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恋愛 編
こんな僕を許してほしい
しおりを挟む時折、怖くなることがあります。
今まで近くに居たはずの貴方が、
僕の手が届かなくなるくらい
遠くに行ってしまうような気がして。
常に挑戦して、
真っ直ぐ走り続ける貴方が大好きです。
そんな貴方を傍で応援できるのがとても嬉しくて、
『僕も頑張りたい、もっと支えたい』と
毎日、思っています。
でも……
その中でたくさんの出会いや別れを
繰り返して変わっていく貴方を目の当たりにして、
僕だけがいつまでも過去に取り残されているような、
そんなふうに悲しくなる時があります。
― 一緒に頑張りたい、支えたい
それは、ただの言葉だけになっているような気がして不安になります。
貴方の近くにずっと居たい、
そう思えば思うほど周りに嫉妬をしてしまいます。
そんな自分が嫌だから、
耐えきれなくなって貴方から目を逸らしてしまうこともあります。
こんなにも嫉妬深くて醜い僕を、
どうか、許して欲しい。
こんな僕でごめんなさい、
でも、大好きなんです。
これからも貴方を好きで居させて下さい。
応援ありがとうございます!
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