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5話
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「で、あるからして……」
ファンタジー世界、というよりゲーム世界でも学園の長による話はとても長いのが定番なようで、とんでもなく広い建物に、魔法で空中へとスクリーンのようなものが作られ、そこへ壇上の姿が投影されている。
見様によっては近未来的光景でもあり、と言ってもやはり魔法的光景だ。来年のこの時間には主人公たちが背を正しながら、あくびをしながらと多種多様なリアクションを見せてくれるのかと思うとそれだけでテンションが上がり、背筋も伸びる。……欠伸を必死に噛み殺しながら、背筋を伸ばしていると不思議な顔になってしまった。真面目にしろ俺……ここは幻ファン世界なんだぞ……!
「……では、私からの挨拶はこれにて終了とさせていただきます」
秘儀熱心に話を聞いている振りをしている間に学園長からの挨拶が終了していた。よかった、別に俺に注目しているわけないとは思うけど、仮に見られていたら目を付けられかねないからな。
よくよく考えたら、目立たない立ち位置の傍観者を目指してたのに、首席入学とは。何をやっているんだエインツ。
しかしこれに関しては訳があるといえば、ある。どこまで手を抜けばいいのかわからなかったのだ。それに冷静に考えたら俺が傍観者に徹したいのは2年目、主人公たちが入学してからが本番。
……主人公たちのことを思い浮かべれば、モチベーションが上がってきたな。よし、とりあえず今は特に何も考えずに過ごすとしよう。そもそも転生前の人格が凡庸な引きこもりなのだから、別に何も考えずとも問題ないだろう……たぶん。
◆◇◆
そうして入学式が終了し、ざわざわと騒ぐ生徒達を担任となる教員が引き連れ、教室へと導かれる。先ほどのホールや道中の廊下もすべてが見覚えがありつつも、触れる……どころか主観すらもできなかったものを見ている、そう考えると歩いているだけでテンションが上がる。うっひょ~……学園についてから情緒不安定だな、俺。
自分の冷静な部分と浮かれた部分に振り回されながらも教室へと移動する。教団へ向かって並べられた椅子に机、そして超巨大な黒板……のようなファンタジーボード。
大学の教室がこんな感じだったな……と思いつつ、名札が置かれた席につく。窓際一番後ろ……主人公席だな。ただ幻ファン世界では主人公の席は真ん中だった。
教師が何やら取りに教室から去ったところで、クラスはざわめきに包まれた。こういうところは前世とあまり変わらないんだな。
窓の外を眺める。おっ、ここからは中庭が見える。学園の中心にある花や木が植えられたスペースで、高確率でヒロインの一人が……と思いを馳せていると、肩をちょんちょんと控えめに突かれる感触。誰だおら、スキル封じるぞ。
「えっと、エインツ君……だよね。僕はオクタ。今日から隣の席だけど、よろしくね」
そう言って声をかけてきたのは眼鏡をかけた気の弱そうな……っ!?
「だっ……ああ。エインツだ。よろしく」
思わず誰だお前と声をかけそうになってしまったが、初対面なので当たり前ではある。しかしながら驚いたのはそこではない。ゲームで見たことがない顔だったからだ。
お前が見落としていただけだろう、記憶も万全ではないと自分の記憶力に焦点を当ててみたが、こんなに目立つ顔、そう、なよなよした線が細いタイプだが、確実にイケメンと呼ばれる分類のやつが目立っていなかった…?
