42 / 105
第4章 愛
第1話 魔法使いの姫様
しおりを挟む
◆◇◆☆◆◇◆◇
パン王国の王都タジンにそびえる純白の城、ミルクパン城。
ここでは、パン王国を創建したと言われるカンパーナ=フロース家が代々平穏に暮らしている。
その3階にある南向きの小さな一室が、第3王女の個室であった。
パン王国第3王女、レードル・グレーシア・カンパーナ=フロース。
腰まで伸びた長い髪は、艶やかな漆黒。
パン王国特有の紫色の瞳も相まって、レードル姫は王都タジンでは「思慮深くおしとやかな姫君」と思われている。
……そんな馬鹿な。
普段のわたしを知る人ならば、口を揃えてそう言うでしょうね。
レードルは自室の窓辺でニヤリと笑った。
スカートにも関わらず、椅子に立ち膝をつき、手には愛用の杖。
大ぶりのアメジストがきらりと光り輝く、美しい杖である。
自分で立って歩いたときにはもう、家庭教師に「魔法の才能がある」と言われたらしく、そこから毎日何時間も魔法の勉強をさせられてきた。
努力すればするほど魔法の腕前は上達するので、落ち着きのない自分にしては珍しく、魔法の勉強は好きだった。
何より、使える魔法がお転婆な自分にピッタリのものだったので、時間も忘れて練習したことを今でも覚えている。
しかし……
その魔法が、発動しなくなってしまった。
レードルは杖を掲げ、魔法の呪文を唱えようとしたものの、杖はレードルの手の中で、いつも身につけている小さなブローチに姿を変えていた。
最近は、ずっとこんな感じである。
なんなのよ、もう……
原因不明の現象に、最初は不安になっていたレードルも、この頃は怒りのため息をついている。
母からもらった、魔法を使うための依り代。
持ち主である母ですらブローチだと思っていたのに、本当の姿は美しい剣だった。
だれにも抜けない、不思議な剣……
それが、魔法が使えなくなってから、レードルにだけ抜けるようになった。
いったい、なぜ……?
魔法はやめて、剣を習えということ?
わたしは、魔法が使いたいのだけれど……
茨と王冠の銀細工が美しい鞘に、柄には高貴な雰囲気をまとったアメジスト。
何か有名な剣なのかしら……
レードルはブローチを剣に戻し、いろいろな角度から眺め回していた。
一応「グレーシア」というフィリアを持ってはいるものの、レードルはそれほど熱心なクリスタン教徒ではなかった。
第3子というだけで、クリスタン教徒の証であるフィリアを授かっただけなのだ。
パン民族の掟のようなものだから、仕方なく……
そう考えているのは、レードルだけではない。
それゆえ、レードルは「自分にしか抜けない剣」の正体がわからずモヤモヤしているのだった。
「……何なのかしら」
ぽつりと呟いた言葉が、しんと静まった部屋に響く。
部屋の中にはもちろんレードルしかおらず、部屋の外からも人の気配は感じられない。
少し動いただけで、薄いスカートの衣擦れの音が騒がしく聞こえる。
今日はお父様もお母様もいらっしゃらないんだもの、これぐらい静かで当たり前ね。
レードルの父であるパン王国第18代国王ユキヒラと、同じく母であるキャセロール王妃は、隣国ヌフ=ブラゾン王国へ出かけている。
国王同士が親友なので、決して珍しいことではなく、むしろよくあることだった。
国内の諸々は、大臣であるマグカップと近衛兵団長のケトルが担当している。
レードルは第3王女ではあるものの、国内外のことには無関心で、それを咎める者もいなかったのだ。
「……」
特にすることもなく、したいこともない。
父母は多忙で、ふたりの姉とも最近は話をしていない。
食事は家族でする決まりとはいえ、話が弾むことはあまりなかった。
広く「仲良し家族」として知られているカンパーナ=フロース家だが、レードルはいつも孤独を感じていた。
ひとりじゃないけど、ひとりぼっち。
なんて寂しくて……
つまらないのかしら。
そこでレードルは、すっと立ち上がった。
じっとしていても面白くないので、城内を探索しようと思ったのだ。
でも今さら探索といっても、行ってないところなんてないわけだし……
そうだわ、コバチに案内してもらいましょう。
レードルはベッドの枕元のロープを引いた。
遠くで小さな鐘のなる音が聞こえる。
こうして待っていれば、レードル姫付きの小間使いコバチが部屋の扉を叩いて現れるのだ。
しかし。
「……」
待てど暮らせど、コバチは現れない。
扉の向こうからは、足音はおろか物音ひとつ聞こえてこない。
しびれを切らしたレードルは、自室の扉を思い切り押し開けた。
扉が勢いよく壁に当たって、バンッと大きな音が出た。
しかし廊下に人の姿はなく、扉の反響音が廊下の隅にまで鳴り渡り、ほどなく消えていった。
「……」
わたしったら、身も心も本当にひとりになってしまったのかもしれないわ。
ため息をついたレードルが廊下の左右を見回していると、曲がり角からひとりの男が現れた。
大柄な男は、肩をいからせてレードルのもとへと歩いてきた。
威圧的なのは体格だけではなく、その表情もまた眼光鋭く険しい表情である。
のしのしと体重をかけて歩くので、廊下の柔らかな絨毯には足跡が残っていた。
相変わらずの怖い顔ね……
でも、ひとりじゃないってわかって安心したわ。
レードルがほっと胸を撫で下ろしたところへやってきた男は、レードルへ向かって深々と頭を下げると、驚いたようにあたりを見回した。
「レードル姫様、いかがなされました? このような場所に、おひとりで……」
「それはこっちが聞きたいくらいなのよ、ケトル! コバチはどこに行ったの? 呼んでも来てくれなくて、困っているのよ!」
腰に手を当てて口を尖らせるレードルに、パン王国近衛兵団長ケトルは「ちょうどよかった」と手を打って、
「たった今、お知らせに上がろうとしていたところでございました。シノワ姫様が『城下町を散策したい』とおっしゃったので、コバチとともに出発なさったのです」
「……え? どうしてシノワ姉様がわたしの小間使いのコバチを連れて行ったの?」
「レードル姫様もご存知でしょう。この時期、シノワ姫様付きの小間使いマナイタは、郊外の実家で農作業を手伝うために帰省中なのです。そのため、手の空いているコバチがお供致しました」
淡々と事後報告をするケトルを前に、レードルは自分の心がむしゃくしゃとしてくるのを感じていた。
……納得できないわ。
どうして、わたしには何も相談してくれなかったのよ。
「コバチは、わたしの小間使いなのに……」
レードルの寂しげな呟きに、ケトルはなぜか満面の笑みを浮かべて、
「ご心配には及びません。何かあったらすぐに連絡できるよう、コバチには我々近衛兵団が持つバッチを渡してあります。レードル姫様がお気にかけることなど何も……」
「そういうことじゃないわっ!」
レードルは、頓珍漢なケトルの対応に腹が立って、そのまま自室へと戻った。
バンッと大きな音を立てて、扉が閉まる。
まったく、わたしだって一国の王女なのに。
どうしてシノワ姉様ばかり……
いいえ違うわ、シノワ姉様は大切にされて当然だもの、それはわかっているのよ。
それじゃあ……
わたしは、いったい何に怒っているのかしら。
ああもう、イライラするったら!
