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9.女装(後編)
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兄さんは後からゆっくりと着いて来ると、風呂にお湯を張り始めてから、俺の服を脱がした。
「やっぱり、咲耶は裸の方がいいね」
それ、どう言う意味?
「俺、裸族じゃないんだけど」
「いつも裸でウロウロしてても良いよ」
寒くて凍え死ぬよ?
ふっと笑いながら、兄さんはブラジャーを残して下のスカートを脱がし始めた。
そして、下着だけになったところで、上から下までジロジロと眺めてきた。
「な、何?」
「やっぱ白かなって」
「そ、そう?」
まじまじと見られるのは恥ずかしくって、目線を逸らした。
兄さんは俺の背中に手を回し、ブラジャーのホックを外して取り、ショーツにも手をかけて下までずらした。
やばい、さっき出してもらったのがショーツに付いてないか心配だ。
「咲耶、ここ取って欲しい?」
兄さんは、閉じ込められている俺のムスコを持ち上げた。
「ん……取って欲しい」
兄さんは持ってきていた籠の中から、鍵を取り出した。
カチッと外され、やっとムスコが解放された。
ああーやばい、既に勃ちそう。
と思った時、兄さんに両乳首を摘まれた!
「ひぁっ!ちょっと、いきなり何すんの?」
「勃つかなって」
俺は一歩下がって逃げる。
「服脱ぐから先入ってて。乳首弄って待ってて」
クスッと兄さんは笑うと、自分も服を脱ぎ始めた。
俺は先に風呂場に入る。
え、本当に弄る?どうする?
ボディソープ少しだけ出して、両手を乳首へと持っていく。
クルクルと撫でるように触り、くすぐったくない程度の力加減を探す。
ガタンと音を立ててドアが開き、兄さんが入ってきた。
「どう?気持ちいい?」
「ん、きもち、いぃ……」
その時、湯船にお湯が溜まり、メロディが鳴った。
兄さんはシャワーで体を流すと、さっさと湯船に浸かる。
「俺の上においで」
えっ!えっ!
それってどういう意味?
混乱しながら俺もシャワーで身体を流してから、ちゃぽんとお湯の中に足を入れた。
そしてお湯の中に見えるのは、兄さんの昂ったモノだ。
これ、そういう意味じゃなかったらどうすんの?
そしたら、含みのある言い方をした兄さんを責めよう!
俺はゆっくりとしゃがみ、兄さんのペニスに手を当てて、位置を調整しながらそれを俺の中に埋めた。
「はぁっ!あぁっ……」
兄さんのペニスは、滑りが悪かったが、俺の中はトロトロで入る心配をする必要もなかった。
1番奥まで入れると、狭い湯船で兄さんと向かい合わせの近距離だ。
こ、こ、こ、これは恥ずかしい!
今まで色々してきたが、ここまで接近することは無かった。
「俺が支えてるから、自分で乳首触って」
この状態で?本気?
いや、この状況で冗談は言わないよな?
俺は兄さんが持ち込んだローションを手に出し、乳首をゆっくりと触り始めた。
「はぁっ……んっ……ふぁっ」
乳首への刺激はあまりにも緩やかで、これでイケるようになるって、かなり長期的な開発が必要じゃないか?
まぁ前立腺もそうだったけど。
兄さんは俺の声に合わせるように、下から腰を突き上げて、俺の中を刺激する。
「んあぁっ!あっ、ひぃあっ」
目をグッと閉じて、快感に酔いしれる。
狭くてイケる程の動きもなければ、乳首の刺激でも当然イケない。
ただただ、気持ち良くってのぼせてしまいそうだ。
「咲耶、俺の首に腕回して」
そう言われて、素直に兄さんの首に両腕を回す。
後もう少し近づけば肌と肌が触れる距離だ。
あぁー抱きつきたい。
そう思っていた所で、兄さんに乳首を舐められた。
「ふぁぁっ!く、くすぐったい!」
ローションと唾液で、そこは滑りが良く、舌が這うごとにぞわぞわと鳥肌が立つ。
「咲耶、どうされるのが良い?」
どこもかしこもくすぐったくて、それどころではない!