笑顔の仮面の裏に、冷や汗を流す。ここがゲーム世界とはいえ、現在生存する『現実』であると脳の何かが訴えていた。
あまり自分の頭信用しすぎないほうがいいかもしれない、と心のなかで思いつつ、オクタと名乗った少年は感じの良い返答に余裕を持ったのか、質問を重ねてくる。
「エインツはどこから来たの?僕は北の方、帝国に近い街から来たんだけど」
「それなら俺とは結構遠いな、トリン領だ」
「トリン領!東の端に近いね。……というかもしかして、トリン領のエインツって……」
なにか思い当たったのか、先程までの余裕は失せ、また気弱な雰囲気を醸し出す。
「も、もしかしてルートルー伯爵の……」
「フルネームでは名乗ってなかったな。名札も名前だけだし。エインツ・ルートルー・ガ・トリンだ」
長ったらしい名前の詠唱を聞くと顔を青ざめさせ、ズガガと音を立てながら椅子を引く。
「は、伯爵様のご子息と知らず……」
「ああ、いいんだよそんなん。学園では身分の差は気にせず、平民貴族、国籍が違う者であろうとも、共に切磋琢磨し己を磨け。って学園長も言ってたろ。名札に名前しかないのもたぶんそういうことだろ」
そこ以外聞いてなかったけど。
「……君はすごいね。じゃあ、僕からのお願いだけど、これからも仲良くしてくれるかな」
「当然だろ」
そう告げると遠慮がちに、ただ少し気持ちが落ち着いたようで笑顔を見せる。隣の席のやつとは仲良くしておかないと代返頼めないからな……代返、できるのかな。
◇◆◇
【Side:オクタ・―――】
「えっと、エインツ君……だよね。僕はオクタ。今日から隣の席だけど、よろしくね」
我ながら白々しい笑顔で話しかける。彼がルートルー伯爵の麒麟児、エインツ様そのものであることなど存じ上げている。……この学園に今年入学する主要な貴族のリストは目を通しているのだから。
窓の外を憂いながら見ているような、入学したての学生にしては随分と大人びて見える背中に声をかければ、陽光を背に、銀髪が光を反射させ彼の光を増幅させているようだった。
彼の顔が見えたところで、メガネに見せかけた度の入っていない、魔道具を起動させる。これは対象の魔力を計測し大雑把な力量を図ることができる、帝国《・・》でも未だ高額な魔道具だ。もちろん僕の報酬なんかで手に入れようとしたら何回働けばいいかもわからない。
「だっ……ああ。エインツだ。よろしく」
魔道具は見た目では起動中か否かわからないはず、ただ彼は動揺したように言葉を一瞬詰まらせ、すぐに笑顔を浮かべた。悟られた…?いやまさか。魔道具は結果を出すまで対象を視界に捉えておく必要がある。不自然にならないように笑みを浮かべながら会話を交わす。
「エインツはどこから来たの?僕は北の方、帝国に近い街から来たんだけど」
「それなら俺とは結構遠いな、トリン領だ」
「トリン領!東の端に近いね。……というかもしかして、トリン領のエインツって……」
そこで言葉を切る、いや切らされてしまった。そして魔道具が先ほどの予測を結論付けるように結果を出す、その結果は……ERROR?
エラーメッセージが表示され、視界を曇らせる。相手からは見えないとわかっていても、冷汗を流す。この魔道具を支給され、今まで様々な対象を計測してきたが今まで一度もエラーなんて表示はされたことがない。全身の魔力が0ならあり得るかもしれないが、この世界では人から植物に至るまで魔力を垂れ流して生きている。それを計測することで力量《レベル》が測れる、という魔道具なのだが。
そういわれると先ほどの言葉の詰まり、そしてそれからの笑顔……もしや全てを、僕が表向きは友好国である【帝国】から送られてきた人員であると見抜いた上で、何らかの対抗策をした末の笑顔であったとしたら…?
「も、もしかしてルートルー伯爵の……」
用意していた言葉と、そして現在の自分の思いが重なり声が震える。まだ決まったわけではない、ただ何かしら未知の方法でこちらの思惑を上回ったことは明らかだ。
「フルネームでは名乗ってなかったな。名札も名前だけだし。エインツ・ルートルー・ガ・トリンだ」
「は、伯爵様のご子息と知らず……」
「ああ、いいんだよそんなん。学園では身分の差は気にせず、平民貴族、国籍が違う者であろうとも、共に切磋琢磨し己を磨け。って学園長も言ってたろ。名札に名前しかないのもたぶんそういうことだろ」
ここで学園長の言葉の言葉を引用してきた意味、まさか偶然ではないだろう。言外に
「お前程度のやることなど、全てお見通しだ」
と言われた気分だった。
……完敗だ、こちらは手の内が全く見えていないのに相手にはほぼすべて見透かされた。
「……君はすごいね。じゃあ、僕からのお願いだけど、これからも仲良くしてくれるかな」
「当然だろ」
そして彼は全てを理解したうえで、見過ごした。あまつさえ僕がいることを許してくれるとは……器が違うな。完敗だ。
ファンタジー世界、というよりゲーム世界でも学園の長による話はとても長いのが定番なようで、とんでもなく広い建物に、魔法で空中へとスクリーンのようなものが作られ、そこへ壇上の姿が投影されている。
見様によっては近未来的光景でもあり、と言ってもやはり魔法的光景だ。来年のこの時間には主人公たちが背を正しながら、あくびをしながらと多種多様なリアクションを見せてくれるのかと思うとそれだけでテンションが上がり、背筋も伸びる。……欠伸を必死に噛み殺しながら、背筋を伸ばしていると不思議な顔になってしまった。真面目にしろ俺……ここは幻ファン世界なんだぞ……!
「……では、私からの挨拶はこれにて終了とさせていただきます」
秘儀熱心に話を聞いている振りをしている間に学園長からの挨拶が終了していた。よかった、別に俺に注目しているわけないとは思うけど、仮に見られていたら目を付けられかねないからな。
よくよく考えたら、目立たない立ち位置の傍観者を目指してたのに、首席入学とは。何をやっているんだエインツ。
しかしこれに関しては訳があるといえば、ある。どこまで手を抜けばいいのかわからなかったのだ。それに冷静に考えたら俺が傍観者に徹したいのは2年目、主人公たちが入学してからが本番。
……主人公たちのことを思い浮かべれば、モチベーションが上がってきたな。よし、とりあえず今は特に何も考えずに過ごすとしよう。そもそも転生前の人格が凡庸な引きこもりなのだから、別に何も考えずとも問題ないだろう……たぶん。
◆◇◆
そうして入学式が終了し、ざわざわと騒ぐ生徒達を担任となる教員が引き連れ、教室へと導かれる。先ほどのホールや道中の廊下もすべてが見覚えがありつつも、触れる……どころか主観すらもできなかったものを見ている、そう考えると歩いているだけでテンションが上がる。うっひょ~……学園についてから情緒不安定だな、俺。
自分の冷静な部分と浮かれた部分に振り回されながらも教室へと移動する。教団へ向かって並べられた椅子に机、そして超巨大な黒板……のようなファンタジーボード。
大学の教室がこんな感じだったな……と思いつつ、名札が置かれた席につく。窓際一番後ろ……主人公席だな。ただ幻ファン世界では主人公の席は真ん中だった。
教師が何やら取りに教室から去ったところで、クラスはざわめきに包まれた。こういうところは前世とあまり変わらないんだな。
窓の外を眺める。おっ、ここからは中庭が見える。学園の中心にある花や木が植えられたスペースで、高確率でヒロインの一人が……と思いを馳せていると、肩をちょんちょんと控えめに突かれる感触。誰だおら、スキル封じるぞ。
「えっと、エインツ君……だよね。僕はオクタ。今日から隣の席だけど、よろしくね」
そう言って声をかけてきたのは眼鏡をかけた気の弱そうな……っ!?
「だっ……ああ。エインツだ。よろしく」
思わず誰だお前と声をかけそうになってしまったが、初対面なので当たり前ではある。しかしながら驚いたのはそこではない。ゲームで見たことがない顔だったからだ。
お前が見落としていただけだろう、記憶も万全ではないと自分の記憶力に焦点を当ててみたが、こんなに目立つ顔、そう、なよなよした線が細いタイプだが、確実にイケメンと呼ばれる分類のやつが目立っていなかった…?
