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因縁
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「とうとう見つけたぜ!死神大王」
とある名もなき島。ひたすら荒廃した砂漠が続く無毛の島。
「千谷古斗。貴様なら僕さまを愉しませてくれるな」
「てめぇがいなければ春菜は死ななかった。」
「貴様の娘か。」
「遊び半分にてめぇが歪みを生み出していなければ、あの子は死なずにすんだ」
ぴりぴりとした空気が流れる。王冠を被った子供は不敵の笑みを浮かべ手招きした。
「オオクニ!!」
『久しぶりに暴れさせて貰うぞい』
「ヴリトラ、ウロボロス」
2人の拳がぶつかった。
~回想~
五年前。
「お父さん!行ってくるね」
春菜。11歳。古斗とは正反対のストレートミディアムのセミロング。
ランドセルを背負い娘は玄関を出て行く。
「春菜!弁当弁当」
「あっ、ごめん。ありがとう」
春菜の学校は給食がないので古斗が弁当を作る。
1人で母と父の二足のわらじを履いているのだ。
娘は笑顔で出て行く。
「さてとこんないい天気だし洗濯物でも干そうかね。」
ぱんぱんとはたいて洗濯物を干していく。
しかし、悪夢は突然舞い降りた。
「お前、僕さまより強いのか?」
ベランダに子供が腰を据えて座っている。ここは4階のはずだが。
「誰だ。お前は」
「死神大王とでも名乗ろうか」
「何者だ。」
「くすっ。面白いことを聞くな。」
笑い転げたがすぐに悪魔のような顔をした。
「問題です。この街にこれから何が大量に送り込まれるか。1番 歪み 2番 闇 3番 悲劇」
「何を言っているんだ」
「質問に答えてよ?まぁぜぇーんぶだけどね」
死神大王が手を大きく広げた瞬間街を歪みと闇が包んだ。
「さぁ!守ってみなよ」
そのセリフを言い終わる前に古斗は走り出していた。
春菜が危ない!
急いで学校に向かう。
歪みの首をへし折り、闇の苦痛に耐え続け学校へ走って行く。
「春菜!!!!!」
思い切り叫びながら走って行く。
「『絶対領域(ジャッジメントテリトリー)』」
円形のフィールドが一気に広がり学校を包んだ。
「『移動(ワープ)』」
学校に移動した。
階段を上がり、教室に向かう。
「春菜!!!」
「お父さん?お父さん!」
ガラリ
教室についた。
「ん~ん~」
目隠しをされ口を塞がれた娘と死神大王がいる。
「なんのつもりだ!貴様。娘を離せ!」
「それが人にものを頼む態度?くくっ」
必死にもがく娘を見ているしかできない。
「選んでくれ。」
ぱちんと指を鳴らすと片一方には檻に入った娘。もう一方には檻に入った同級生全員。下には闇と歪みが湧いている。
「娘の命か同級生全員の命か。助けは来ないよ。どっちかだ」
「選べるわけ」
「さぁ、選べ」
遮って言い返される。満面の笑みで見つめてくる。
「俺は、俺は」
「お父さん!私はいいから皆を!私は大丈夫だから」
「馬鹿言うな!」
自己犠牲が強すぎる娘に少し腹が立った。
「はやく!」
古斗は冷静さを失っていた。大切な娘を見捨てられない!
古斗は死神大王に魔業の腕を放った。
「無駄だね」
容易く跳ね返される。何度打っても跳ね返されてしまう。
「どっちかしか」
古斗は極限まで悩み頭を抱えた。しかし古斗は駆けだした。
............春菜の方へ
これで娘は助かる。あとは同級生全員だ。
古斗はジャッジメントテリトリーを張った。
ガコン!
同級生の檻が落ちた。
「『移動(ワープ)』
檻は学校の外へ移った。
「さぁ、約束だ。娘はかえしてもら」
がこん
娘の檻が落ちた。
鎖を掴み必死にこらえる。
「どういう.......つもりだ」
「つまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんない!もっと刺激をくれ!」
狂っている。
「お父さん!私はいいから離して」
「絶対助けるから、父さんがお前を助けるから!」
渾身の力で引っ張り上げた。が
「残念だったね」
死神大王の無慈悲な蹴りが古斗ごと檻を闇と歪みの中に蹴り落とした。
ガシャン!
残酷な音とともに親子を闇に染めていった。
娘をなんとか引き上げた。皮肉にも死神大王は消え、半壊し天井が禿げた教室に娘を寝かす。
古斗は歯を食いしばって泣いた。娘は冷たくなり痛みに顔が歪んでいる。
口元を指で上にあげると春菜は安らかな顔になった。
──春菜は死んだ──
春菜の体にすがり古斗は泣いた。
「ごめんな。ごめんな春菜」
悲痛な叫びが空に無常に響く。この日から古斗は歪みと死神大王という自分から幸せを奪った男に激しい憎悪を抱いた。
~現在~
「『絶対領域(ジャッジメントテリトリー)』」
透明な円が辺りを覆った。
「春菜の仇は討たせて貰う」
「『闇魂(デロボール)』」
地面に着いた闇の魂は広がり始め地面を浸食していく。
「『防御(ルーク)』」
円は闇を拒絶する。
「いいねいいね!こうじゃないとね」
「ふざけるな。魔業の!」
「それは効かない」
「腕!!!!!!」
赤黒い腕からもの凄い破壊の力が溢れ出した。
以前戦った時の比ではない威力だ。
手を交差させて必死に防ぐが吹き飛ばされる。
近くの岩を全て砂に返し地面をえぐった。
「ぞくぞくしてくるよ!
千谷古斗!!!!!」
目をぎらぎらさせ迫ってくる。物理攻撃にでた。
殴る。殴る。殴る。
「『闇(デーロ)』」
腕を伝って闇が古斗に伝わってくる。
「ぐうっ!」
痛みに苦しみ膝をつき顔を思い切り殴られる。
大きく吹っ飛ぶ。
「『終わりを告げる唄(デッドオブフィガード)』」
死神大王の体の闇が濃くなっていく。そして古い斗は岩に食い込んだ岩から体を起こす。
「俺もそろそろ本気出す。魔業の」
「そう来なきゃ!『闇の流動(アペアデーロ)』」
膨大な闇が向かっていく。
「砲!!!!」
肘から上の装甲が筒状になり渾身の魔弾が放たれる。
二つの闇の力がぶつかり合い
辺りの砂が一気に巻きあがり地面にひびが入り空に暗雲が舞い風が吹き荒れる。
「『闇の罠(トラップデーロ)』」
下から闇が足をつかむ。
「ぐわぁぁぁぁ」
痛みに悶える。
「楽しい!愉しいよ!」
膝を落とした古斗の顔、腹を蹴りつづける。
「これじゃあ...だめだ」
目の前で不安げな目で見つめる娘。自分は何もできなかった。救えなかった。
「お前はなんも守れないんだよ!」
蹴りを入れ続ける。
「確かに」
「あぁ?」
「でも今は違う。」
「お前は娘一人すら助けられない男だ。それは変わらないだろ!?」
「それでも見届けたい未来がある!」
足の闇を引きちぎり強烈な闇の力を腕に溜めた。
「ならその未来も壊してやるよ!お前が絶望に歪む顔が見たい!くははははは」
より濃い闇が体を覆う。
「終わらせる!因縁に終止符を!」
嵐が髪を激しく靡かせる。雨が降り出し雷が鳴る。
「『魔業連斬』」
「『常闇(シャルグリデーロ)』」
赤黒い斬撃の雨と濃い闇の閃光がぶつかる。
爆発が起き砂煙が舞う。
「どこだ!!!千谷」
「魔業の」
砂煙の下から古斗は渾身の力を、断鎖の想いを込める。
「腕!!!!!!」
死神大王の顎を思い切り上に突き上げ吹っ飛ばした。
「さすがだ。千谷古斗。
僕さまのお気に入り!!!はははははははははは」
空の彼方まで吹っ飛んでいった。
「春菜.......安らかに眠ってくれよ......な」
バタン。
雨が顔を濡らす。激しい雨が古斗の呼吸ひとつひとつを掻き消すように鳴り続ける。
どのくらい経ったか顔を濡らす雨が遮られた。
「古斗」
「おぉ。.......凪か」
「蹴りをつけたのですね」
「あぁ」
「また無茶をして」
古斗を見下ろす凪の目は温かい、そして優しい目をしていた。
雨の中を担がれながら古斗は眠りに落ちる。
雨は上がり虹がかかる。
ここはフューガレア。
ベッド越しで見る窓の景色は晴れやかで清かった。重い体を起こし外を見てもう一度ベッドに体をうずめる。
「古斗さん。どうしたんですか?」
「少しへましただけだ。安心しな」
そう言って快晴達5人の頭を順番に撫でる。
「古斗。平気か」
鉄心が見舞いにやってきた。他の八武天のメンバーもお見舞いに来た。
「古斗。よくやりました。」
珍しく凪が褒める。
「凪さん。古斗さんは何故こんなに重傷なんですか?」
「因縁の男。死神大王に蹴りをつけたからです。」
「えっ!?」
一同驚く。
「まぁ、そう言うことなんだわ」
「平和が何よりなんですけどね」
一斉に笑いがあふれる。
窓を見ながらふと思った。春菜の意志はこいつらが引いてくれている。
だからこいつらは絶対に俺が護っていかないと。
そう心の中で1人決心したがこのムードではそれも掻き消されてしまう。
もう少し、このままこいつらの未来を見守ろうと千谷古斗は思った。
とある名もなき島。ひたすら荒廃した砂漠が続く無毛の島。
「千谷古斗。貴様なら僕さまを愉しませてくれるな」
「てめぇがいなければ春菜は死ななかった。」
「貴様の娘か。」
「遊び半分にてめぇが歪みを生み出していなければ、あの子は死なずにすんだ」
ぴりぴりとした空気が流れる。王冠を被った子供は不敵の笑みを浮かべ手招きした。
「オオクニ!!」
『久しぶりに暴れさせて貰うぞい』
「ヴリトラ、ウロボロス」
2人の拳がぶつかった。
~回想~
五年前。
「お父さん!行ってくるね」
春菜。11歳。古斗とは正反対のストレートミディアムのセミロング。
ランドセルを背負い娘は玄関を出て行く。
「春菜!弁当弁当」
「あっ、ごめん。ありがとう」
春菜の学校は給食がないので古斗が弁当を作る。
1人で母と父の二足のわらじを履いているのだ。
娘は笑顔で出て行く。
「さてとこんないい天気だし洗濯物でも干そうかね。」
ぱんぱんとはたいて洗濯物を干していく。
しかし、悪夢は突然舞い降りた。
「お前、僕さまより強いのか?」
ベランダに子供が腰を据えて座っている。ここは4階のはずだが。
「誰だ。お前は」
「死神大王とでも名乗ろうか」
「何者だ。」
「くすっ。面白いことを聞くな。」
笑い転げたがすぐに悪魔のような顔をした。
「問題です。この街にこれから何が大量に送り込まれるか。1番 歪み 2番 闇 3番 悲劇」
「何を言っているんだ」
「質問に答えてよ?まぁぜぇーんぶだけどね」
死神大王が手を大きく広げた瞬間街を歪みと闇が包んだ。
「さぁ!守ってみなよ」
そのセリフを言い終わる前に古斗は走り出していた。
春菜が危ない!
急いで学校に向かう。
歪みの首をへし折り、闇の苦痛に耐え続け学校へ走って行く。
「春菜!!!!!」
思い切り叫びながら走って行く。
「『絶対領域(ジャッジメントテリトリー)』」
円形のフィールドが一気に広がり学校を包んだ。
「『移動(ワープ)』」
学校に移動した。
階段を上がり、教室に向かう。
「春菜!!!」
「お父さん?お父さん!」
ガラリ
教室についた。
「ん~ん~」
目隠しをされ口を塞がれた娘と死神大王がいる。
「なんのつもりだ!貴様。娘を離せ!」
「それが人にものを頼む態度?くくっ」
必死にもがく娘を見ているしかできない。
「選んでくれ。」
ぱちんと指を鳴らすと片一方には檻に入った娘。もう一方には檻に入った同級生全員。下には闇と歪みが湧いている。
「娘の命か同級生全員の命か。助けは来ないよ。どっちかだ」
「選べるわけ」
「さぁ、選べ」
遮って言い返される。満面の笑みで見つめてくる。
「俺は、俺は」
「お父さん!私はいいから皆を!私は大丈夫だから」
「馬鹿言うな!」
自己犠牲が強すぎる娘に少し腹が立った。
「はやく!」
古斗は冷静さを失っていた。大切な娘を見捨てられない!
古斗は死神大王に魔業の腕を放った。
「無駄だね」
容易く跳ね返される。何度打っても跳ね返されてしまう。
「どっちかしか」
古斗は極限まで悩み頭を抱えた。しかし古斗は駆けだした。
............春菜の方へ
これで娘は助かる。あとは同級生全員だ。
古斗はジャッジメントテリトリーを張った。
ガコン!
同級生の檻が落ちた。
「『移動(ワープ)』
檻は学校の外へ移った。
「さぁ、約束だ。娘はかえしてもら」
がこん
娘の檻が落ちた。
鎖を掴み必死にこらえる。
「どういう.......つもりだ」
「つまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんない!もっと刺激をくれ!」
狂っている。
「お父さん!私はいいから離して」
「絶対助けるから、父さんがお前を助けるから!」
渾身の力で引っ張り上げた。が
「残念だったね」
死神大王の無慈悲な蹴りが古斗ごと檻を闇と歪みの中に蹴り落とした。
ガシャン!
残酷な音とともに親子を闇に染めていった。
娘をなんとか引き上げた。皮肉にも死神大王は消え、半壊し天井が禿げた教室に娘を寝かす。
古斗は歯を食いしばって泣いた。娘は冷たくなり痛みに顔が歪んでいる。
口元を指で上にあげると春菜は安らかな顔になった。
──春菜は死んだ──
春菜の体にすがり古斗は泣いた。
「ごめんな。ごめんな春菜」
悲痛な叫びが空に無常に響く。この日から古斗は歪みと死神大王という自分から幸せを奪った男に激しい憎悪を抱いた。
~現在~
「『絶対領域(ジャッジメントテリトリー)』」
透明な円が辺りを覆った。
「春菜の仇は討たせて貰う」
「『闇魂(デロボール)』」
地面に着いた闇の魂は広がり始め地面を浸食していく。
「『防御(ルーク)』」
円は闇を拒絶する。
「いいねいいね!こうじゃないとね」
「ふざけるな。魔業の!」
「それは効かない」
「腕!!!!!!」
赤黒い腕からもの凄い破壊の力が溢れ出した。
以前戦った時の比ではない威力だ。
手を交差させて必死に防ぐが吹き飛ばされる。
近くの岩を全て砂に返し地面をえぐった。
「ぞくぞくしてくるよ!
千谷古斗!!!!!」
目をぎらぎらさせ迫ってくる。物理攻撃にでた。
殴る。殴る。殴る。
「『闇(デーロ)』」
腕を伝って闇が古斗に伝わってくる。
「ぐうっ!」
痛みに苦しみ膝をつき顔を思い切り殴られる。
大きく吹っ飛ぶ。
「『終わりを告げる唄(デッドオブフィガード)』」
死神大王の体の闇が濃くなっていく。そして古い斗は岩に食い込んだ岩から体を起こす。
「俺もそろそろ本気出す。魔業の」
「そう来なきゃ!『闇の流動(アペアデーロ)』」
膨大な闇が向かっていく。
「砲!!!!」
肘から上の装甲が筒状になり渾身の魔弾が放たれる。
二つの闇の力がぶつかり合い
辺りの砂が一気に巻きあがり地面にひびが入り空に暗雲が舞い風が吹き荒れる。
「『闇の罠(トラップデーロ)』」
下から闇が足をつかむ。
「ぐわぁぁぁぁ」
痛みに悶える。
「楽しい!愉しいよ!」
膝を落とした古斗の顔、腹を蹴りつづける。
「これじゃあ...だめだ」
目の前で不安げな目で見つめる娘。自分は何もできなかった。救えなかった。
「お前はなんも守れないんだよ!」
蹴りを入れ続ける。
「確かに」
「あぁ?」
「でも今は違う。」
「お前は娘一人すら助けられない男だ。それは変わらないだろ!?」
「それでも見届けたい未来がある!」
足の闇を引きちぎり強烈な闇の力を腕に溜めた。
「ならその未来も壊してやるよ!お前が絶望に歪む顔が見たい!くははははは」
より濃い闇が体を覆う。
「終わらせる!因縁に終止符を!」
嵐が髪を激しく靡かせる。雨が降り出し雷が鳴る。
「『魔業連斬』」
「『常闇(シャルグリデーロ)』」
赤黒い斬撃の雨と濃い闇の閃光がぶつかる。
爆発が起き砂煙が舞う。
「どこだ!!!千谷」
「魔業の」
砂煙の下から古斗は渾身の力を、断鎖の想いを込める。
「腕!!!!!!」
死神大王の顎を思い切り上に突き上げ吹っ飛ばした。
「さすがだ。千谷古斗。
僕さまのお気に入り!!!はははははははははは」
空の彼方まで吹っ飛んでいった。
「春菜.......安らかに眠ってくれよ......な」
バタン。
雨が顔を濡らす。激しい雨が古斗の呼吸ひとつひとつを掻き消すように鳴り続ける。
どのくらい経ったか顔を濡らす雨が遮られた。
「古斗」
「おぉ。.......凪か」
「蹴りをつけたのですね」
「あぁ」
「また無茶をして」
古斗を見下ろす凪の目は温かい、そして優しい目をしていた。
雨の中を担がれながら古斗は眠りに落ちる。
雨は上がり虹がかかる。
ここはフューガレア。
ベッド越しで見る窓の景色は晴れやかで清かった。重い体を起こし外を見てもう一度ベッドに体をうずめる。
「古斗さん。どうしたんですか?」
「少しへましただけだ。安心しな」
そう言って快晴達5人の頭を順番に撫でる。
「古斗。平気か」
鉄心が見舞いにやってきた。他の八武天のメンバーもお見舞いに来た。
「古斗。よくやりました。」
珍しく凪が褒める。
「凪さん。古斗さんは何故こんなに重傷なんですか?」
「因縁の男。死神大王に蹴りをつけたからです。」
「えっ!?」
一同驚く。
「まぁ、そう言うことなんだわ」
「平和が何よりなんですけどね」
一斉に笑いがあふれる。
窓を見ながらふと思った。春菜の意志はこいつらが引いてくれている。
だからこいつらは絶対に俺が護っていかないと。
そう心の中で1人決心したがこのムードではそれも掻き消されてしまう。
もう少し、このままこいつらの未来を見守ろうと千谷古斗は思った。
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