だけど、そんな俺を見て兄さんは乳首を甘噛みした。
「いっひぁいっ!」
甘噛みしながら舌で先端を優しく舐められ、俺は腰にくる感触があった。
「はぁっ!あぁっ!ああっ……はぁっはぁっ」
右を責められれば、次は左を責められた。
「んぁぁっ!ひぃっ、はぁぁっ」
これはまずい。
痛みのせいで、あまりくすぐったく感じない。
じっくりと舌で嬲られてから、そっと兄さんは乳首から口を離した。
「良かった?」
「はぁっ……はぁ、よかった……」
続きをされるかと思いきや、兄さんは乳首ではなく、首筋へと舌を這わせ、そこを思いっきり吸われた。
へ?これってもしかしてキスマークというやつ?
何それ嬉しすぎる!
今日は嬉しいことばかりだ。さすがクリスマス!
ただ、残念ながらそのキスマークは自分では見えない。
「咲耶、そういえば前に付けられてた痕の事、友達に聞いた?」
「うっ……聞けてない。俺から見えない位置に付いてた痕の事なんて、どうやって聞いたら良いわけ?」
有松に聞くべきだと思っていたが、俺はずっと先送りにしていた。
兄さんにバレたって言うにしても、何で?ってなるだろう。
「じゃあ今も普通に友達なわけ?」
「それは……そうだよ」
「次いつ襲われるか分からないのに?」
兄さんの顔が、間近で険しくなっていく。
勘弁してください。
「でも、あれから一緒に遊ぶ機会も無かったし」
普通に教室で話すぐらいだったはずだ。
「それなら後で、通話して聞いてみるか」
はぁ?本気で言ってる?
いや、本気なんだろうけど。
「わ、わかった……」
兄さん相手に、俺はこう答えるしかなかった。
俺は首に回している腕を少し強めて、ちょっとだけ兄さんに近づいた。
「咲耶?もっと舐めて欲しいの?」
あれ、そういう意味で捉えられちゃった?
でも乳首舐められる代わりに抱きつけるなら本望なのでは?
「ん……舐めて欲しい」
そう言えば、兄さんが乳首を舐めてくれると思ったが、どうやらそれは少し違ったようだ。
「兄さん……?」
もちろん乳首も舐められたが、兄さんは胸元から首元まで、何度も舐めたり吸ったりを繰り返して痕を残していく。
何これっ?
すごい、興奮する。
ついつい口が滑って、兄さんのことを好きだと言ってしまいそうだ。
だけど、一体兄さんはどんな気持ちで今それをしているのだろうか?
もちろん怖くて訊けないけど。
「腰動かして」
兄さんに言われて、俺は腰を動かし、ちゃぽちゃぽとお湯が跳ねる音がする。
「ふぁっ……はぁっ、あぁっ」
狭くて上手く動けないが、そもそも俺は上に乗って動いたことがない。
上手に出来るわけがなかった。
俺は心配になって、つい訊いてしまった。
「にぃっ……さんっ……きもち、いぃ?」
俺の乳首を、指と口で弄っている兄さんと目が合う。
普段は俺が見上げる形だが、今は兄さんが見上げてくる。
「気持ちいいよ」
そう兄さんが言ってくれて、俺は本当にどうしようもなく嬉しくなってしまった。
もちろんムスコも大歓喜。
「ふっ…うんっ……よかった……はぁっ」
しばらくその状態で楽しんだが、兄さんは俺の腰を持って止めた。
「咲耶、このままだとのぼせるから1回出て」
そう言われて腰を上げれば、ずるりと兄さんのペニスが抜けてしまう。
やっぱり抜く時は少し寂しい。
「そんな物欲しそうな目で見ないでくれる?」
え、俺そんなに見てた?
「そんな風に見てないし!」
「違った?続きしないの?」
俺は言葉を詰まらせた。
兄さんは「それなら良いけど」と言わんばかりだ。
「続き、して欲しい……」
恥ずかしいが、目を伏せながらそう言うしかないだろ?
