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第2章 結束

壁を越える

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「どうやってこの壁を越えるの?」
「普通じゃ無理だろうな」
「うーん」
「肩車する?」
「それって私たちが上なわけ?」
「俺が上より良いんじゃないか?」

「・・・」
「上、見ないでよ」
「なんで?」
「見えるからよ」
「何が?」
「パンツに決まってるでしょ! って、何言わせるのよ!」

「見ないから」
「じゃあ、肩車して」
 ガランはイリアを肩車した。
「大丈夫?」
「ええ」
 イリアが壁を登る。スカートなので、パンツが見えてしまう。
「見ないで!」

「早く向こう側に」
「分かったわ」
 イリアは壁の向こう側に移った。
「次はフレアだね」
 フレアを肩車する。
「大丈夫?」
「ええ。上、見てくれるかしら?」
「上?」
 ガランは上を見た。フレアのパンツが見えていた。

 フレアはシースルーのパンツをはいていた。お尻が透けて見える。と言うことは、前は?
「ガラン、エッチなこと考えてるでしょ?」
「えっ?」
「私のパンツ、どうなってるか」
「・・・」
「早く降りてよ!」
 イリアが声をかける。

「分かったわ」
 フレアはあわてていたのか、壁を跨ぐときにパンツが引っ掛かり、ビリッと破けてしまった。
「きゃあ!」
 しっかりとあそこが見えている。
「エッチ」
 涙目になりながら、壁を降りる。

「じゃあ、登るよ」
 ガランも壁を登り、向こう側に移った。
「これでよしっと」
「ガラン、ちょっと良い?」
「何?」
「私たちのパンツ見たんだから、責任取ってよね」

「責任って」
「気持ち良くして欲しいの」
 二人がスカートをめくる。二人とも、あそこがひくひくして汁が垂れている。

「入れて欲しい?」
「うん」
 二人を仰向けにして、イリアの中に入れてフレアの中に指を入れる。
「気持ちいいよぉ❤️」
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