笑顔の仮面の裏に、冷や汗を流す。ここがゲーム世界とはいえ、現在生存する『現実』であると脳の何かが訴えていた。
あまり自分の頭信用しすぎないほうがいいかもしれない、と心のなかで思いつつ、オクタと名乗った少年は感じの良い返答に余裕を持ったのか、質問を重ねてくる。
「エインツはどこから来たの?僕は北の方、帝国に近い街から来たんだけど」
「それなら俺とは結構遠いな、トリン領だ」
「トリン領!東の端に近いね。……というかもしかして、トリン領のエインツって……」
なにか思い当たったのか、先程までの余裕は失せ、また気弱な雰囲気を醸し出す。
「も、もしかしてルートルー伯爵の……」
「フルネームでは名乗ってなかったな。名札も名前だけだし。エインツ・ルートルー・ガ・トリンだ」
長ったらしい名前の詠唱を聞くと顔を青ざめさせ、ズガガと音を立てながら椅子を引く。
「は、伯爵様のご子息と知らず……」
「ああ、いいんだよそんなん。学園では身分の差は気にせず、平民貴族、国籍が違う者であろうとも、共に切磋琢磨し己を磨け。って学園長も言ってたろ。名札に名前しかないのもたぶんそういうことだろ」
そこ以外聞いてなかったけど。
「……君はすごいね。じゃあ、僕からのお願いだけど、これからも仲良くしてくれるかな」
「当然だろ」
そう告げると遠慮がちに、ただ少し気持ちが落ち着いたようで笑顔を見せる。隣の席のやつとは仲良くしておかないと代返頼めないからな……代返、できるのかな。
◇◆◇
【Side:オクタ・―――】
「えっと、エインツ君……だよね。僕はオクタ。今日から隣の席だけど、よろしくね」
我ながら白々しい笑顔で話しかける。彼がルートルー伯爵の麒麟児、エインツ様そのものであることなど存じ上げている。……この学園に今年入学する主要な貴族のリストは目を通しているのだから。
窓の外を憂いながら見ているような、入学したての学生にしては随分と大人びて見える背中に声をかければ、陽光を背に、銀髪が光を反射させ彼の光を増幅させているようだった。
彼の顔が見えたところで、メガネに見せかけた度の入っていない、魔道具を起動させる。これは対象の魔力を計測し大雑把な力量を図ることができる、帝国《・・》でも未だ高額な魔道具だ。もちろん僕の報酬なんかで手に入れようとしたら何回働けばいいかもわからない。
「だっ……ああ。エインツだ。よろしく」
魔道具は見た目では起動中か否かわからないはず、ただ彼は動揺したように言葉を一瞬詰まらせ、すぐに笑顔を浮かべた。悟られた…?いやまさか。魔道具は結果を出すまで対象を視界に捉えておく必要がある。不自然にならないように笑みを浮かべながら会話を交わす。
「エインツはどこから来たの?僕は北の方、帝国に近い街から来たんだけど」
「それなら俺とは結構遠いな、トリン領だ」
「トリン領!東の端に近いね。……というかもしかして、トリン領のエインツって……」
そこで言葉を切る、いや切らされてしまった。そして魔道具が先ほどの予測を結論付けるように結果を出す、その結果は……ERROR?
エラーメッセージが表示され、視界を曇らせる。相手からは見えないとわかっていても、冷汗を流す。この魔道具を支給され、今まで様々な対象を計測してきたが今まで一度もエラーなんて表示はされたことがない。全身の魔力が0ならあり得るかもしれないが、この世界では人から植物に至るまで魔力を垂れ流して生きている。それを計測することで力量《レベル》が測れる、という魔道具なのだが。
そういわれると先ほどの言葉の詰まり、そしてそれからの笑顔……もしや全てを、僕が表向きは友好国である【帝国】から送られてきた人員であると見抜いた上で、何らかの対抗策をした末の笑顔であったとしたら…?
「も、もしかしてルートルー伯爵の……」
用意していた言葉と、そして現在の自分の思いが重なり声が震える。まだ決まったわけではない、ただ何かしら未知の方法でこちらの思惑を上回ったことは明らかだ。
「フルネームでは名乗ってなかったな。名札も名前だけだし。エインツ・ルートルー・ガ・トリンだ」
「は、伯爵様のご子息と知らず……」
「ああ、いいんだよそんなん。学園では身分の差は気にせず、平民貴族、国籍が違う者であろうとも、共に切磋琢磨し己を磨け。って学園長も言ってたろ。名札に名前しかないのもたぶんそういうことだろ」
ここで学園長の言葉の言葉を引用してきた意味、まさか偶然ではないだろう。言外に
「お前程度のやることなど、全てお見通しだ」
と言われた気分だった。
……完敗だ、こちらは手の内が全く見えていないのに相手にはほぼすべて見透かされた。
「……君はすごいね。じゃあ、僕からのお願いだけど、これからも仲良くしてくれるかな」
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