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かぐや姫3030 その4 かぐや姫との別れ
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たくさんの天女や迎えの車が庭に降り立ち、庭は輝くばかりの天国のような光景になり、観客達は目を丸くしてただただ感激してその様子を見ていました。
そしてかぐや姫はお爺さんとお婆さんに言いました。
「さようならお爺さんとお婆さん、私は単なるホログラムに過ぎませんでしたが、今になって本当の人間として生きていた気がしました。どうか私の事をいつまでも忘れないで下さい」
それを聞いて二人の目から涙が溢れてきて止まりません。
もしかしてこれは間違った選択かも知れないと思ったりしました。
涙ぐむお婆さんをお爺さんは優しく抱きしめて言いました。
「これでいいんじゃ、そうしてこのシーンはいつまでも我々の心の中に人々の心の中に美しいおとぎ話として残るんじゃ」
やがて人々の見まもる中、かぐや姫は迎えの車に乗って観客達に手を振りながら静かに月に向かって上昇していきます。
その姿は7色の光の中遠くなり、小さくなりやがて見えなくなりました。
かぐや姫が見えなくなっても二人はいつまでも空を見つめていました。
たくさんの人々もしばらくかぐや姫が帰った月を見ていたがやがて解散して誰も居なくなりました。
そしてかぐや姫はお爺さんとお婆さんに言いました。
「さようならお爺さんとお婆さん、私は単なるホログラムに過ぎませんでしたが、今になって本当の人間として生きていた気がしました。どうか私の事をいつまでも忘れないで下さい」
それを聞いて二人の目から涙が溢れてきて止まりません。
もしかしてこれは間違った選択かも知れないと思ったりしました。
涙ぐむお婆さんをお爺さんは優しく抱きしめて言いました。
「これでいいんじゃ、そうしてこのシーンはいつまでも我々の心の中に人々の心の中に美しいおとぎ話として残るんじゃ」
やがて人々の見まもる中、かぐや姫は迎えの車に乗って観客達に手を振りながら静かに月に向かって上昇していきます。
その姿は7色の光の中遠くなり、小さくなりやがて見えなくなりました。
かぐや姫が見えなくなっても二人はいつまでも空を見つめていました。
たくさんの人々もしばらくかぐや姫が帰った月を見ていたがやがて解散して誰も居なくなりました。
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