「それなら、浴槽から上がって」
俺は浴槽から出て、兄さんは浴槽の縁に座った。
「背を向けて座って」
兄さんに指示されるまま、さっきとは逆向きで挿入しながら兄さんの上に座る。
「んぁっはぁ……あぁっ」
俺は少し前体重になり、兄さんは俺の腰を持って上下に動かす。
「あぁっ!あっあぁっ!」
何時もと違う体位で慣れないが、俺の目の前にムスコが居て、それはもう大きく勃ち上がっていた。
兄さんの片手が俺のムスコへと伸び、上下に扱いてくる。
「いぁっ、はぁ……ああぁっ!あぁっ!」
今日初めて刺激を貰うムスコは、それはもう我慢できないと言った感じだ。
「やばぃっ!出ちゃう、はぁっあぁっ!出るっ!」
早漏と言われても仕方のないスピードで、精を吐き出してしまった。
兄さんの手の中に、俺の精液がしっかりと付いている。
そのまま兄さんはいつも通りに、俺のムスコを刺激し続ける。
「咲耶も、腰止まってないよ」
うぅっ!痛いところを突かれた。
「もっと、強いのが……欲しいっ」
「それなら、前持って」
腰を上げ、ボディタオルの掛けられている手すりを両手で持てば、兄さんは入れたまま立ち上がった。
そして両手で腰を掴んで強く中へ打ち込み始める。
「んあぁっ!はあぁっ、あぁっああっ!」
気持ち良すぎておかしくなりそうだ。
「あぁっ!まって!まっで!きもちぃっ!ぎもちいぃ!」
腰がガクガクと震え始めるが、兄さんに支えられて逃げられない。
そして、俺がイクのとほぼ同じタイミングで兄さんが俺の中に出した。
「んああぁぁっ!はぁっ!あぁっ……はぁっ……」
2人して息を軽く整えると、兄さんはまだ足りないようだった。
「咲耶、もう一回出して良い?」
兄さんにそう言われて、俺がNOと言えるはずがない!
「うん……」
そう答えれば、また強く、速く奥へと打ち付けられる。
「ひぁっ!あぁっ!あぁっ、あぁっ!きもち、いぃっ!」
俺は膝も力が入らなくなって、何とか手すりが壊れない程度にしがみつく。
色々な事をされてきたけれど、やっぱり兄さんに突かれている時が1番気持ちいいし幸せを感じる。
この時がずっと続けば良いのに、とすら思っている。
「ふぁっ!はぁっあぁっ!あぁぁっ!」
「出すよ」
そう言って、兄さんは本日3度目の精を俺の中に吐き出した。
「えっろ」
「ふぇ……?」
力の抜けた俺とは違い、兄さんは何やら俺の尻を見ていた。
何のことかと思ったら、座り込んだ俺の尻から、兄さんの精液が出てきている様子を言ったようだった。
これは恥ずかしい。
顔を赤くして、シャワーに手を伸ばそうとするが、兄さんに止められた。
「何で?良いじゃん。力入れて、もっと出してみてよ」
そんな簡単に言うなよな!
「それとも、指で掻き出そうか?」
「い、いやだけど?」
「嫌?」
「あ、えっと……嫌じゃ無いです」
「それなら、こっち向いて股開いて」
俺は兄さんには弱いんだよ!
尻の穴は、羞恥からヒクヒクと動いてしまい、そこから少しの白濁した物が出てきている。
「泡だったローションか精液か、分かんないな」
そう言いながら兄さんは躊躇なく後ろの穴に指を2本入れた。
「んっ!」
当然ムスコも反応する。
指は引っ掻くように動き、中のトロリとした物を掻き出した。
それを何度もやって、浴室の床は白濁した液体が溜まっていく。
「排水溝掃除しないとな」
淡々と兄さんはそう言った。
俺がどれだけ恥ずかしい思いをしているか、兄さんはまるで分かっていないようだ!
そして、シャワーを手に取り、穴を指で軽く広げると、そこにお湯をかけた。
「ひあっ!あぁっ……はぁっ……」
感じるとは少し違うが、この声は……そう、興奮から出てしまった!
そして、床の白濁も流し、兄さんは立ち上がった。
「先に体とか洗う?」
「あ、後にする」
俺はまだ熱が冷めきらず、兄さんのように頭の切り替えが追いついていない。
俺はシャワーで簡単に体を流してから、浴槽に入って兄さんを眺めた。
やっぱりかっこいい。
今日クリスマスという日に一緒に歩いたなんて、夢のようだった。
いや、今一緒に風呂場にいるというのも夢のようなんだけど。
眺めていればあっという間に、兄さんは頭や身体を洗い終わってしまった。
「先に出てるよ」
そう言って兄さんは出ていってしまった。
俺は1人、ぼーっとしてからゆっくりと身体を洗い始めた。
兄さんに付けられた痕を鏡で見て、この痕がずっと残れば良いのにと、思わずにはいられなかった。
「遅かったな」
リビングに戻ると、兄さんはテレビを見ながらソファに座っていた。
「1人で続きでもしてた?」
「するわけないだろ!」
流石の俺でも足りないなんてことはない!
慌てて否定したのは逆に怪しまれるけど。
「何だ、相手してやったのに」
え、兄さんはまだ満足してないの?
想像してしまって、僅かにムスコが勃ってしまった。
「それより通話、忘れてないよな?」
「あっ……」
忘れてた。
「まだ時間も遅くないし、今訊いてみて」
兄さんに見つめられ、俺は『はい』しか答えられなくなる。
「じゃあスマホ取ってくる」
「どこ行くの?机の上だよ」
食事をしてから、ダイニングテーブルに置いたままになっているスマホを兄さんが指した。
あ、そこでしたかー。
先に、有松に話を合わせるように連絡をすることすら出来なかった。
俺は自分のスマホを手に取り、有松の連絡先を表示する。
そして兄さんを見れば目が合った。
「スピーカー使ってね」
兄さんはテレビの電源を落とす。
俺は、兄さんの隣に座り、有松へ通話をかけた。
数回の呼び出しの後に『咲耶?どうした?』という有松の声が聞こえてきた。
「あのさ、今少し良い?」
『いいけど、なんかあった?』
「えっと……」
横にいる兄さんをチラリと見れば、早く訊けと言わんばかりだ。
「この間さ、有松の家に泊まっただろ?その後に気づいたんだけど、首の近くに痣があって……」
『あぁーもしかして、恋人に問い詰められた?クリスマスに蒸し返されるなんて、ついてねぇなぁ』
おい、有松。お前は何てことしてくれたんだ!
今この状態で言うと、有松の言う恋人は兄さんになってしまう!
こっちの室温を氷点下にするつもりか?
『いやさーあの時、咲耶元気なかっただろ?浮気でもされたのかなーって思ったから、咲耶にもそれっぽい痕があったら、恋人にも気持ちわかってもらえるかなってさー」
どうですか兄さん。気持ちわかりました?
さっきと同じようにチラリと兄さんを横目で見る。
兄さんは何を考えているのか読めないが、そんなに機嫌は悪くなさそうだった。
「お前さ、だからって勝手にふざけたことすんなよ」
『悪かったって。喧嘩になった?』
一方的に嬲られたよ。
「いや、そういうんじゃないけど」
『てか、やっぱり咲耶恋人いたんだ。女子なんて興味ありませんーって態度はそう言うことかよ。クリスマス誘っても遊んでくれねーから、やっぱりそうかーって思ってたんだよなー』
「もう聞けたから切るぞ」
そう言って、俺は一方的に通話を切った。
一体この後、兄さんとどんな会話をしたら良いのか分からない。
だけど兄さんは思ってたより普通だった。
「浮気って?」
「……?」
そうか、兄さんは俺が元気なかった理由も、連絡せずに有松の家に泊まった理由も知らないのか。
お姉さんと兄さんを喫茶店で見かけて、恋人だと勘違いしたことも知らない。
「いや、何でもない!俺が調子悪くて、それを有松が勘違いして変な気を使っただけだから!」
早口で言えば怪しさは倍増だ。
「咲耶」
「は……はい」
「何隠してるの?」
だけど、これだけは隠し通さないといけない!
「何も隠してないって!本当に」
「恋人いるの?」
「いるわけないだろ!」
こんな事を兄さんとしておいて、他に余力があるわけがない。
「恋人がいたら、クリスマスに家で兄さんと飯食ってないよ」
「それもそうだな」
あれ?それなら兄さんにも彼女がいないって事?
ちょっと嬉しくなってしまった。
「ケーキでも食べるか」
「えっ!買ってあるの?」
「母さんが俺たちのために買っといたみたい」
「食べる!」
その後も普通に兄さんとケーキを食べ、俺史上、最高のクリスマスになった。
「やっぱり、咲耶は裸の方がいいね」
それ、どう言う意味?
