ!」

 コウモリさんが、喋った。
 というか、怒鳴られた。
 男の人の声だった。

「ひ……ひうっ……!?」

 びっくりして思わずコウモリさんを抱いていた手を離してしまう。
 だけどコウモリさんは落ちることはなく、ぱたぱたとその場に羽ばたき、浮いていた。

 何で、何で人の言葉を喋るの。
 混乱して、鈴原くんの背中に隠れてしまう。
 心臓が、ばっくんばっくん鳴っている。

「え……は!? おいコラ、コウモリ! 何で喋っとんねん! おもちゃか!? ってか、チビスケってなんや! 謝らんかい!」

 鈴原くんが、宙に浮いていたコウモリさんをがしっと掴む。
 そのままコウモリさんを横に、縦に、びろんびろんと引っ張る。
 コウモリさんは形を自由自在に変えながら、ぎゃんぎゃん喚いた。

「い、いってててて! 引っ張るんじゃねえやい! 放せチビスケ二号!」

「だーれーが、チビスケ二号じゃい! コウモリ! どつくぞ! いてこますぞ!」

「コウモリコウモリうるせえよ! 俺様には『ゼロット』っつー立派な名前があんでい!」

「は? ゼロ……なんやて?」

「そう、ゼロ!」

 何とかコウモリさん……じゃなくて、ゼロットさんが鈴原くんの手から逃れる。
 それから、彼はくるんと身を翻して後方をじっと見つめた。

「……ちっ。ゆっくりお喋りしてる時間なんてねえっつーのに……!」

 その声が、あまりにも苦々しげで。
 何だろう、と私も鈴原くんの背に隠れるのをやめて、ゼロットさんの見つめる方向に目を凝らす。

 それから、言葉を失った。
 空気が、おかしい。
 ぴりぴりしてる。
 何かが近づいてきてる。
 ずしん、ずしんと、大きな影が、重い音を響かせて。

「おい、もう逃げらんねえぞ、裏切り者」

 低い声が聴こえた。
 同時に、彼の存在をはっきりと認識してしまう。

 黒い、ゴシックパンク調の服装を纏ったひどく大柄な男の人。
 筋骨隆々で、目つきが悪くて、プレッシャーがあって。

 ぞく、とした。
 いつもの緊張とか恥ずかしさとかじゃない。
 感じるのは、ただの純粋な恐怖。

「……ったく、てめえはしつけえなあ、ネス」

 ゼロットさんが笑い混じりに言う。
 だけどその声は、どこか焦りを含んでいた。
 ゼロットさんの言葉を受けて、ネスさん、と呼ばれた男の人はに、と不敵に笑った。

「てめえがチョロチョロ逃げ回るからだろ。このクソコウモリが。もう逃げらんねえぞ。おとなしくオレにボコボコにされて、ラブセイバーを五個全部返しやがれ」

「それは、おとなしくラブセイバーを渡せば見逃してやるって言うとこじゃねえの?」

「そりゃあ無理だな。オレ、てめえに無茶苦茶ムカついてるんだからよ」

 らぶ、せいばー?
 何だろう、聞いたことがない言葉だ。

 喋るコウモリさん、不思議な単語。
 頭の中で、がんがんと警鐘が鳴っている。
 はっきりとわかる。
 私、今、いてはいけない場面にいる。

「てめえが渡せねえっつーんなら、まあ、力ずくだなあゼロット。元々、オレにはこういうやり方が合ってんだ、よ!」

 急に、ネスさんが声を荒げる。
 かと思えば、彼はその大きすぎる手をかざし。

「溢れちまえ、爆発しちまえ! 解き放っちまえよ、エモーション!」

 そんなことを、力いっぱい、叫んだ。
 エモーション?
 感情のこと?
 頭の中が、疑問符でいっぱいになる。

 でも、すぐにそれどころじゃなくなった。
 どう見ても不審なネスさんを遠巻きに見ていた人達の顔色が、変わる。
 さっと顔を青褪めさせて、次々とその場に膝から崩れ落ちて行く。
 苦しそうに頭を押さえ、呻いている。
 かと思えば、ふら、とみんな力が抜けたようにその場に倒れて。

 次の瞬間、私の心臓は嫌な意味で跳ね上がった。
 聴こえる。
 耳の奥に響く、とかじゃなくて。
 脳を直接、容赦なくノックしてくる。

 つかれた。
 楽しい。
 花が綺麗。
 明日も仕事か。
 帰りたくない。
 そういえば。
 食べたい。
 眠い。
 会いたい。
 あいつむかつく。
 今日は。
 ああ、そうだ。
 ねえ、聞いて。
 あれ、目の前が。

 そんな感じの、ごちゃごちゃの言葉が迫ってくる。
 ごちゃごちゃの感情が世界に溢れている。
 まとまりがない。
 体が震える。
 こわい。
 私の許容量を遥かに超えたワードの数々に、身が竦む。

 私が呆然と固まっていると、ネスさんはぐ、と手をグーの形に握り、そのままそれを天に突き上げた。

「蹂躙し尽くせ! 暴れちまえ! 『アニマ』!」

 その言葉を合図にするかのように、ばらばらだった感情が、無理矢理一つの個体に、固体に集められていくのを感じた。

 一箇所に声が集まる。
 ぐるぐると、ぎゃあぎゃあと、囀りながら、言葉と言葉が繋ぎ合わされていく。

 やがて、私達の目の前に現れたのは。
 空想の世界にしか存在しないはずの、巨大樹。
 ただの樹じゃない。
 根っこは凶暴的なまでに刺々しく、無数の針のような物が生えている。
 枝は長く太く、生い茂る葉は、黒い。
 樹という生命の象徴でありながら、それは死を彷彿とさせる退廃的な空気を纏っていた。

「グ、ガアアアアアアアア!」

 樹の幹に、人の顔のような物が浮き出た。
 そのまま、ぞくりと背筋が粟立つ雄叫びを上げる。

 こわい。
 もう、無理だった。
 目の前にいるのは、確かな怪物だ。
 こんな非日常、私には耐えられない。
 かくん、と糸が切れたように私はその場に崩れ落ちた。

「こずえっ!」

 鈴原くんが咄嗟にしゃがみこんで私の肩に手を置く。
 彼の手の温度に少しだけ安心したのは事実、だけど。
 目の前の事象への恐怖に涙が溢れそうなのもまた事実、だった。

 樹が、暴れる。
 自分こそが絶対だ、とでも言うかのように枝を自在に振り回し、辺りの細い木々を薙ぎ倒して行く。

「おいコウモリ! あれ、なんやねん!?」

 鈴原くんの焦った声に、ゼロットさんもまた焦った声を出した。

「ありゃあ、『アニマ』だ、チビスケ!」

「はあ!? アニマ!?」

「地球に満ちるあらゆる豊かな感情――『エモーション』を無理矢理一つに集めて創り出したモンスターさ。それをコントロールできんのは、俺様たち惑星『オーディオ』の住民だけ。そして、それを元の感情の主に戻すことができるのは……俺様が持ち出した『ラブセイバー』が反応を示す伝説の戦士、『ハーツ・ラバー』だけだ」

「……おーでぃお? らぶせいばー? はーつ・らばー? ぜんっぜん意味わからんわ!」

「だああ、うるせえ! 今はゆっくり説明してる暇はねえんだよ! このままじゃ俺様もチビスケコンビもギッタギタにされちまう! 死にたくなかったらこのまま逃げるぞ!」

 ゼロットさんが怒鳴り、ぴゅうっと飛び去ろうとする。

 樹が、動く。
 根っこを足のように動かし、ずん、ずん、とこちらに近づいてくる。

 だめ。
 逃げなきゃ。
 ここは、危ない。
 なのに。
 怖くて、立てない。

「こずえ、こずえっ! おい、大丈夫か!?」

 すぐ近くで、鈴原くんの声が聴こえるはずなのに。
 何だか、彼がひどく遠い世界にいるような気さえする。

「……足……動かな、い……鈴原く……先、逃げて……」

 自分でも呆れてしまうくらいか細い声が出た。

 お願い、鈴原くんだけでも早く逃げて。
 鈴原くんに、危ない目に遭ってほしくないよ。

 そう、思ったのに、願ったのに。

「……すまん。こずえ。今からちょっとセクハラするわ」

「……ふえ? ……ひゃっ!」

 背中に鈴原くんの手が触れる。
 膝裏辺りに手を差し込まれる。
 びっくりしていると、そのままひょいっと抱き上げられた。

「す、鈴原くん……っ」

「ほんますまん。後でいくらでも怒っても殴ってもええから、今はとりあえずワイにしがみついてや! 危ないから!」

 怒るわけない。
 殴るわけない。
 誰かに怒ったことも、誰かを殴ったことも今まで一度だってない。
 ましてや、鈴原くんにそんな感情を抱くなんてありえない。

 私がわたわたしている間にも、鈴原くんは私を抱えたままゼロットさんを追いかけて走り出す。
 本当に振り落とされそうな勢いだったから、私は慌ててぎゅっと鈴原くんの首に強くしがみついた。
 一瞬目が合ったら、鈴原くんは少し頬を赤らめて、すぐに私から目を逸らした。

「ご、ごめんね……鈴原くん……重いよね……」

「アホ。軽いわ。もっと飯食え。大丈夫やから、ワイのことは心配すんな! ……っつーか、コウモリ! 何やねんこの状況! きちんと説明せえ!」

 鈴原くんが、前方にいるゼロットさんに怒鳴りつける。
 ゼロットさんはぱたぱた飛びながら、こっちも怒声を返した。

「ああ!? ったく、こんな時にかよ!?」

「こんな時だからや! 何でワイら今こんなことに巻き込まれとるんじゃい! お前のせいやろ!」

「俺様のせいって……まあ、そうだけどよ……!」

 はあ、とゼロットさんが溜息を吐き出す。
 後ろの樹をちらちら気にしつつ、ゼロットさんは飛び去りながら苛立ち混じりに語り始めた。

「まず、俺様と後ろにいる大男……ネスは、地球で生まれた存在じゃねえ。遠い惑星『オーディオ』のモンだ」

「……はあ!? 宇宙人っちゅーことか!?」

「まあそういうことになるな。でも、オーディオはただの星じゃねえ。わけあって荒廃して、憎しみが満ちた世界だ。そこに生きる奴らは暗い感情に囚われてる。そこで俺様たちが目をつけたのが、この星、地球だ。自然も豊か、生命が豊か、感情も豊か。感情――『エモーション』は、俺様たちオーディオにとっちゃ一番重要な力なんだ。それが星を動かす原動力になる。それで星がうまく機能する。でも、オーディオに生きるほとんどの奴らはキレイな感情なんて忘れちまってる。だから俺様たちはエモーションを集める為、地球侵略を計画したのさ。俺たちは何度も地球に飛んで、エモーションを奪い続けてきた」

「地球侵略って……じゃあ、お前も敵かい!? コウモリ!」

「敵、だった……が、正解だな。俺様はオーディオの裏切り者だ。望みができて、オーディオ全体を敵に回した。今は地球を守ってやるつもりだから、そんな睨むんじゃねえよ。……それでだ。オーディオの連中はエモーションを集めるだけが能力じゃない。ああして感情をごちゃ混ぜに集めて、怪物……アニマを生み出すことができる。アニマを使役して、オーディオは地球を完全に屈服させ、根こそぎエモーションを吸い取るつもりだ。だけど、俺様はそれを止めたい」

 頭の中に流れ込んでくる単語を、意味を、何度も何度も反芻して、受け止めようとする。
 情報量に押し潰されそうで、どうにかなりそうだ。
 鈴原くんも、困惑したように眉を寄せている。

 だってこんなの、おとぎ話か何かの出来事だと思いたくなる。
 もういっぱいいっぱいだ。
 昨日までの平和な日々に帰してほしい。
 ……でも、そんなことをすれば、鈴原くんと友達にはなれない。

 ゼロットさんが続ける。

「俺様は、オーディオの侵略に対抗できる力を持つ伝説の戦士『ハーツ・ラバー』を求めてここに来た。ハーツ・ラバーは、俺様がオーディオの王宮、『オディキングダム』から奪い去った五つのラブセイバーが認めたヤツじゃねえと変身できねえ。つまりハーツ・ラバーは五人集められることになる。何がハーツ・ラバーのスイッチになるのかは知らねえ。でも、俺様はハーツ・ラバーの存在に希望を託してる。だから、俺様はハーツ・ラバーを探しにこの星に来て……オーディオの地球侵略を進める三幹部の一人・ネスに見つかって、今逃げてるっつーわけだ」

「……なんや、わけわかんなすぎて頭痛くなってきたんやけど」

「わかんねえなら、最初から聞くんじゃねえよ! 馬鹿!」

「馬鹿って言うなや! ……っと、うおわ!?」

 ゼロットさんの話を聞きながら鈴原くんが走っていたら、僅かにペースが乱れたらしい。

 気がつけば、すぐ後ろに樹が、アニマが寄ってきていて。
 太い枝を腕のように地面に振り落とす。

 鈴原くんが私を抱えながら慌てて避けて、また、全力で走り出す。
 鈴原くん一人なら、絶対逃げ切れるのに。
 私がいるから、私を抱えているせいで、きっと思うように走れないんだ。

 どうしよう。
 どうすれば、私――。

「……っ、こずえッ!!」

 後ろを振り向いた鈴原くんが、ひどく焦った声で私の名前を呼んだ。

 え。
 私も俯いていた顔を上げる。
 枝が、アニマの腕が近い。
 すぐそこまで来てる。
 膝裏から鈴原くんの手が離れる。
 直後、鈴原くんに痛いくらいにぎゅう、と力強く抱き締められた。
 なに――。

 声を上げる時間すら、与えられなかった。
 私たちを薙ぎ払うように、枝が横から叩きつけられた。
 私たちの体が簡単に吹き飛ぶ。
 強い衝撃が体を襲う。
 一瞬宙を舞った私たちは勢い良くその場に叩きつけられ、ごろん、ごろん、と転がって行った。

 その間も、ずっと鈴原くんは私を抱き締めてくれていた。
 守ろうと、庇おうと、ずっと私を離さなかった。

 鈴原くんの背中が、傍に立っていた看板に勢い良くぶつかる。
 アニマに攻撃された時も、地面に落とされた時も、看板にぶつかった時も、衝撃はあった。
 でも、それだけだ。
 痛みはない、怪我もしてない。
 だって、鈴原くんがずっと守ってくれたから。

「……こずえ……大丈夫、か……?」

 鈴原くんの、掠れた声が耳に届く。

「うん、だいじょうぶ……鈴原くん、は……」

 倒れたまんま、鈴原くんを見上げ。
 私は、ひゅっと息を呑んだ。

 だって。
 私を庇ってくれた、鈴原くんは。

「……すず、はら、くん……?」

 私と違って、ボロボロの傷だらけで、血まみれで。

 赤色が、彼の色が、彼の好きな色が。
 ぽたり、と彼の頭を流れて、伝って、私の顔に数滴落ちた。
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