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一年生編
第2話 部活体験
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昼休みが終わり、5時間目の退屈な授業を過ごすと、朝学活で先生が話していた、部活見学の話になった
「じゃあこれから、部活見学について説明するけど、配布したプリントに書いてる班で行動してもらう事になる。見学期間は4日で1日1つの部活を1時間見学してもらう、で、見学期間が終わったら、全員に入部届を渡すから、見学4月21日に提出してもらうから」
今日が4月16日だから、本当にすぐに決めなければいけないようだ
「また、部活は一度入ったら基本的に変えることは出来ないから、3年間通して頑張れる部活に入るようにしてな」
担任がそう言った瞬間、少し教室が騒がしくなったが、すぐにおさまった
部活の変更が出来ないということに驚いたのだろうが、皆一度入ったら変えるつもりが無かったようだ
「じゃあ早速、今日の放課後から体操服に着替えてプリントに書いてる部活に各班向かってくれ」
その後も、部活動全体でのルールやテスト期間は部活動が制限されることなどの説明を受け、6時間目が終わった
その後、教室で体操服に着替えていると小西から話しかけられた
「なあ、大輝は今日どこの部活に見学いくん?」
「今日はテニスやね、テニス、バスケ、卓球、陸上って順番で行く事になったわ」
「そっか、俺の真逆やな、まあ、見学やからきつくないやろうし楽しみやわ!明日どんなことやったか教えてな!」
「いいよー陸上も何やったか教えてなー」
「おけおけ」
そうした会話をした後、自分の班のメンバーと合流し、テニス部へと向かっていった
「ようこそテニス部へ、まあ、テニスといってもみんなが知ってるような緑の固いボールを使うやつじゃなくて、やわらかいソフトテニスボールだから、痛い事も少ないし安心してほしいかな」
テニス部の部長がそんな挨拶から始め、俺たち一年生は学校の備品のラケットを借りながら、ラケットの上でボールをはねさせる練習や、簡単な筋トレをした後に、実際にボールを打つ練習をさせてもらった
俺の打つ球はなぜか、横に伸びていて先輩に聞いたらフォームが悪く横に回転がかかっているらしい
色々教えてもらったが、ボールは横に伸びたままだった
そんな感じで、部活見学が終わり、自宅に帰るとやることを忘れてすぐに寝てしまった
次に目が覚めると、母親である赤松冬香が怒った表情で俺を見下ろしていた
「あんた帰ってたん?帰ってきた電話なかったんやけど?」
そう、俺は家に帰ってくると母親に電話をしなければいけないという家でのルールをすっかり忘れて寝てしまっていたのである
「ご、ごめんなさい。部活見学から帰ってきたら寝てしまってた」
「電話する暇もなく?まあ、いいけど。次電話せえへんかったら晩飯無いからな!」
「わかりました。すみませんでした」
俺は小さいころから親に怒られることが多く、特に母親と話すときは、余程母親の機嫌がいい時を除き、敬語で話すことが癖になってしまっていた
家に帰ると学校であった楽しいことも些細なことで、親に怒られ楽しくなくなる
1日通して楽しく過ごせた記憶はもうかなり前のように感じる。今日も母親の機嫌が悪く、学校であったことなどについては話すことができず、ことあるごとに怒られ続け22時には布団に入る。自分の部屋に学校のカバンを持ち込むとすら禁じられている俺は、今日も宿題が出来ずに寝ることになった
そしてまた、次の日の朝に学校に行くと小西に
「宿題やってきたか?」
「あ~忘れてた。授業までにまにあうかな?」
「いや、無理やろ。1時間目やぞ?」
「じゃあまた出されへんかな」
「宿題くらいやれよ~」
「まじで忘れるんよな」
こんな会話を広げながら、今日も先生に怒られる
自宅の事情なんて言い訳でしかないので素直に怒られ、その日の放課後までに宿題を終わらせるように努力する1日が今日も始まる
「じゃあこれから、部活見学について説明するけど、配布したプリントに書いてる班で行動してもらう事になる。見学期間は4日で1日1つの部活を1時間見学してもらう、で、見学期間が終わったら、全員に入部届を渡すから、見学4月21日に提出してもらうから」
今日が4月16日だから、本当にすぐに決めなければいけないようだ
「また、部活は一度入ったら基本的に変えることは出来ないから、3年間通して頑張れる部活に入るようにしてな」
担任がそう言った瞬間、少し教室が騒がしくなったが、すぐにおさまった
部活の変更が出来ないということに驚いたのだろうが、皆一度入ったら変えるつもりが無かったようだ
「じゃあ早速、今日の放課後から体操服に着替えてプリントに書いてる部活に各班向かってくれ」
その後も、部活動全体でのルールやテスト期間は部活動が制限されることなどの説明を受け、6時間目が終わった
その後、教室で体操服に着替えていると小西から話しかけられた
「なあ、大輝は今日どこの部活に見学いくん?」
「今日はテニスやね、テニス、バスケ、卓球、陸上って順番で行く事になったわ」
「そっか、俺の真逆やな、まあ、見学やからきつくないやろうし楽しみやわ!明日どんなことやったか教えてな!」
「いいよー陸上も何やったか教えてなー」
「おけおけ」
そうした会話をした後、自分の班のメンバーと合流し、テニス部へと向かっていった
「ようこそテニス部へ、まあ、テニスといってもみんなが知ってるような緑の固いボールを使うやつじゃなくて、やわらかいソフトテニスボールだから、痛い事も少ないし安心してほしいかな」
テニス部の部長がそんな挨拶から始め、俺たち一年生は学校の備品のラケットを借りながら、ラケットの上でボールをはねさせる練習や、簡単な筋トレをした後に、実際にボールを打つ練習をさせてもらった
俺の打つ球はなぜか、横に伸びていて先輩に聞いたらフォームが悪く横に回転がかかっているらしい
色々教えてもらったが、ボールは横に伸びたままだった
そんな感じで、部活見学が終わり、自宅に帰るとやることを忘れてすぐに寝てしまった
次に目が覚めると、母親である赤松冬香が怒った表情で俺を見下ろしていた
「あんた帰ってたん?帰ってきた電話なかったんやけど?」
そう、俺は家に帰ってくると母親に電話をしなければいけないという家でのルールをすっかり忘れて寝てしまっていたのである
「ご、ごめんなさい。部活見学から帰ってきたら寝てしまってた」
「電話する暇もなく?まあ、いいけど。次電話せえへんかったら晩飯無いからな!」
「わかりました。すみませんでした」
俺は小さいころから親に怒られることが多く、特に母親と話すときは、余程母親の機嫌がいい時を除き、敬語で話すことが癖になってしまっていた
家に帰ると学校であった楽しいことも些細なことで、親に怒られ楽しくなくなる
1日通して楽しく過ごせた記憶はもうかなり前のように感じる。今日も母親の機嫌が悪く、学校であったことなどについては話すことができず、ことあるごとに怒られ続け22時には布団に入る。自分の部屋に学校のカバンを持ち込むとすら禁じられている俺は、今日も宿題が出来ずに寝ることになった
そしてまた、次の日の朝に学校に行くと小西に
「宿題やってきたか?」
「あ~忘れてた。授業までにまにあうかな?」
「いや、無理やろ。1時間目やぞ?」
「じゃあまた出されへんかな」
「宿題くらいやれよ~」
「まじで忘れるんよな」
こんな会話を広げながら、今日も先生に怒られる
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