「俺、裸族じゃないんだけど」
「いつも裸でウロウロしてても良いよ」
寒くて凍え死ぬよ?
ふっと笑いながら、兄さんはブラジャーを残して下のスカートを脱がし始めた。
そして、下着だけになったところで、上から下までジロジロと眺めてきた。
「な、何?」
「やっぱ白かなって」
「そ、そう?」
まじまじと見られるのは恥ずかしくって、目線を逸らした。
兄さんは俺の背中に手を回し、ブラジャーのホックを外して取り、ショーツにも手をかけて下までずらした。
やばい、さっき出してもらったのがショーツに付いてないか心配だ。
「咲耶、ここ取って欲しい?」
兄さんは、閉じ込められている俺のムスコを持ち上げた。
「ん……取って欲しい」
兄さんは持ってきていた籠の中から、鍵を取り出した。
カチッと外され、やっとムスコが解放された。
ああーやばい、既に勃ちそう。
と思った時、兄さんに両乳首を摘まれた!
「ひぁっ!ちょっと、いきなり何すんの?」
「勃つかなって」
俺は一歩下がって逃げる。
「服脱ぐから先入ってて。乳首弄って待ってて」
クスッと兄さんは笑うと、自分も服を脱ぎ始めた。
俺は先に風呂場に入る。
え、本当に弄る?どうする?
ボディソープ少しだけ出して、両手を乳首へと持っていく。
クルクルと撫でるように触り、くすぐったくない程度の力加減を探す。
ガタンと音を立ててドアが開き、兄さんが入ってきた。
「どう?気持ちいい?」
「ん、きもち、いぃ……」
その時、湯船にお湯が溜まり、メロディが鳴った。
兄さんはシャワーで体を流すと、さっさと湯船に浸かる。
「俺の上においで」
えっ!えっ!
それってどういう意味?
混乱しながら俺もシャワーで身体を流してから、ちゃぽんとお湯の中に足を入れた。
そしてお湯の中に見えるのは、兄さんの昂ったモノだ。
これ、そういう意味じゃなかったらどうすんの?
そしたら、含みのある言い方をした兄さんを責めよう!
俺はゆっくりとしゃがみ、兄さんのペニスに手を当てて、位置を調整しながらそれを俺の中に埋めた。
「はぁっ!あぁっ……」
兄さんのペニスは、滑りが悪かったが、俺の中はトロトロで入る心配をする必要もなかった。
1番奥まで入れると、狭い湯船で兄さんと向かい合わせの近距離だ。
こ、こ、こ、これは恥ずかしい!
今まで色々してきたが、ここまで接近することは無かった。
「俺が支えてるから、自分で乳首触って」
この状態で?本気?
いや、この状況で冗談は言わないよな?
俺は兄さんが持ち込んだローションを手に出し、乳首をゆっくりと触り始めた。
「はぁっ……んっ……ふぁっ」
乳首への刺激はあまりにも緩やかで、これでイケるようになるって、かなり長期的な開発が必要じゃないか?
まぁ前立腺もそうだったけど。
兄さんは俺の声に合わせるように、下から腰を突き上げて、俺の中を刺激する。
「んあぁっ!あっ、ひぃあっ」
目をグッと閉じて、快感に酔いしれる。
狭くてイケる程の動きもなければ、乳首の刺激でも当然イケない。
ただただ、気持ち良くってのぼせてしまいそうだ。
「咲耶、俺の首に腕回して」
そう言われて、素直に兄さんの首に両腕を回す。
後もう少し近づけば肌と肌が触れる距離だ。
あぁー抱きつきたい。
そう思っていた所で、兄さんに乳首を舐められた。
「ふぁぁっ!く、くすぐったい!」
ローションと唾液で、そこは滑りが良く、舌が這うごとにぞわぞわと鳥肌が立つ。
「咲耶、どうされるのが良い?」
どこもかしこもくすぐったくて、それどころではない!
