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第四章
お兄ちゃん、早くう~
しおりを挟む第一節 石段を上がれば愛の迷宮
お兄ちゃんと離れ離れになった美久は日に日に女らしくなっていた。
養父母は美久を自宅に招待するのは避けたが、剛が休日に養護院を訪ねることは、
こころよく認めている。懐かしそうに本棚を整理するだけではなく、幼い後輩たちの
遊び相手になる剛の成長ぶりに養護院の院長も眼を細める。
もちろん、お兄ちゃんの横には、いつも美久がくっ付いている。
おめかしをして。
美久は髪を丁寧にブラッシングしてから、髪飾りを付けるのが大好きだった。
お小遣いはほとんどないので、ほんの安物の髪飾りだが。
剛も、いただき物のケーキの箱を包んでいたリボンなどを持ってきてやっていた。
美久はとても喜んで、それを慎重に裁断すると髪のリボン飾りにして剛に見せる。
美久の胸は剛と会うたびごとにと言っていいほど膨らんでいった。
剛が童貞を失い、美久も処女では無くなったのは、剛十八歳、美久十四歳の五月。
理数系は天才的でも得意な学科に偏りがある剛には東大合格は難しかった。
しかし最難関の私大には楽々合格した。
養護院で、ささやかな合格祝いが催された。
もちろん美久は、お兄ちゃんのリボンの髪飾り姿。
「ねえ、お兄ちゃん、美久はいちど『渋谷109』に行ってみたいけど・・・」
「いいよ」
五月晴れの日曜日、二人は渋谷駅のハチ公前で待ち合わせた。
美久は覚悟を決めていた。
財布には三千円が入っている。
支援者からいただいたお年玉を残していたのだ。
美久はラブホテル代がいくらかは知らないけれど、お兄ちゃんと割り勘にすれば、
きっと足りると思って財布をしっかり握りしめている。
「ああ、楽しかった。欲しくなるお洋服や髪飾りがいっぱいね。美久が高校を卒業
して働くようになったら、きっと買えるね」
「そうだね」
「そのころ、お兄ちゃんは一流大学を卒業して一流会社ね。美久にプレゼントして
くれるかもね」
「そうだね」
「エッチなパンティやブラジャーだらけのお店の前では頭がクラクラしたわ」
「そうだね」
「あんなのも、お兄ちゃんにプレゼントされるのかしらね?」
「う~ん、それはどうかなあ・・・」
「そうね、男の人が女の下着のお店に入るの、恥ずかしいものね。自分で買う」
「・・・・・」
「美久がエッチなパンティを穿いたの、見てみたい?」
「・・・・・」
「見てみたい?」
「・・・ちょっとね」
「見せてあげるわ。いつか」
おませな美久は『109』の裏手にはラブホテル街があることを知っていた。
美久が『109』に行きたかったのは本当だが、それ以上に、お兄ちゃんと一緒に
ラブホテルに行きたかったのだ。
「あっ、石段!駆けっこしない?」
美久にとっては高価な680円もするピンクのパンツを美久は穿いていた。
跳ね上がるスカートからチラチラさせ、勢いよく石段を駆け上がる。
「お兄ちゃん、早くう~」
石段の上で待ち受け、ノロマなお兄ちゃんの手を握る。
十五歳と十一歳で離れた手と手は、もう離れなかった。
手をつないだ十八歳と十四歳が歩く道は迷路のようだが、右も左も前も、ときどき
振り向く後ろも全てラブホテル。
どのホテルでもいいから美久は早く入りたいのに、お兄ちゃんは黙ったまま。
鈍感な剛も、美久がSEXを求めていることは判る。
剛もしたくてたまらない。
「あれ、また石段の上に戻ったね・・・・・美久、あそこがいい」
いちばん近いホテルを指さす。
「・・・・・そうだね」
顔を真っ赤にして大粒の涙を浮かべた十四歳の顔が花のようにほころぶ。
剛が美久をそっと抱き寄せてラブホテルの扉を潜る。
タッチパネルで部屋を選ぶようになっていた。
「美久たちみたいなカップルがいっぱいなのね。三つしか空いてない。ええっと、
いちばん安いお部屋でも五千円。美久、三千円しか持ってないの」
「大丈夫だよ」
「お兄ちゃんが三千円で、美久が二千円でもいい?結ばれて最初のコーヒー代は、
妻が払うから」
エレベーターが開く。
「・・・お兄ちゃん・・・まだ、キスしていない。キスして・・・・」
十四歳と十八歳が、まだ誰ともしていなかったキスをする。
初めてのキスなのに、舌と舌も絡み合う。
閉じていたエレベーターが開いた。
剛と美久の唇はまだ重なったまま。
トントン・・・トン、トン・・・トン!ットン!!
