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第1章
女王様の看取り、シンシアたちとのロイヤル生活
「まさか、お母様が病気だったなんて」
「心配させたくなかったんだな」
「顔、見せたかった」
「シンジ様、使いの物が女王様の看取りを許すとのことで、王女様と一緒に参られよと」
「分かりました」
シンジは女王の間に案内された。
「ああ、お母様!」
「何で……」
「いってくださればよかったのに……」
「女王陛下、あなたに仕えることが出来て嬉しかったです。一言いってくだされば、手伝いましたのに」
「女王様、私にも城に入る許可を下さりありがとうございました」
各々が感謝を述べる。
「女王様よりお手紙を仰せつかっています」
「ありがとう」
こう書いてあった。
『シンジ、シンシア、アンナそして、アリーナ、シアンよ。何も言わずこのようなことになり、本当にごめんなさい。あなたたちには私がシンジに謁見を許した理由を話さなかったけど、今話します』
『私は少し前から体調が優れず、倒れてしまいそうになることがありました。シンジが謁見に来たとき、その兆候があったのです。シンジ、黙っていてすみません』
『ですが、この国のため、我が娘たちとやっていくため、余計な心配をかけたくなかったのです。シンジ、あなたは私の夫に良く似ています』『私が謁見をなかなか許可しなかったことに疑問を抱いたことでしょう。それは夫に似ていたからです。夫を許すことができず、あなたにも辛い思いをさせてしまいました』
『シアン、シンジの近くにいながら遠ざけてしまってごめんなさい。これからはあなたも城で暮らすことを許します。家のものを運ぶよう、下の者には言ってあります。 先立ってしまう私を許してください。 女王より』
「そういうことだったのか。シンシアたち大丈夫か?」
「お母様ぁ!」
「うわーん」
「ヒック」
「悲しすぎますよ、女王様」
シンシアたちは悲しみで泣いている。
シンジはシンシアたちを抱き締める。
「うう。シンジ様、私……」
「シンジ様、どこにも行かないでね」
「行かないよ」
「私たちを愛してください」
「シンジ様が望むなら、エッチなことも」
「嬉しいです」
「シンジ様、私もお側に」
シンジはシンシアたちと肌を重ねた。
次の日、女王の葬儀が行われた。
王宮の僧侶が言葉を述べ、墓に入れる。
「お別れだね」
「ああ」
「寂しいですか?」
「それはね」
「シンジ様は謁見の時しかお母様に会っていないですもんね」
「そうなんだよね」
それからシンジは国王に就任し、王女たちは次期女王の候補になった。
なぜ就任出来ないかと言うと、任期が残っているため、3ヶ月待つ必要があった。
その後、シンジたちは城の中を案内され、必要なものが支給された。
就任の儀で、シンジはシンシアたちから熱い接吻(ここではキスと言わない)を受けた。
「心配させたくなかったんだな」
「顔、見せたかった」
「シンジ様、使いの物が女王様の看取りを許すとのことで、王女様と一緒に参られよと」
「分かりました」
シンジは女王の間に案内された。
「ああ、お母様!」
「何で……」
「いってくださればよかったのに……」
「女王陛下、あなたに仕えることが出来て嬉しかったです。一言いってくだされば、手伝いましたのに」
「女王様、私にも城に入る許可を下さりありがとうございました」
各々が感謝を述べる。
「女王様よりお手紙を仰せつかっています」
「ありがとう」
こう書いてあった。
『シンジ、シンシア、アンナそして、アリーナ、シアンよ。何も言わずこのようなことになり、本当にごめんなさい。あなたたちには私がシンジに謁見を許した理由を話さなかったけど、今話します』
『私は少し前から体調が優れず、倒れてしまいそうになることがありました。シンジが謁見に来たとき、その兆候があったのです。シンジ、黙っていてすみません』
『ですが、この国のため、我が娘たちとやっていくため、余計な心配をかけたくなかったのです。シンジ、あなたは私の夫に良く似ています』『私が謁見をなかなか許可しなかったことに疑問を抱いたことでしょう。それは夫に似ていたからです。夫を許すことができず、あなたにも辛い思いをさせてしまいました』
『シアン、シンジの近くにいながら遠ざけてしまってごめんなさい。これからはあなたも城で暮らすことを許します。家のものを運ぶよう、下の者には言ってあります。 先立ってしまう私を許してください。 女王より』
「そういうことだったのか。シンシアたち大丈夫か?」
「お母様ぁ!」
「うわーん」
「ヒック」
「悲しすぎますよ、女王様」
シンシアたちは悲しみで泣いている。
シンジはシンシアたちを抱き締める。
「うう。シンジ様、私……」
「シンジ様、どこにも行かないでね」
「行かないよ」
「私たちを愛してください」
「シンジ様が望むなら、エッチなことも」
「嬉しいです」
「シンジ様、私もお側に」
シンジはシンシアたちと肌を重ねた。
次の日、女王の葬儀が行われた。
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「お別れだね」
「ああ」
「寂しいですか?」
「それはね」
「シンジ様は謁見の時しかお母様に会っていないですもんね」
「そうなんだよね」
それからシンジは国王に就任し、王女たちは次期女王の候補になった。
なぜ就任出来ないかと言うと、任期が残っているため、3ヶ月待つ必要があった。
その後、シンジたちは城の中を案内され、必要なものが支給された。
就任の儀で、シンジはシンシアたちから熱い接吻(ここではキスと言わない)を受けた。
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