だけど、そんな俺を見て兄さんは乳首を甘噛みした。
「いっひぁいっ!」
甘噛みしながら舌で先端を優しく舐められ、俺は腰にくる感触があった。
「はぁっ!あぁっ!ああっ……はぁっはぁっ」
右を責められれば、次は左を責められた。
「んぁぁっ!ひぃっ、はぁぁっ」
これはまずい。
痛みのせいで、あまりくすぐったく感じない。
じっくりと舌で嬲られてから、そっと兄さんは乳首から口を離した。
「良かった?」
「はぁっ……はぁ、よかった……」
続きをされるかと思いきや、兄さんは乳首ではなく、首筋へと舌を這わせ、そこを思いっきり吸われた。
へ?これってもしかしてキスマークというやつ?
何それ嬉しすぎる!
今日は嬉しいことばかりだ。さすがクリスマス!
ただ、残念ながらそのキスマークは自分では見えない。
「咲耶、そういえば前に付けられてた痕の事、友達に聞いた?」
「うっ……聞けてない。俺から見えない位置に付いてた痕の事なんて、どうやって聞いたら良いわけ?」
有松に聞くべきだと思っていたが、俺はずっと先送りにしていた。
兄さんにバレたって言うにしても、何で?ってなるだろう。
「じゃあ今も普通に友達なわけ?」
「それは……そうだよ」
「次いつ襲われるか分からないのに?」
兄さんの顔が、間近で険しくなっていく。
勘弁してください。
「でも、あれから一緒に遊ぶ機会も無かったし」
普通に教室で話すぐらいだったはずだ。
「それなら後で、通話して聞いてみるか」
はぁ?本気で言ってる?
いや、本気なんだろうけど。
「わ、わかった……」
兄さん相手に、俺はこう答えるしかなかった。
俺は首に回している腕を少し強めて、ちょっとだけ兄さんに近づいた。
「咲耶?もっと舐めて欲しいの?」
あれ、そういう意味で捉えられちゃった?
でも乳首舐められる代わりに抱きつけるなら本望なのでは?
「ん……舐めて欲しい」
そう言えば、兄さんが乳首を舐めてくれると思ったが、どうやらそれは少し違ったようだ。
「兄さん……?」
もちろん乳首も舐められたが、兄さんは胸元から首元まで、何度も舐めたり吸ったりを繰り返して痕を残していく。
何これっ?
すごい、興奮する。
ついつい口が滑って、兄さんのことを好きだと言ってしまいそうだ。
だけど、一体兄さんはどんな気持ちで今それをしているのだろうか?
もちろん怖くて訊けないけど。
「腰動かして」
兄さんに言われて、俺は腰を動かし、ちゃぽちゃぽとお湯が跳ねる音がする。
「ふぁっ……はぁっ、あぁっ」
狭くて上手く動けないが、そもそも俺は上に乗って動いたことがない。
上手に出来るわけがなかった。
俺は心配になって、つい訊いてしまった。
「にぃっ……さんっ……きもち、いぃ?」
俺の乳首を、指と口で弄っている兄さんと目が合う。
普段は俺が見上げる形だが、今は兄さんが見上げてくる。
「気持ちいいよ」
そう兄さんが言ってくれて、俺は本当にどうしようもなく嬉しくなってしまった。
もちろんムスコも大歓喜。
「ふっ…うんっ……よかった……はぁっ」
しばらくその状態で楽しんだが、兄さんは俺の腰を持って止めた。
「咲耶、このままだとのぼせるから1回出て」
そう言われて腰を上げれば、ずるりと兄さんのペニスが抜けてしまう。
やっぱり抜く時は少し寂しい。
「そんな物欲しそうな目で見ないでくれる?」
え、俺そんなに見てた?
「そんな風に見てないし!」
「違った?続きしないの?」
俺は言葉を詰まらせた。
兄さんは「それなら良いけど」と言わんばかりだ。
「続き、して欲しい……」
恥ずかしいが、目を伏せながらそう言うしかないだろ?
「それなら、浴槽から上がって」
俺は浴槽から出て、兄さんは浴槽の縁に座った。
「背を向けて座って」
兄さんに指示されるまま、さっきとは逆向きで挿入しながら兄さんの上に座る。
「んぁっはぁ……あぁっ」
俺は少し前体重になり、兄さんは俺の腰を持って上下に動かす。
「あぁっ!あっあぁっ!」
何時もと違う体位で慣れないが、俺の目の前にムスコが居て、それはもう大きく勃ち上がっていた。
兄さんの片手が俺のムスコへと伸び、上下に扱いてくる。
「いぁっ、はぁ……ああぁっ!あぁっ!」
今日初めて刺激を貰うムスコは、それはもう我慢できないと言った感じだ。
「やばぃっ!出ちゃう、はぁっあぁっ!出るっ!」
早漏と言われても仕方のないスピードで、精を吐き出してしまった。
兄さんの手の中に、俺の精液がしっかりと付いている。
そのまま兄さんはいつも通りに、俺のムスコを刺激し続ける。
「咲耶も、腰止まってないよ」
うぅっ!痛いところを突かれた。
「もっと、強いのが……欲しいっ」
「それなら、前持って」
腰を上げ、ボディタオルの掛けられている手すりを両手で持てば、兄さんは入れたまま立ち上がった。
そして両手で腰を掴んで強く中へ打ち込み始める。
「んあぁっ!はあぁっ、あぁっああっ!」
気持ち良すぎておかしくなりそうだ。
「あぁっ!まって!まっで!きもちぃっ!ぎもちいぃ!」
腰がガクガクと震え始めるが、兄さんに支えられて逃げられない。
そして、俺がイクのとほぼ同じタイミングで兄さんが俺の中に出した。
「んああぁぁっ!はぁっ!あぁっ……はぁっ……」
2人して息を軽く整えると、兄さんはまだ足りないようだった。
「咲耶、もう一回出して良い?」
兄さんにそう言われて、俺がNOと言えるはずがない!
「うん……」
そう答えれば、また強く、速く奥へと打ち付けられる。
「ひぁっ!あぁっ!あぁっ、あぁっ!きもち、いぃっ!」
俺は膝も力が入らなくなって、何とか手すりが壊れない程度にしがみつく。
色々な事をされてきたけれど、やっぱり兄さんに突かれている時が1番気持ちいいし幸せを感じる。
この時がずっと続けば良いのに、とすら思っている。
「ふぁっ!はぁっあぁっ!あぁぁっ!」
「出すよ」
そう言って、兄さんは本日3度目の精を俺の中に吐き出した。
「えっろ」
「ふぇ……?」
力の抜けた俺とは違い、兄さんは何やら俺の尻を見ていた。
何のことかと思ったら、座り込んだ俺の尻から、兄さんの精液が出てきている様子を言ったようだった。
これは恥ずかしい。
顔を赤くして、シャワーに手を伸ばそうとするが、兄さんに止められた。
「何で?良いじゃん。力入れて、もっと出してみてよ」
そんな簡単に言うなよな!
「それとも、指で掻き出そうか?」
「い、いやだけど?」
「嫌?」
「あ、えっと……嫌じゃ無いです」
「それなら、こっち向いて股開いて」
俺は兄さんには弱いんだよ!
尻の穴は、羞恥からヒクヒクと動いてしまい、そこから少しの白濁した物が出てきている。
「泡だったローションか精液か、分かんないな」
そう言いながら兄さんは躊躇なく後ろの穴に指を2本入れた。
「んっ!」
当然ムスコも反応する。
指は引っ掻くように動き、中のトロリとした物を掻き出した。
それを何度もやって、浴室の床は白濁した液体が溜まっていく。
「排水溝掃除しないとな」
淡々と兄さんはそう言った。
俺がどれだけ恥ずかしい思いをしているか、兄さんはまるで分かっていないようだ!
そして、シャワーを手に取り、穴を指で軽く広げると、そこにお湯をかけた。
「ひあっ!あぁっ……はぁっ……」
感じるとは少し違うが、この声は……そう、興奮から出てしまった!
