33 / 828
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
灰も油も絶対数が全く足りない。
しおりを挟む
足りない足りない足りない。まあああったく足りない。
現状で並行してやっている事といえば、陸路では中浦-多比良と横瀬-川内の関所の廃止。(EUみたいな感じ?)商人の往来を増やすためだが、小佐々とは寄り親寄り子に近い存在。関銭はもともとないに等しい。
ただ、海路においては大島、牡蠣の浦の帆別銭を全廃した。これは大きい。
もちろん、中浦や太田、面高や横瀬に寄港してくれる商人や旅人に限定してだが。
旅人は銭を落としてくれるし、産物や土地の良い噂を(悪い噂も)広めてくれる。
小佐々の殿様には石鹸の試作品ができてすぐに見せにいった。
同時に大村の殿様や近隣領主との盟の話、横瀬の南蛮船の話、殖産興業による仏教徒の不満解決諸々を話して快諾をいただいたのだが・・・・。
どうやらお膳立てが必要らしい。
大村は小佐々はもちろん沢森と比べて大身だ。
沢森主導であれば、大村の盟主としての威厳もないし、実際にあくまでも大村主導でないと、南蛮船誘致のためのポルトガルの信頼獲得にはいたらない。
要するに、大村を盟主と仰いで、十分に採算のとれる生産体制の確立と、格安での納入が条件になるだろう、との事なのだ。諸勢力との盟に関してはその後でもかまわない。
南蛮貿易の優遇措置に関しては、関の廃止で納得するだろう。貿易商人の出入りやバテレン、信者の行き来も自由にする。もともと政教分離政策でいくつもりだし、教会やセミナリオも自由につくってもらって構わない。支援もする。
わざわざ苦労して、移住する人はいないはずだ。
石鹸は、六十升の油で約千四百四十個できる。灰は一斗で約三千三十七個分の原料となって、原価の単価は約五文。実際には工賃や諸経費がかかるから~十文だ。
原材料費も許容範囲内なんだが、量が全く足りない。いっそのこと富裕層限定にして、一個百文とか二百文で売ろうかな?
ばあちゃん、どうしよう。
「あたんまえ(当然)さ、そげんぎょうさん(そんなにたくさん)、おき(灰)のあるもんね!(あるわけない!)そいに(それに)灰も肥やしになるけん、百姓はただやったら嫌がるさ。」
「そいから(それから)油にしたっちゃ(しても)、あんまい(あんまり)使わんけん、店にもそげん(そんなに)置いてなかろ?大村でもいっぺんに買うとは難しかっちゃなか?博多とか上方にいかんば。(行かないと)」
おき、懐かしい!昔本当のばあちゃんに
「武、まっとおきば(もっとおきを)持ってこんば寒かばい」と言われて、
五右衛門風呂から運んだ記憶がある。
(ここでいうおき、とは完全な灰ではなく、熱は持っているが燃えていない赤色の木→灰の現在進行系の物)
ああ、そういえばそれが面倒くさくて、掘りごたつの中にそのまま木を放ればいいじゃん!と思ってやったら、後から大惨事!(ボヤ!!)
じいちゃん、ばあちゃん、おやじ、おふくろに、もれなくビンタされた記憶がある・・・・黒歴史だ!
いや、横道にだいぶそれたが・・・・、さてどうする。殖産部門は忠右衛門なんだが、石鹸に関しては急いでやらないといけないから、だいぶ介入している。
個人で材料を運んだり売ったりするのは限界があるなあ。薪や木炭を買ってもいいけど、欲しいのは「灰」なんだ。
現状で並行してやっている事といえば、陸路では中浦-多比良と横瀬-川内の関所の廃止。(EUみたいな感じ?)商人の往来を増やすためだが、小佐々とは寄り親寄り子に近い存在。関銭はもともとないに等しい。
ただ、海路においては大島、牡蠣の浦の帆別銭を全廃した。これは大きい。
もちろん、中浦や太田、面高や横瀬に寄港してくれる商人や旅人に限定してだが。
旅人は銭を落としてくれるし、産物や土地の良い噂を(悪い噂も)広めてくれる。
小佐々の殿様には石鹸の試作品ができてすぐに見せにいった。
同時に大村の殿様や近隣領主との盟の話、横瀬の南蛮船の話、殖産興業による仏教徒の不満解決諸々を話して快諾をいただいたのだが・・・・。
どうやらお膳立てが必要らしい。
大村は小佐々はもちろん沢森と比べて大身だ。
沢森主導であれば、大村の盟主としての威厳もないし、実際にあくまでも大村主導でないと、南蛮船誘致のためのポルトガルの信頼獲得にはいたらない。
要するに、大村を盟主と仰いで、十分に採算のとれる生産体制の確立と、格安での納入が条件になるだろう、との事なのだ。諸勢力との盟に関してはその後でもかまわない。
南蛮貿易の優遇措置に関しては、関の廃止で納得するだろう。貿易商人の出入りやバテレン、信者の行き来も自由にする。もともと政教分離政策でいくつもりだし、教会やセミナリオも自由につくってもらって構わない。支援もする。
わざわざ苦労して、移住する人はいないはずだ。
石鹸は、六十升の油で約千四百四十個できる。灰は一斗で約三千三十七個分の原料となって、原価の単価は約五文。実際には工賃や諸経費がかかるから~十文だ。
原材料費も許容範囲内なんだが、量が全く足りない。いっそのこと富裕層限定にして、一個百文とか二百文で売ろうかな?
