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補遺
ダーウィンの呪縛~イグアナよりミミズだ~
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西洋近代の自由民主主義の元祖たちも、共産主義の元祖のマルクスも、
ダーウィンの『種の起源』を生き物の世界だけでなく人間社会にも適用した。
人間の社会も経済も進化・進歩し、発展し続けると考えたのだ。
資本主義と共産主義は鋭く対立しているように見えるが、
社会進化論という同じ根から生えてきた、悪魔の兄弟という方がいいだろう。
それが究極の悪魔、ユダヤ人絶滅を目指すナチスまで生みだしたことは、
『ナチスとリベラルはお友達』で述べたので繰り返さない。
しかし、人類が生産過剰となっため、生きていくための資源を食い潰し、
縮小再生産に向かわざるを得なくなった今でも、持続可能な成長という妄言が
大手を振っていることにメフィストフェレスは大きな危惧を抱いている。
縮小再生産とは、判りやすく言えば人口減少と、その過程での高齢化の進行。
つまりは福祉を必要とする人がどんどん重荷になっていく社会ということだ。
弱いものが淘汰されのは仕方がない・・・・。
遺伝的に劣性なものに生産活動をさせる訳にはいかない・・・。
SEXするのは許してやってもいいが、断種させなければ・・・・。
遺伝的に優性な子種だけを次代に伝えなければ・・・・。
こう言うと多くの人は、とんでもない!と言うだろう。
タテマエとして・・・・・。
しかし、大災害時などのトリアージを考えてみよう。
全ての人を救う訳にはいかない。
医師や看護師は救う命と見捨てる命を選別せざるを得ない。
これを否定できる人は、そうはいないだろう。
極論すれば、
ナチズムもトリアージも同じ線上に並ぶ考え方だと言うことさえ出来るのだ。
万物の霊長だと己惚れている人間どもの中から、また、ナチスのお友達が
増殖していくだろうというのが、メフィストフェレスの暗い予測。
予測というよりは、増殖はすでに始まっているのだが。日本でも。
★ ★ ★ ★
ここで、進化論の産みの親とされている、ダーウィンについて改めて考えたい。
ダーウィンといえばイグアナだ。
ビーグル号でガラパゴス諸島にもやってきたダーウィンは、
陸イグアナと海イグアナがいることに大喜びした。
陸と海という異なった自然環境に適応するために、
陸イグアナと海イグアナに分岐していたからだ。
ここから進化論が生まれてくる。
ダーウィン自身は進化と思えるものが退化であったり、
進化とも退化とも言えることもあることを、充分に認識していたのだが。
ダーウィンが一番好きだった生き物はイグアナなどではない。
ミミズである。
地面の中でニョロ、ニョロしているだけの、
万物の霊長からは最低の奴らだと馬鹿にされ、軽蔑されているミミズである。
ダーウィンは青年時代から死ぬまでミミズを大切に飼っていた。
時あたかも大英帝国の全盛時代。
世界のあちこちにもミミズが大好きな変わり者のイギリス人がいた。
珍しいミミズの交換も楽しむ。
ダーウィンの奥さんも子供たちもミミズが大好きになる。
庭にいるミミズは勿論だが、採集のための家族旅行も楽しむ。
ダーウィンによれば古代の遺跡や遺物が残っているのはミミズのおかげだという。
ミミズのウンチや死骸で土地が肥え、良い畑にもなっていくのだが、
その腐葉土の中に沈みこんでいくことで遺跡や遺物が保存されたのである。
ダーウィンは、さすが生物学者というべきか?
それとも、とんでもない変わり者というべきか?