そのままベッドに倒れ込んだレードルは、窓辺からの午後の日差しを浴びながらモヤモヤとしていた。
しかし、よほど暖かく気持ちよかったのか、そのまま寝息を立て始めた。
パン王国第3王女、レードル・グレーシア・カンパーナ=フロース……
大人びて見えるものの、彼女はまだまだ年相応の「お子様」なのであった。
つづく
パン王国の王都タジンにそびえる純白の城、ミルクパン城。
ここでは、パン王国を創建したと言われるカンパーナ=フロース家が代々平穏に暮らしている。
その3階にある南向きの小さな一室が、第3王女の個室であった。
パン王国第3王女、レードル・グレーシア・カンパーナ=フロース。
腰まで伸びた長い髪は、艶やかな漆黒。
パン王国特有の紫色の瞳も相まって、レードル姫は王都タジンでは「思慮深くおしとやかな姫君」と思われている。
……そんな馬鹿な。
普段のわたしを知る人ならば、口を揃えてそう言うでしょうね。
レードルは自室の窓辺でニヤリと笑った。
スカートにも関わらず、椅子に立ち膝をつき、手には愛用の杖。
大ぶりのアメジストがきらりと光り輝く、美しい杖である。
自分で立って歩いたときにはもう、家庭教師に「魔法の才能がある」と言われたらしく、そこから毎日何時間も魔法の勉強をさせられてきた。
努力すればするほど魔法の腕前は上達するので、落ち着きのない自分にしては珍しく、魔法の勉強は好きだった。
何より、使える魔法がお転婆な自分にピッタリのものだったので、時間も忘れて練習したことを今でも覚えている。
しかし……
その魔法が、発動しなくなってしまった。
レードルは杖を掲げ、魔法の呪文を唱えようとしたものの、杖はレードルの手の中で、いつも身につけている小さなブローチに姿を変えていた。
最近は、ずっとこんな感じである。
なんなのよ、もう……
原因不明の現象に、最初は不安になっていたレードルも、この頃は怒りのため息をついている。
母からもらった、魔法を使うための依り代。
持ち主である母ですらブローチだと思っていたのに、本当の姿は美しい剣だった。
だれにも抜けない、不思議な剣……
それが、魔法が使えなくなってから、レードルにだけ抜けるようになった。
いったい、なぜ……?
魔法はやめて、剣を習えということ?
わたしは、魔法が使いたいのだけれど……
茨と王冠の銀細工が美しい鞘に、柄には高貴な雰囲気をまとったアメジスト。
何か有名な剣なのかしら……
レードルはブローチを剣に戻し、いろいろな角度から眺め回していた。
一応「グレーシア」というフィリアを持ってはいるものの、レードルはそれほど熱心なクリスタン教徒ではなかった。
第3子というだけで、クリスタン教徒の証であるフィリアを授かっただけなのだ。
パン民族の掟のようなものだから、仕方なく……
そう考えているのは、レードルだけではない。
それゆえ、レードルは「自分にしか抜けない剣」の正体がわからずモヤモヤしているのだった。
「……何なのかしら」
ぽつりと呟いた言葉が、しんと静まった部屋に響く。
部屋の中にはもちろんレードルしかおらず、部屋の外からも人の気配は感じられない。
少し動いただけで、薄いスカートの衣擦れの音が騒がしく聞こえる。
今日はお父様もお母様もいらっしゃらないんだもの、これぐらい静かで当たり前ね。
レードルの父であるパン王国第18代国王ユキヒラと、同じく母であるキャセロール王妃は、隣国ヌフ=ブラゾン王国へ出かけている。
国王同士が親友なので、決して珍しいことではなく、むしろよくあることだった。
国内の諸々は、大臣であるマグカップと近衛兵団長のケトルが担当している。
レードルは第3王女ではあるものの、国内外のことには無関心で、それを咎める者もいなかったのだ。
「……」
特にすることもなく、したいこともない。
父母は多忙で、ふたりの姉とも最近は話をしていない。
食事は家族でする決まりとはいえ、話が弾むことはあまりなかった。
広く「仲良し家族」として知られているカンパーナ=フロース家だが、レードルはいつも孤独を感じていた。
ひとりじゃないけど、ひとりぼっち。
なんて寂しくて……
つまらないのかしら。
そこでレードルは、すっと立ち上がった。
じっとしていても面白くないので、城内を探索しようと思ったのだ。
でも今さら探索といっても、行ってないところなんてないわけだし……
そうだわ、コバチに案内してもらいましょう。
レードルはベッドの枕元のロープを引いた。
遠くで小さな鐘のなる音が聞こえる。
こうして待っていれば、レードル姫付きの小間使いコバチが部屋の扉を叩いて現れるのだ。
しかし。
「……」
待てど暮らせど、コバチは現れない。
扉の向こうからは、足音はおろか物音ひとつ聞こえてこない。
しびれを切らしたレードルは、自室の扉を思い切り押し開けた。
扉が勢いよく壁に当たって、バンッと大きな音が出た。
しかし廊下に人の姿はなく、扉の反響音が廊下の隅にまで鳴り渡り、ほどなく消えていった。
「……」
わたしったら、身も心も本当にひとりになってしまったのかもしれないわ。
ため息をついたレードルが廊下の左右を見回していると、曲がり角からひとりの男が現れた。
大柄な男は、肩をいからせてレードルのもとへと歩いてきた。
威圧的なのは体格だけではなく、その表情もまた眼光鋭く険しい表情である。
のしのしと体重をかけて歩くので、廊下の柔らかな絨毯には足跡が残っていた。
相変わらずの怖い顔ね……
でも、ひとりじゃないってわかって安心したわ。
レードルがほっと胸を撫で下ろしたところへやってきた男は、レードルへ向かって深々と頭を下げると、驚いたようにあたりを見回した。
「レードル姫様、いかがなされました? このような場所に、おひとりで……」
「それはこっちが聞きたいくらいなのよ、ケトル! コバチはどこに行ったの? 呼んでも来てくれなくて、困っているのよ!」
腰に手を当てて口を尖らせるレードルに、パン王国近衛兵団長ケトルは「ちょうどよかった」と手を打って、
「たった今、お知らせに上がろうとしていたところでございました。シノワ姫様が『城下町を散策したい』とおっしゃったので、コバチとともに出発なさったのです」
「……え? どうしてシノワ姉様がわたしの小間使いのコバチを連れて行ったの?」
「レードル姫様もご存知でしょう。この時期、シノワ姫様付きの小間使いマナイタは、郊外の実家で農作業を手伝うために帰省中なのです。そのため、手の空いているコバチがお供致しました」
淡々と事後報告をするケトルを前に、レードルは自分の心がむしゃくしゃとしてくるのを感じていた。
……納得できないわ。
どうして、わたしには何も相談してくれなかったのよ。
「コバチは、わたしの小間使いなのに……」
レードルの寂しげな呟きに、ケトルはなぜか満面の笑みを浮かべて、
「ご心配には及びません。何かあったらすぐに連絡できるよう、コバチには我々近衛兵団が持つバッチを渡してあります。レードル姫様がお気にかけることなど何も……」
「そういうことじゃないわっ!」
レードルは、頓珍漢なケトルの対応に腹が立って、そのまま自室へと戻った。
バンッと大きな音を立てて、扉が閉まる。
まったく、わたしだって一国の王女なのに。
どうしてシノワ姉様ばかり……
いいえ違うわ、シノワ姉様は大切にされて当然だもの、それはわかっているのよ。
それじゃあ……
わたしは、いったい何に怒っているのかしら。
ああもう、イライラするったら!
そのままベッドに倒れ込んだレードルは、窓辺からの午後の日差しを浴びながらモヤモヤとしていた。
しかし、よほど暖かく気持ちよかったのか、そのまま寝息を立て始めた。
パン王国第3王女、レードル・グレーシア・カンパーナ=フロース……
大人びて見えるものの、彼女はまだまだ年相応の「お子様」なのであった。
つづく
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
朝敵、まかり通る
伊賀谷
歴史・時代
これが令和の忍法帖!
時は幕末。
薩摩藩が江戸に総攻撃をするべく進軍を開始した。
江戸が焦土と化すまであと十日。
江戸を救うために、徳川慶喜の名代として山岡鉄太郎が駿府へと向かう。
守るは、清水次郎長の子分たち。
迎え撃つは、薩摩藩が放った鬼の裔と呼ばれる八瀬鬼童衆。
ここに五対五の時代伝奇バトルが開幕する。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身
にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。
姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる