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魔王様と勇者様
しおりを挟む俺は佐山雅弘!
立派な社会人のオタである!
さて、なんで自己紹介をしているかというと俺がなんか召喚?されたみたいだからである。
「勇者よ!」
俺勇者らしい!ワクワクするなぁ!
これから何が起こるのだろう……!
「俺と戦えっ!」
「は……?」
今なんて言った?
「いや、いやいや。何故?」
「聞いてくれるか……。」
そう言ってやたらイケメンな男はため息をつき話し始めた。
その内容は驚くことに
「自分は魔王で勇者がいちいち尋ねてくるのは面倒臭いから勇者を召喚して倒したらいいかなと思ったと……。」
「簡単にまとめるとそうだな……。」
「んぅ。分からなくもないのか?」
「わかってくれるかっ……!」
そうして、感極まった魔王ことランドオール・レートはこちらに抱きついてきた。
「うわっ!」
思わず倒れてしまった。
ランドオールが俺を押し倒すような形で……。
「……。」
何を思ったかランオドールは急に真顔になり何かを呟いた。
「うわぁっ!」
景色が変わってベット??やたら豪華な天蓋付きのベットに押し倒されていた(* 'ᵕ' )☆
ん~。どーしてこーなった?
わからん。だが、このままだとやばい気がするぞっ!
これは……。勇者のかんだろうか?
「勇者……。いや、マサヒロと言ったか……。俺の番にならないか?」
「え、?あ、はぁ?」
「承諾してくれるのか!?」
「いy……。ンッゥッ!!??」
ランドオールは疑問を肯定的にとらえぱぁっと花開くような笑顔になり
くそっ、イケメン爆ぜろっ!
口付けてきた……!??
「んっ……はぁっ……あっ……。」
舌が何か知らんがいつの間にかはいってきて歯列をなぞり、舌を絡めてきた。
きもちぃ……。
「……んっあっ。」
ちゅっとリップ音を響かせ口が離れていく。
「やはり、良いな。マサヒロ。マサヒロは後ろで受け入れたことがあるか?」
にやり、と笑いながら先程のキスで反応した俺の息子を優しい手付きで扱く。
「ん、はぁ……。」
脳が甘く痺れて何も考えられない。
イきそう……!
そう思った瞬間ランドオールが手をピタリと止めた。
「んぅ。...///な、なんで……。」
「俺の質問に答えてくれ。」
「やった……こと、んっ、はない。んぁ、はぁ。」
「そうか。なら、初めては俺だな。」
なんか……。
なんか、色気が増した気がする!
色っぽい……!
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