そして、床の白濁も流し、兄さんは立ち上がった。
「先に体とか洗う?」
「あ、後にする」
俺はまだ熱が冷めきらず、兄さんのように頭の切り替えが追いついていない。
俺はシャワーで簡単に体を流してから、浴槽に入って兄さんを眺めた。
やっぱりかっこいい。
今日クリスマスという日に一緒に歩いたなんて、夢のようだった。
いや、今一緒に風呂場にいるというのも夢のようなんだけど。
眺めていればあっという間に、兄さんは頭や身体を洗い終わってしまった。
「先に出てるよ」
そう言って兄さんは出ていってしまった。
俺は1人、ぼーっとしてからゆっくりと身体を洗い始めた。
兄さんに付けられた痕を鏡で見て、この痕がずっと残れば良いのにと、思わずにはいられなかった。
「遅かったな」
リビングに戻ると、兄さんはテレビを見ながらソファに座っていた。
「1人で続きでもしてた?」
「するわけないだろ!」
流石の俺でも足りないなんてことはない!
慌てて否定したのは逆に怪しまれるけど。
「何だ、相手してやったのに」
え、兄さんはまだ満足してないの?
想像してしまって、僅かにムスコが勃ってしまった。
「それより通話、忘れてないよな?」
「あっ……」
忘れてた。
「まだ時間も遅くないし、今訊いてみて」
兄さんに見つめられ、俺は『はい』しか答えられなくなる。
「じゃあスマホ取ってくる」
「どこ行くの?机の上だよ」
食事をしてから、ダイニングテーブルに置いたままになっているスマホを兄さんが指した。
あ、そこでしたかー。
先に、有松に話を合わせるように連絡をすることすら出来なかった。
俺は自分のスマホを手に取り、有松の連絡先を表示する。
そして兄さんを見れば目が合った。
「スピーカー使ってね」
兄さんはテレビの電源を落とす。
俺は、兄さんの隣に座り、有松へ通話をかけた。
数回の呼び出しの後に『咲耶?どうした?』という有松の声が聞こえてきた。
「あのさ、今少し良い?」
『いいけど、なんかあった?』
「えっと……」
横にいる兄さんをチラリと見れば、早く訊けと言わんばかりだ。
「この間さ、有松の家に泊まっただろ?その後に気づいたんだけど、首の近くに痣があって……」
『あぁーもしかして、恋人に問い詰められた?クリスマスに蒸し返されるなんて、ついてねぇなぁ』
おい、有松。お前は何てことしてくれたんだ!
今この状態で言うと、有松の言う恋人は兄さんになってしまう!
こっちの室温を氷点下にするつもりか?
『いやさーあの時、咲耶元気なかっただろ?浮気でもされたのかなーって思ったから、咲耶にもそれっぽい痕があったら、恋人にも気持ちわかってもらえるかなってさー」
どうですか兄さん。気持ちわかりました?
さっきと同じようにチラリと兄さんを横目で見る。
兄さんは何を考えているのか読めないが、そんなに機嫌は悪くなさそうだった。
「お前さ、だからって勝手にふざけたことすんなよ」
『悪かったって。喧嘩になった?』
一方的に嬲られたよ。
「いや、そういうんじゃないけど」
『てか、やっぱり咲耶恋人いたんだ。女子なんて興味ありませんーって態度はそう言うことかよ。クリスマス誘っても遊んでくれねーから、やっぱりそうかーって思ってたんだよなー』
「もう聞けたから切るぞ」
そう言って、俺は一方的に通話を切った。
一体この後、兄さんとどんな会話をしたら良いのか分からない。
だけど兄さんは思ってたより普通だった。
「浮気って?」
「……?」
そうか、兄さんは俺が元気なかった理由も、連絡せずに有松の家に泊まった理由も知らないのか。
お姉さんと兄さんを喫茶店で見かけて、恋人だと勘違いしたことも知らない。
「いや、何でもない!俺が調子悪くて、それを有松が勘違いして変な気を使っただけだから!」
早口で言えば怪しさは倍増だ。
「咲耶」
「は……はい」
「何隠してるの?」
だけど、これだけは隠し通さないといけない!
「何も隠してないって!本当に」
「恋人いるの?」
「いるわけないだろ!」
こんな事を兄さんとしておいて、他に余力があるわけがない。
「恋人がいたら、クリスマスに家で兄さんと飯食ってないよ」
「それもそうだな」
あれ?それなら兄さんにも彼女がいないって事?
ちょっと嬉しくなってしまった。
「ケーキでも食べるか」
「えっ!買ってあるの?」
「母さんが俺たちのために買っといたみたい」
「食べる!」
その後も普通に兄さんとケーキを食べ、俺史上、最高のクリスマスになった。
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