ばあちゃん、どうしよう。
「あたんまえ(当然)さ、そげんぎょうさん(そんなにたくさん)、おき(灰)のあるもんね!(あるわけない!)そいに(それに)灰も肥やしになるけん、百姓はただやったら嫌がるさ。」
「そいから(それから)油にしたっちゃ(しても)、あんまい(あんまり)使わんけん、店にもそげん(そんなに)置いてなかろ?大村でもいっぺんに買うとは難しかっちゃなか?博多とか上方にいかんば。(行かないと)」
おき、懐かしい!昔本当のばあちゃんに
「武、まっとおきば(もっとおきを)持ってこんば寒かばい」と言われて、
五右衛門風呂から運んだ記憶がある。
(ここでいうおき、とは完全な灰ではなく、熱は持っているが燃えていない赤色の木→灰の現在進行系の物)
ああ、そういえばそれが面倒くさくて、掘りごたつの中にそのまま木を放ればいいじゃん!と思ってやったら、後から大惨事!(ボヤ!!)
じいちゃん、ばあちゃん、おやじ、おふくろに、もれなくビンタされた記憶がある・・・・黒歴史だ!
いや、横道にだいぶそれたが・・・・、さてどうする。殖産部門は忠右衛門なんだが、石鹸に関しては急いでやらないといけないから、だいぶ介入している。
個人で材料を運んだり売ったりするのは限界があるなあ。薪や木炭を買ってもいいけど、欲しいのは「灰」なんだ。
18
あなたにおすすめの小説
催眠術師は眠りたい ~洗脳されなかった俺は、クラスメイトを見捨ててまったりします~
山田 武
ファンタジー
テンプレのように異世界にクラスごと召喚された主人公──イム。
与えられた力は面倒臭がりな彼に合った能力──睡眠に関するもの……そして催眠魔法。
そんな力を使いこなし、のらりくらりと異世界を生きていく。
「──誰か、養ってくれない?」
この物語は催眠の力をR18指定……ではなく自身の自堕落ライフのために使う、一人の少年の引き籠もり譚。
転生者徳河家康~人生詰んだ俺が、神君に転生したようです~
筑前助広
SF
すべては、この転生から始まった――。
人生に詰んだ俺は、交通事故に遭い死んだ。
そう思った。しかし目を覚ますと、何故か戦国時代。そして、あの徳川家康に逆行転生していたのだ!
現世では人生詰んでいたが、この戦国では天下人になれるチャンス!その為には史実ルート順守!
そして、俺の戦国ライフが今始まる――
この物語は、筑前筑後の代表作「狼の裔」をはじめとする、時代小説シリーズ「巷説江戸演義」と「風説百魔草紙」そして、「妖説徳河水滸伝」の、全ての始まりとなるエピソード0。
これを読んだら、全ての謎は解けます!
<カクヨム・小説家になろうにも同時連載中>
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜
美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊
ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め…
※カクヨム様にも投稿しています
※イラストはAIイラストを使用しています
風魔法を誤解していませんか? 〜混ぜるな危険!見向きもされない風魔法は、無限の可能性を秘めていました〜
大沢ピヨ氏
ファンタジー
地味で不遇な風魔法──でも、使い方しだいで!?
どこにでもいる男子高校生が、意識高い系お嬢様に巻き込まれ、毎日ダンジョン通いで魔法検証&お小遣い稼ぎ! 目指せ収入UP。 検証と実験で、風と火が火花を散らす!? 青春と魔法と通帳残高、ぜんぶ大事。 風魔法、実は“混ぜるな危険…
【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?
嘉神かろ
ファンタジー
【Hotランキング3位】
ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。
見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。
大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!
神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。
「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」
異世界から日本に帰ってきたら魔法学院に入学 パーティーメンバーが順調に強くなっていくのは嬉しいんだが、妹の暴走だけがどうにも止まらない!
枕崎 削節
ファンタジー
〔小説家になろうローファンタジーランキング日間ベストテン入り作品〕
タイトルを変更しました。旧タイトル【異世界から帰ったらなぜか魔法学院に入学。この際遠慮なく能力を発揮したろ】
3年間の異世界生活を経て日本に戻ってきた楢崎聡史と桜の兄妹。二人は生活の一部分に組み込まれてしまった冒険が忘れられなくてここ数年日本にも発生したダンジョンアタックを目論むが、年齢制限に壁に撥ね返されて入場を断られてしまう。ガックリと項垂れる二人に救いの手を差し伸べたのは魔法学院の学院長と名乗る人物。喜び勇んで入学したはいいものの、この学院長はとにかく無茶振りが過ぎる。異世界でも経験したことがないとんでもないミッションに次々と駆り出される兄妹。さらに二人を取り巻く周囲にも奇妙な縁で繋がった生徒がどんどん現れては学院での日常と冒険という非日常が繰り返されていく。大勢の学院生との交流の中ではぐくまれていく人間模様とバトルアクションをどうぞお楽しみください!
もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる