5日間ホテルに滞在して大阪・関西万博のボランティア活動をしてみた

夏目碧央

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ボランティア仲間と会えるか?

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 今日、ボランティア仲間2人が、同じ東エリアの昼シフトで活動を入れているという事だった。つまり、同じ時に同じボランティアセンターに集合するわけで、会えるはずであった。
 LINEグループで繋がっているお二人のうち、お一人はお会いしたことがあるGさん。もうお一人は初めましてのBさんだった。
 大阪駅からJR線環状線に乗り、弁天町で大阪メトロの中央線に乗りかえた。弁天町駅には駅員さんがあちこちに立っていて、
「万博会場への乗り換えはこちらでーす。」
と誘導してくれる。ありがたい。
 中央線に乗る。一番前に乗れば夢洲に着いた時にあまり歩かなくて済むのだが、混み合うかもしれないので少し後ろへと歩いてから乗った。3両目くらいかな。
 手すりにつかまって立ち、少し走り出してから窓の外を何の気なしに見ると、視界の端に入った男性がいて、なんだろうな、何かを感じて振り返り、ちゃんとその人を見たら、なんとGさんだった。
 うそでしょ!どうしてここでバッタリ会えるわけ?同じ電車なのはまあ、集合時間が同じなのだからあり得る。だが、同じ車両の、しかも隣に立つって……。昨日の女の子が幼馴染一家にバッタリ会ったのもびっくりだが、こちらも負けないくらいびっくりだ。
 Gさんは今日、万博ボランティア初日だそうで、昨日はSNSに「緊張してきた」などと書き込んでいた。先に知り合いに会えてリラックスできたと言っていた。良かった。
 夢洲駅に着き、共に手荷物検査を通過した。Gさんは会場内を一回りしてくると言って別れた。ボランティアセンターの場所は分かりますか?と聞いたら、ちゃんと分かっていた。流石だ。私とは違う。
 私はお昼を買いにローソンに入った。東ゲートを入ってすぐの所にあるのだ。一見外まで並んでいるように見えたが、よく見たら店員さんが外で呼び込みをしているだけで、お客が外まで並んでいるわけではなかった。レジには少し並んでいたが。
 おにぎりを2つ選び、列に並んだ。5人くらいかな。すぐに順番が回ってきたので問題ない。西のセブンと違ってここにはセルフレジがなかった。
 ボラセンに入り、更衣室で着替え、ロッカーに荷物を入れ、適当に座っておにぎりを食べていた。するとグループLINEにBさんから「もう来てますか」というメッセージが入った。Bさんは一人で座っていると言う。私が自分の場所と状況を送ったものの、やはり分からなかったみたいだ。壁の方を向いていると言っても、壁は四方にあるしな。するとBさんは、“ストライク”の服を着ていると言う。
 ストライク?ストライクって何だろう。私の知らない服のジャンルはいっぱいあると思うのだが、もしかしたら“ストライプ”の間違いかなと思い、ストライプの服の人を探した。大抵皆さんユニフォームを着ているので、それ以外の服の人は多くなかった。
 お、しましまの服を着ている女性を発見。そもそもBさんが女性なのか男性なのかも知らなかった。あの人かなーと思っても、あちらは探している風ではない。だから違うかもしれないとは思った。が、他にしましまの服の人はいない。とりあえず声を掛けてみよう。
「あの、違ったらすみません。Bさんですか?」
Bさんの名前はハンドルネームで、およそ人の名前とは思えないもの。その女性もびっくりしただろう。だが、驚いた風でもなく、
「違います。」
と、普通に言われた。すると、後ろから声を掛けてきた男性が。
 Bさんだった。Bさんは細かい“縦じま”のシャツを着ていた。遠目からだとストライプに見えなかった(私の目では)。そして気づいた。今私が声を掛けた女性が来ていたのは、ストライプじゃなくて“ボーダー”だったと。“横じま”のTシャツだったのだ。
 Gさんもボラセンにやってきた。私はてっきりGさんとBさんは顔見知りだと思っていて、私がGさんを見つければ万事うまく行くものと思っていたが、GさんもBさんとは初めましてだったようだ。短い時間だったけれど、色々3人でお話が出来て良かった。
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