高校生くらいの女の子を連れたお爺さんがステッキで床を突いたのだ。
「・・・・さっきはビックリしたわ。もっとキスして、お兄ちゃん」
十八歳と十四歳が抱き合い、唇を吸い付けあったままベッドに転がり落ちる。
発情した若いオスと若いメスが、サカリつくといえばそれまでだが・・・・。
熟し切ってはいない美久の乳房は、剛が小学校に上がるまではお風呂によく入れて
くれた三十歳ころの養母とは異なるが、恥毛は同じくらい濃く生えていた。
大学生になった剛よりも、中学生の美久の方がよほど落ち着いている。
オナニーしながら、お兄ちゃんとのSEXの予行演習を何度もしていたから。
枕元に置かれたコンドームに美久の手が伸びる。
「これを被せないとね」
「そうだね」
「お兄ちゃんの赤ちゃんが産まれたら嬉しいけど、お兄ちゃん困るもの。お嫁さん
になったら、これをしないでしてね」
「・・・・そうだね」
「じゃあ、被せてね」
「うん・・・・あれ?・・・被せられない・・・あれ?あれ?」
「・・・・もしかして、反対じゃないかしら?美久がしてみる」
「恥ずかしいよ・・・・こんなに勃起しているのを触られたら」
「でも触りたい・・・・・あっ、ほら、やっぱり反対だったわ」
「あっ、あ・・・そんなにすると・・・出してしまいそうだよ」
「ほんと!ピクピクしてる・・・被せ始めたときり硬くなった」
「もういいよ、もういいよ。すっかり美久が被せてくれたから」
「うん。じゃあ、早くしてね。美久、少し怖くなってきたけど」
童貞と処女だ。
すぐにはうまく結合できない。
「・・・・あっ、違う・・・そこじゃない・・・・あっ、違う」
「うん・・・・こうかな?」
「あっ!駄目。美久に握らせて・・・・あっ、そこよ、きっと」
「うん!入る・・・少し入った!!」
「ええ、入ってくる・・・・ウッ!」
「痛いかい?」
「・・・ちょっと」
「・・・・ハア、ハア・・・我慢できる?」
「できるわ、できるわ・・・・だって、して欲しかったんだもの」
「うん」
「あっ、痛い・・・・痛い・・・・」
「あっ、あっ・・・ああ、もう出た・・・・・」
「お兄ちゃん、お兄ちゃん、出してくれたの?」
想い描いたような快感は無かったけど、美久は嬉しくてたまらない。
「・・・美久、美久、できるだけ痛くないよう、ゆっくり抜くからね」
「でも、そのままにして・・・そのままにして」
「痛いのに?」
「ううん、ううん。もう痛く無い」
十八歳の元気なモノは、まだ元気いっぱいだった。
美久はうっとりしながら、お兄ちゃんに抱き付く。
時々はキスもする。
次第、次第に美久の中に入っていたモノの元気がなくなる。
押し出されるようにして抜け落ちる。
出血はひどくはなかったが、シーツに鮮血の染みができていた。
その赤い染みを剛はじっと見詰めた。
美久が大好きだし、自分のことを幼いころから慕っている。
糞真面目な剛は、美久が悲しまないよう、一生、責任を持たなければと思う。
一緒にお風呂に入る。
美久が血を流したところも、お兄ちゃんは優しく洗ってくれる。
美久は嬉しい。
十八歳と十四歳だ。
一回で終わる訳は無い。
二回目は剛も少し落ち着いた。
美久はさっきよりも気持ちがいい。
もう一度したいけどコンドームはもう無い。
お兄ちゃんと妹は仲良く手をつないでホテルを出た。
剛が再びハチ公前で美久と待ち合わせたのは三週間後。
アメリカのポルノ雑誌をもらった淳がたまたま通りがかった。
「おう、タケシ。勉強は進んでいるか?」
「うん。科学哲学概論の講義が意外と面白くてね」
「あ~ん?バカ。せっかく大学に入って、そんな勉強をするバカがどこにいる。
あっちの勉強に決まっているだろうが」
「はあ~?」
「俺は、この先の『道頓堀劇場』で実地検分の予定だ。どうだ、一緒に来るか?」
「お笑い?あんまり好きじゃないし・・・」
「バカ!でも道玄坂のストリップ劇場が『道頓堀劇場』というのも何だか変だな。
でも、取り敢えず行こうぜ。今日は俺の好きな恋沼菜緒ちゃんも出る。菜緒ちゃんの
アソコを実地検分しようぜ」
「・・・・ごめん、お兄ちゃん。待ったあ?」
手作りのカチューシャで髪をまとめた美久を淳がジロジロ見る。
「・・・・俺、東大生。君、どこの高校?」
「美久、まだ中三なの」
「むむむ。オドロキ、モモノキ、サンショノキ。どお~?こいつはちょっとのろま
だからな。俺も入って三人でデートの方が楽しくない?」
「・・・・・・」
「近くにすごい音響設備の名曲喫茶があるんだ。ワーグナーのタンホイザーでも、
久し振りにじっくり聞き込んでみようかとタケシに話していたところなんだ」
「・・・・ふう~ん。でも、名曲喫茶が『道頓堀劇場』というのは変だね」
「バカ。余計なことを言うな。でも少し会わない内にタケシも成長著しいようだ。
・・・・吾輩の眼は節穴では無い。いや参った、参った。タケシ、しっかり頑張れ。
美久ちゃん、中三なのにすごいなあ。じゃあな」
淳はストリップ劇場へ、剛と美久はラブホテルへと道を急ぐ。
第二節 満開の桜
養母の聖良は、タケシだけではなく、美久の成長も注意深く見守っていた。
美久に二次性徴の兆が現れ、乳房もふっくらとし、恥毛が生え始めた時期も聖良は
よく知っている。養護院の女子入浴時間に幼児の入浴介助を月に一度していたから。
十五、十六、十七歳。
美久はお風呂で一緒になるたびに、すっかり見違えるほど女らしくなっていく。
高校生になると、美久は幼い子を連れて入浴するようになっていた。
「・・・ふふふ、ママのオッパイ欲しいの?飲ませてあげるわ」
幼い子を片手で抱いてやると、すっかり膨らみ形も整ってきた乳房を、もう片方の
手で持ち上げて乳首をふくませ、授乳の真似事をする女子高生。
「お乳の出の良さそうなオッパイね。美久はいいママになるわよ、きっと」
美久の乳房や肩の丸みには、幼な妻の危うさとでもいった、お色気があるようにも
聖良の眼には映るのだが・・・。
「さあ、この子のお世話は私がするから、美久はゆっくりカラダを洗いなさい」
「ありがとう。お兄ちゃんのママ」
立ち上がった美久のカラダを湯玉が弾くようにして流れ落ちていく。
筆先のようになった陰毛の先から雫が垂れる。
陰毛の生え方は羽を広げた黒揚羽蝶のようだ。
その黒々した十七歳の茂みの奥に、すでに息子の息子が侵入しているとは、聖良は
知る由も無いのだが・・・。
そんな美久に、嬉しくて飛び上がるほどの出来事が起きた。
高校卒業後の進路の決断を迫られていたころ、養護院の院長先生に呼ばれたのだ。
「おや、今日はずいぶんシックな紐で髪を結んでいるねえ。タケシのかい?」
「はい。虎屋の羊羹の箱に付いていたらしの。変ですか?」
「いや、とても似合っているよ。美久は紐やリボン使いの可愛い魔女みたいだね」
「ふふ」
「ところで話というのは美久の髪のことなんだが」
「はあ・・・・」
「美久の憧れはヘアデザイナーだったね。そっちの専門学校に進んだらどうだ?」
「でも、学費は高いし、養護院も出なくてはいけないからアパート代だって」
「うん。美久の場合は少し恵まれていて、ドイツの父親から二十歳までは七万円の
振り込みがあるが、それだけでは相当に無理なアルバイトをしても苦しいな」
「一人暮らしは何とか出来てもアルバイトに追われれると学校に行く時間もなく、
それ以前に学費はとても払えないし・・・」
「そこでね、タケシの御両親に相談したんだよ。お父さんは立派な公認会計士だ。
美久の学資や生活プランを作ってくださってね」
「本当にいつも良くしてもらっています」
「よく聞くんだよ。安いアパートを見つけて、自炊で食費も節約しても、生活費が
年間で百八十万円。父親からの送金以外に百万近くをアルバイトで稼ぐ必要がある。
やってやれなくは無いだろうが、学業に相当な無理が生じる」
「やっぱりダメですよね」
「よく聞きなさい。美久に二年で百万円の学資ローンを組ませる。これでバイトは
月に4万円で済む。美久もこれくらいの苦労はした方がいい。ローンの保証人には、
タケシのお父さんがなってくださる。しかも無利息・十年返済という計算でタケシの
お父さんが利息分は用立てる、というプランだ」
「ありがたいお話ですけど、授業料とかも大変ですし」
「うん。肝心なのはこれからだよ」
「・・・・・」
「受験料、入学金、授業料、実習費で二年間に二百五十万円。この全額はタケシの
お父さんが支払う。返却は、これも無利息・十年返済。学資ローンと合わせて美久の
負担は、二十歳から三十歳まで月々3万円というところだ」
「申し訳ないほどありがたいお話です」
「うん。でもまだ続きがある。御両親からは美久にはまだ内緒にするよう言われて
いるけど、話しておいた方がいいと思ってね」
「どんなことでしょう?」
「お父さん考えでは一流のヘアデザイナーを目指すなら二年間の専門学校だけでは
