転生なんて信じてたまるか！でも最高な私の物語

10歳というのは忙しいものだ

教育係っていうおじいちゃん！

コンコン。

使用人｢失礼します。お越しです。｣

私には産まれた時に決まった教育係がいる。教育係でも帝王学やマナーとか教えてくれる。まぁまぁの悪魔だね

？｢失礼します。｣

縦長いシルクハットを被り入ってくる紳士？というかおじいちゃんは私の教育係
ヒゲが凄いんだ。さきちょがくるんってくるんって！

教育係こと紳士！『セバール＝ロドリゲス』

セバール｢さて。今日は3日後に控えてる視察に関する勉強をしてもらいます｣

脳内真っ白だよね？
だって大事に育てられて
しかも外も出たことない私。
えっ？視察ってあれだよ？
あれだよね？

｢まって！聞いてない！｣

セバール｢·····旦那様から聞いてないと？｣

もう頷くしかないわ·····

セバール｢少し旦那様の所にお伺いしてから戻ってきますので｣

さっと行っちゃったよ
ねぇ？肝心なことは言ってよ？


別に忘れたわけじゃない
可愛い我が子を視察なんかに行かすわけがあると思いで？