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第2章:記憶のレシピと訪れる人々
第14話:二人で作る「仲直り」のおやつ
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ひかりちゃんの小さな手から伝わる温もりは、私の心に深く染み渡った。
彼女が、私に話してくれた本音。
その勇気が、私の心を強く揺さぶった。
「ひかりちゃん……
話してくれて、ありがとう」
私がそう言うと、ひかりちゃんは顔を上げ、潤んだ瞳で私を見つめ返した。
「あのね、ひかりちゃん」
私は、ゆっくりと言葉を選んだ。
「キッシュが美味しかったって、ママにも、いつか教えてあげられるといいな。
ママも、きっと喜ぶと思うから」
ひかりちゃんは、小さく頷いた。
けれど、その表情には、まだ迷いや不安が残っているように見えた。
「それからね……
もしよかったら、今度、またママと一緒にカフェに来てくれないかな?」
私の提案に、ひかりちゃんの目が、少しだけ大きく見開かれた。
「ママと、ひかりちゃんと、私と三人で今度は、一緒に何か作ってみない?」
私がそう言うと、ひかりちゃんの瞳の中に、一瞬、小さな光が灯ったように感じられた。
それは、期待と、そして、かすかな戸惑いが入り混じった光。
「一緒に……?」
ひかりちゃんが、小さく繰り返した。
「うん。
ひかりちゃんが、ママに伝えたい気持ちを、お菓子に込めてみない?
きっと、ママに届くと思うな」
私の言葉に、ひかりちゃんの表情が、少しずつ、けれど確実に変わっていく。
不安げだった瞳の奥に、ほんのりと好奇心が宿り始めた。
「……何、作るの?」
その声は、さっきよりも少しだけ、弾んでいるように聞こえた。
「そうだね……
夏らしく、色とりどりのフルーツを使った、フルーツポンチはどうかな?」
私は、祖母のレシピノートを思い出した。
子供でも簡単に作れる、それでいて心を繋ぐようなレシピがあったはずだ。
ひかりちゃんは、ゆっくりと顔を上げ、じっと私の目を見つめた。
そして、小さく、けれどはっきりと頷いた。
「うん……
作る」
その声に、私は心の底から安堵した。
ひかりちゃんが帰った後、私はすぐに祖母のレシピノートを手に取った。
「素直になれる夏野菜のキッシュ」の隣のページに、確かにあった。
「仲直りのフルーツポンチ」
その文字を見た瞬間、私の唇から、ふっと笑みがこぼれた。
祖母は、本当に全てを見通していたかのようだ。
レシピの横には、祖母の優しい文字で、こんな言葉が添えられていた。
「心を解き放つ甘さは、時に、言葉よりも雄弁だ」
そう。
ひかりちゃんは、まだ自分の気持ちを言葉にするのが苦手だ。
でも、お菓子を通じてなら、きっと美咲さんに伝えられるはず。
そして、美咲さんも、ひかりちゃんのその「気持ち」を受け取ってくれるに違いない。
数日後。
午後のカフェに、カラン、コロン、と懐かしいドアベルの音が響いた。
顔を上げると、そこに立っていたのは、美咲さんと、ひかりちゃんの姿だった。
「花さん……
お久しぶりです」
美咲さんが、少し申し訳なさそうに、けれど、どこか期待に満ちたような表情で私に挨拶をした。
その隣で、ひかりちゃんは、私の顔をじっと見つめ、小さく、けれどしっかりと頷いてくれた。
「ひかりちゃんから……、
花さんのお誘いがあったと聞いて。
その、本当に、ありがとうございます」
美咲さんの言葉に、ひかりちゃんが、私のエプロンの裾をぎゅっと握りしめた。
その小さな手から、かすかな緊張が伝わってくる。
「いいえ。
私も、ひかりちゃんと一緒に、美味しいものを作りたかったんです」
私は、美咲さんとひかりちゃんを、奥のキッチンへと案内した。
キッチンには、色とりどりのフルーツが並べられていた。
鮮やかな赤色のイチゴ、太陽のような黄色いマンゴー、宝石のように輝くブドウ、そして、みずみずしいキウイ。
それらを見たひかりちゃんの目が、パッと輝いた。
「わぁ……
綺麗!」
その無邪気な声に、美咲さんの表情も、少しだけ和らいだように見えた。
「今日は、このフルーツを使って、フルーツポンチを作ってみましょう」
私がそう言うと、ひかりちゃんは、期待に満ちた瞳で私を見つめた。
美咲さんは、少し戸惑った様子で、
「あの、私、お菓子作りはあまり得意じゃなくて……」
と、遠慮がちに言った。
その声には、どこか自信のなさが滲んでいる。
「大丈夫ですよ。
簡単な作業ばかりですから。
それに、二人で力を合わせれば、きっと美味しいものができます」
私は、ひかりちゃんには小さなプラスチックの包丁を、美咲さんには使い慣れたナイフを渡した。
「じゃあ、まず、イチゴのヘタを切って、半分に切ってみようか」
私の言葉に、ひかりちゃんは真剣な表情でイチゴを手に取った。
小さな指が、プラスチックの包丁をぎこちなく握る。
横で見ていた美咲さんも、少しだけ眉を寄せながらも、イチゴを切り始めた。
最初は、二人の間にぎこちなさが漂っていた。
ひかりちゃんは、時折美咲さんの顔色を伺い、美咲さんもまた、ひかりちゃんの様子を気にしている。
会話はほとんどなく、包丁がまな板に当たる音だけが、静かなキッチンに響いていた。
けれど、色とりどりのフルーツがボウルの中に増えていくにつれて、少しずつ、雰囲気が変わっていく。
「見て、ママ!
このイチゴ、ハートみたい!」
ひかりちゃんが、切り分けたばかりのイチゴを嬉しそうに掲げた。
美咲さんの顔に、ふわりと柔らかな笑みが浮かぶ。
「あら、本当ね。
上手ね、ひかり」
その美咲さんの声は、普段の少し張り詰めたトーンとは違い、優しい響きを帯びていた。
「このマンゴー、甘い匂いがする!」
ひかりちゃんが、鼻を近づけてマンゴーの香りを嗅ぐ。
その顔は、無邪気な好奇心に満ちていた。
「ほんとだ。
南国の香りがするね」
美咲さんも、ひかりちゃんの言葉に頷きながら、マンゴーの皮を剥いていく。
二人の間から、時折、楽しそうな笑い声が漏れるようになった。
私がシロップを準備している間、二人は、どのフルーツをボウルに入れるか、どちらが先にブドウを入れるか、そんな小さなことで、楽しそうに話し合っていた。
まるで、初めて会ったばかりの友達のように、自然な笑顔がこぼれている。
みたらしは、カウンターの隅で、その様子を静かに見守っていた。
尻尾が、ゆっくりと左右に揺れる。
その目は、少しだけ細められ、満足げな光を宿しているように見えた。
温かいシロップをフルーツに注ぎ込むと、透明な液体の中で、色とりどりのフルーツがキラキラと輝いた。
甘く爽やかな香りが、キッチンいっぱいに広がる。
「わぁ……
きれい!」
ひかりちゃんが、感嘆の声を上げた。
美咲さんも、その美しさに目を奪われている。
二人の顔に、満開の向日葵のような笑顔が咲いた。
この温かい光景を、私は静かに見つめた。
お菓子は、ただお腹を満たすだけじゃない。
こうして、人の心を繋ぎ、笑顔を生み出す力がある。
祖母が言っていた「心を解き放つ甘さ」とは、まさにこのことなのだと、改めて実感した。
そして、私自身も、二人の笑顔に包まれる中で、心の奥に温かいものが満ちていくのを感じていた。
このフルーツポンチが、二人の心の距離を、もっともっと縮めてくれますように。
彼女が、私に話してくれた本音。
その勇気が、私の心を強く揺さぶった。
「ひかりちゃん……
話してくれて、ありがとう」
私がそう言うと、ひかりちゃんは顔を上げ、潤んだ瞳で私を見つめ返した。
「あのね、ひかりちゃん」
私は、ゆっくりと言葉を選んだ。
「キッシュが美味しかったって、ママにも、いつか教えてあげられるといいな。
ママも、きっと喜ぶと思うから」
ひかりちゃんは、小さく頷いた。
けれど、その表情には、まだ迷いや不安が残っているように見えた。
「それからね……
もしよかったら、今度、またママと一緒にカフェに来てくれないかな?」
私の提案に、ひかりちゃんの目が、少しだけ大きく見開かれた。
「ママと、ひかりちゃんと、私と三人で今度は、一緒に何か作ってみない?」
私がそう言うと、ひかりちゃんの瞳の中に、一瞬、小さな光が灯ったように感じられた。
それは、期待と、そして、かすかな戸惑いが入り混じった光。
「一緒に……?」
ひかりちゃんが、小さく繰り返した。
「うん。
ひかりちゃんが、ママに伝えたい気持ちを、お菓子に込めてみない?
きっと、ママに届くと思うな」
私の言葉に、ひかりちゃんの表情が、少しずつ、けれど確実に変わっていく。
不安げだった瞳の奥に、ほんのりと好奇心が宿り始めた。
「……何、作るの?」
その声は、さっきよりも少しだけ、弾んでいるように聞こえた。
「そうだね……
夏らしく、色とりどりのフルーツを使った、フルーツポンチはどうかな?」
私は、祖母のレシピノートを思い出した。
子供でも簡単に作れる、それでいて心を繋ぐようなレシピがあったはずだ。
ひかりちゃんは、ゆっくりと顔を上げ、じっと私の目を見つめた。
そして、小さく、けれどはっきりと頷いた。
「うん……
作る」
その声に、私は心の底から安堵した。
ひかりちゃんが帰った後、私はすぐに祖母のレシピノートを手に取った。
「素直になれる夏野菜のキッシュ」の隣のページに、確かにあった。
「仲直りのフルーツポンチ」
その文字を見た瞬間、私の唇から、ふっと笑みがこぼれた。
祖母は、本当に全てを見通していたかのようだ。
レシピの横には、祖母の優しい文字で、こんな言葉が添えられていた。
「心を解き放つ甘さは、時に、言葉よりも雄弁だ」
そう。
ひかりちゃんは、まだ自分の気持ちを言葉にするのが苦手だ。
でも、お菓子を通じてなら、きっと美咲さんに伝えられるはず。
そして、美咲さんも、ひかりちゃんのその「気持ち」を受け取ってくれるに違いない。
数日後。
午後のカフェに、カラン、コロン、と懐かしいドアベルの音が響いた。
顔を上げると、そこに立っていたのは、美咲さんと、ひかりちゃんの姿だった。
「花さん……
お久しぶりです」
美咲さんが、少し申し訳なさそうに、けれど、どこか期待に満ちたような表情で私に挨拶をした。
その隣で、ひかりちゃんは、私の顔をじっと見つめ、小さく、けれどしっかりと頷いてくれた。
「ひかりちゃんから……、
花さんのお誘いがあったと聞いて。
その、本当に、ありがとうございます」
美咲さんの言葉に、ひかりちゃんが、私のエプロンの裾をぎゅっと握りしめた。
その小さな手から、かすかな緊張が伝わってくる。
「いいえ。
私も、ひかりちゃんと一緒に、美味しいものを作りたかったんです」
私は、美咲さんとひかりちゃんを、奥のキッチンへと案内した。
キッチンには、色とりどりのフルーツが並べられていた。
鮮やかな赤色のイチゴ、太陽のような黄色いマンゴー、宝石のように輝くブドウ、そして、みずみずしいキウイ。
それらを見たひかりちゃんの目が、パッと輝いた。
「わぁ……
綺麗!」
その無邪気な声に、美咲さんの表情も、少しだけ和らいだように見えた。
「今日は、このフルーツを使って、フルーツポンチを作ってみましょう」
私がそう言うと、ひかりちゃんは、期待に満ちた瞳で私を見つめた。
美咲さんは、少し戸惑った様子で、
「あの、私、お菓子作りはあまり得意じゃなくて……」
と、遠慮がちに言った。
その声には、どこか自信のなさが滲んでいる。
「大丈夫ですよ。
簡単な作業ばかりですから。
それに、二人で力を合わせれば、きっと美味しいものができます」
私は、ひかりちゃんには小さなプラスチックの包丁を、美咲さんには使い慣れたナイフを渡した。
「じゃあ、まず、イチゴのヘタを切って、半分に切ってみようか」
私の言葉に、ひかりちゃんは真剣な表情でイチゴを手に取った。
小さな指が、プラスチックの包丁をぎこちなく握る。
横で見ていた美咲さんも、少しだけ眉を寄せながらも、イチゴを切り始めた。
最初は、二人の間にぎこちなさが漂っていた。
ひかりちゃんは、時折美咲さんの顔色を伺い、美咲さんもまた、ひかりちゃんの様子を気にしている。
会話はほとんどなく、包丁がまな板に当たる音だけが、静かなキッチンに響いていた。
けれど、色とりどりのフルーツがボウルの中に増えていくにつれて、少しずつ、雰囲気が変わっていく。
「見て、ママ!
このイチゴ、ハートみたい!」
ひかりちゃんが、切り分けたばかりのイチゴを嬉しそうに掲げた。
美咲さんの顔に、ふわりと柔らかな笑みが浮かぶ。
「あら、本当ね。
上手ね、ひかり」
その美咲さんの声は、普段の少し張り詰めたトーンとは違い、優しい響きを帯びていた。
「このマンゴー、甘い匂いがする!」
ひかりちゃんが、鼻を近づけてマンゴーの香りを嗅ぐ。
その顔は、無邪気な好奇心に満ちていた。
「ほんとだ。
南国の香りがするね」
美咲さんも、ひかりちゃんの言葉に頷きながら、マンゴーの皮を剥いていく。
二人の間から、時折、楽しそうな笑い声が漏れるようになった。
私がシロップを準備している間、二人は、どのフルーツをボウルに入れるか、どちらが先にブドウを入れるか、そんな小さなことで、楽しそうに話し合っていた。
まるで、初めて会ったばかりの友達のように、自然な笑顔がこぼれている。
みたらしは、カウンターの隅で、その様子を静かに見守っていた。
尻尾が、ゆっくりと左右に揺れる。
その目は、少しだけ細められ、満足げな光を宿しているように見えた。
温かいシロップをフルーツに注ぎ込むと、透明な液体の中で、色とりどりのフルーツがキラキラと輝いた。
甘く爽やかな香りが、キッチンいっぱいに広がる。
「わぁ……
きれい!」
ひかりちゃんが、感嘆の声を上げた。
美咲さんも、その美しさに目を奪われている。
二人の顔に、満開の向日葵のような笑顔が咲いた。
この温かい光景を、私は静かに見つめた。
お菓子は、ただお腹を満たすだけじゃない。
こうして、人の心を繋ぎ、笑顔を生み出す力がある。
祖母が言っていた「心を解き放つ甘さ」とは、まさにこのことなのだと、改めて実感した。
そして、私自身も、二人の笑顔に包まれる中で、心の奥に温かいものが満ちていくのを感じていた。
このフルーツポンチが、二人の心の距離を、もっともっと縮めてくれますように。
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