不十分で、さらに二年間の専科に進み、知識と技術をもっと高めた方がいいという。
もし美久が試験に合格すれば、専科の学費二百万円も負担する。また、学資ローンは
増額しない方が望ましいが、二十歳を過ぎれば父親の送金も打ち切られる。そこで、
生活費として毎月十三万円を美久の口座に振り込む、ということだ」
「・・・・・・」
美久は嬉しくてたまらず、ただ涙を流すばかり。
「・・・ところで、美久はもうタケシと男と女の関係のようだね。本当かい?」
「・・・・はい・・・美久が十四歳で、お兄ちゃんが十八歳のときから・・・」
「何!怪しからん!そんな不良少年と不良少女だったのか」
「・・・・・でも、相思相愛だから・・・・・」
「しょうがない奴らだ・・・・でも、結婚できるといいがね。ただ当院では周知の
事実でも、御両親はそんなこととは夢にも思っていない。慎ましくしているんだよ」
「・・・はい」
「タケシにも今日の話を早く伝えなさい。どうせラブホテルだろうが」
「・・・はい」
「うん、うん。でも避妊はきちんとしているだろうね?」
「はい」
「美久とタケシの子供を早く見たいものだが、それはもう少し後の話だよ」
★ ★ ★ ★
三日後、十七歳の美久と二十一歳の剛は鶯谷のラブホテルにいた。
部屋は狭いし綺麗でもないけど、三時間三千五百円と安いからだ。
それにメンバー登録をすると、十回利用すれば一回は半額になる。
日曜日なのに美久はセーラー服の姿で待ち合わせの場所に現れた。
「もうすぐ卒業だね。セーラー服の美久の見納めになるかもね」
「だから、この姿で来たの」
「で、大事な話って何だい?」
美久はセーラー服のまま、ベッドの上に正座した。
ずっと黙って聞き終えた剛は、オイ、オイ、泣いて涙をこぼした。
「本当に美久にとっても神様みたいな御両親ね。専科も卒業して一本立ちしたら、
美久、美久・・・・」
淡々と話していた美久も言葉を詰まらせる。
セーラー服のリボンと同じ、赤い色のリボンで結んだ美久の髪を剛が撫ぜる。
「・・・・そのときは僕がパパとママに・・・・美久をお嫁さんにしたいと言って
お許しをお願いする・・・・」
またひと筋、美久の瞳から涙が落ちて行く。
「・・・美久も一緒でいい?お許しをいただけたら、御両親に一生懸命にお仕えを
しないとね・・・」
「そうだね」
剛の手が美久の黒髪を結んだ赤いリボンに伸びる。
「あっ、ダメ。解かないで!」
髪飾りを剛が解くのは、二人がこれから始めることのための儀式なのだが。
「今日はしないでね。したくてたまらないけど・・・」
「どうして?」
「嬉し過ぎたからかしら?始まったの・・・生理・・・・美久は汚れているの」
「汚れてなんかいないよ」
「汚れているのっ!!」
「・・・・う~ん。でも、美久の気持ちはよく判ったから、今日はいい天気だし、
お散歩でもしようか?上野公園も近いし、不忍の池を眺めながらお弁当を食べよう。
八角屋根の弁天堂で結婚成就のお祈りも出来るしね」
「イヤッ!」
「う~ん。じゃあ、上野動物園でパンダの見物にする?パンダの髪飾りが有ったら
プレゼントしてあげるよ」
「それも、イヤッ!パンダの髪飾りも欲しくない」
「困ったなあ・・・じゃあ新宿あたりに足を伸ばして美久の好きなロマンチックな
映画を見ようか?」
「それも、絶対にイヤッ!」
「・・・・どうして、そんなに駄々をこねるの?」
「公園にも動物園にも映画館にも裸では行けないからよ・・・」
「・・・・」
「・・・ずっと裸のままでお兄ちゃんといたいから・・・今日はお口だけで我慢を
してくれる?」
「我慢しない」
「・・・・・」
「・・・美久がそうしてくれるも大好きだから」
「ん、もお~!!お兄ちゃん、大好き!!」
二十一歳の男子大学生と十七歳の女子高生。
お口だけで終わる訳が無い。
美久はお兄ちゃんとデートのときはいつも箱入りのコンドームをバッグに忍ばせて
いるけど、この日は用意をしていない。
ホテルの枕元にはコンドームは二つしか置かれていない。
美久はたった二回しか、お兄ちゃんと愛を確かめ合えなかったけど。
上野公園の桜はまだ固いツボミのまま。
しかし、春には十八歳の美容学院生と二十二歳の大学院生。
お兄ちゃんと妹の前途は満開の桜のようだ。
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