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8話(ぞわわぁー)
しおりを挟む皆川玲奈side
「あ、開い……た。」
わぉ、こりゃ大歓迎だわ。
しばらく、ポカーンとしていたら1人跪いたりしていた人の中でも身なりがいい人が出てきた。
私の、5mくらい前まで来たら止まって膝まづいてきたけど。
「偉大な神獣様!ようこそおいでくださいました!私は領主のミーロ・デロイトでございます。」
なんか、いい気分なので顔をきりりと引きしめて声をかける。
「済まないが、君の家に招待してくれないだろうか。」
『領主なのは確かだがレイナお前はまだ半端ものだから変なやつにはついて行ったらダメだぞ?』
「大丈夫だって、」
「はっ!ありがたき幸せでございます。」
領主は、そう言ってすっと立ち上がり従者?っぽい人に指示を出し始めた。
「では、神獣様。こちらへ。」
そう言いながら、広場を進んでいく。
まだ、周りの人達は跪いたり、拝んだりしたまんまでなんか気まずい……。
子供とかは、こっちをチラチラ顔を上げながら見てたりするけど。
可愛いいなぁー。
( ^ω^)
思わず笑顔になった。
ぞわっ!
「……!」
『どおした?』
「いや、……。なんでもない。」
なんか、嫌な感じがしたけど……。
気のせいでしょ。
うん。
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