ミミズに視力や聴力などがあるかも、大真面目に調べていた。
ダーウィン夫人は高級陶磁器で有名なウェッジウッド家の出で、ピアノの名手。
奥さんが奏でるピアノにミミズを置く。
しかし、ピアノの音に反応したようであっても、
音が聞こえたのではなく、振動に反応しただけなのかもしれない。
どこに、どう置けばいいのか四苦八苦。
「・・・・・やっぱり、聞こえないみたいだなあ~」
ダーウィンはガッカリ。
でも、こんな一文の儲けにもならないことをダーウィンは、
『種の起源』の加筆・修正もしながら、死ぬまで続けていたのだ。
こんな、どうでもいいことを書いたのは、他でもない。
お読み下さるのが『電脳浮遊都市』にお住まいの皆さんだからである。
ほとんどが、どうでもいいとしか思えない紙屑同然の作品を、
読み、かつ、書くことを楽しんでいる皆さんだからである。
少しは儲かる人も無くは無いようだが、
大抵は一文の儲けにもならないことを愛する方々だからである。
下らない進化・進歩とは無縁の『電脳浮遊都市』の住民たちは、
絶滅の危機にある人類の救い主かもしれないと、
メフィストフェレスは一縷の希望を託しているのであった・・・・。
アクセス数が少ないので、ガッカリもしているようだが・・・・。
ダーウィンの『種の起源』を生き物の世界だけでなく人間社会にも適用した。
人間の社会も経済も進化・進歩し、発展し続けると考えたのだ。
資本主義と共産主義は鋭く対立しているように見えるが、
社会進化論という同じ根から生えてきた、悪魔の兄弟という方がいいだろう。
それが究極の悪魔、ユダヤ人絶滅を目指すナチスまで生みだしたことは、
『ナチスとリベラルはお友達』で述べたので繰り返さない。
しかし、人類が生産過剰となっため、生きていくための資源を食い潰し、
縮小再生産に向かわざるを得なくなった今でも、持続可能な成長という妄言が
大手を振っていることにメフィストフェレスは大きな危惧を抱いている。
縮小再生産とは、判りやすく言えば人口減少と、その過程での高齢化の進行。
つまりは福祉を必要とする人がどんどん重荷になっていく社会ということだ。
弱いものが淘汰されのは仕方がない・・・・。
遺伝的に劣性なものに生産活動をさせる訳にはいかない・・・。
SEXするのは許してやってもいいが、断種させなければ・・・・。
遺伝的に優性な子種だけを次代に伝えなければ・・・・。
こう言うと多くの人は、とんでもない!と言うだろう。
タテマエとして・・・・・。
しかし、大災害時などのトリアージを考えてみよう。
全ての人を救う訳にはいかない。
医師や看護師は救う命と見捨てる命を選別せざるを得ない。
これを否定できる人は、そうはいないだろう。
極論すれば、
ナチズムもトリアージも同じ線上に並ぶ考え方だと言うことさえ出来るのだ。
万物の霊長だと己惚れている人間どもの中から、また、ナチスのお友達が
増殖していくだろうというのが、メフィストフェレスの暗い予測。
予測というよりは、増殖はすでに始まっているのだが。日本でも。
★ ★ ★ ★
ここで、進化論の産みの親とされている、ダーウィンについて改めて考えたい。
ダーウィンといえばイグアナだ。
ビーグル号でガラパゴス諸島にもやってきたダーウィンは、
陸イグアナと海イグアナがいることに大喜びした。
陸と海という異なった自然環境に適応するために、
陸イグアナと海イグアナに分岐していたからだ。
ここから進化論が生まれてくる。
ダーウィン自身は進化と思えるものが退化であったり、
進化とも退化とも言えることもあることを、充分に認識していたのだが。
ダーウィンが一番好きだった生き物はイグアナなどではない。
ミミズである。
地面の中でニョロ、ニョロしているだけの、
万物の霊長からは最低の奴らだと馬鹿にされ、軽蔑されているミミズである。
ダーウィンは青年時代から死ぬまでミミズを大切に飼っていた。
時あたかも大英帝国の全盛時代。
世界のあちこちにもミミズが大好きな変わり者のイギリス人がいた。
珍しいミミズの交換も楽しむ。
ダーウィンの奥さんも子供たちもミミズが大好きになる。
庭にいるミミズは勿論だが、採集のための家族旅行も楽しむ。
ダーウィンによれば古代の遺跡や遺物が残っているのはミミズのおかげだという。
ミミズのウンチや死骸で土地が肥え、良い畑にもなっていくのだが、
その腐葉土の中に沈みこんでいくことで遺跡や遺物が保存されたのである。
ダーウィンは、さすが生物学者というべきか?
それとも、とんでもない変わり者というべきか?
ミミズに視力や聴力などがあるかも、大真面目に調べていた。
ダーウィン夫人は高級陶磁器で有名なウェッジウッド家の出で、ピアノの名手。
奥さんが奏でるピアノにミミズを置く。
しかし、ピアノの音に反応したようであっても、
音が聞こえたのではなく、振動に反応しただけなのかもしれない。
どこに、どう置けばいいのか四苦八苦。
「・・・・・やっぱり、聞こえないみたいだなあ~」
ダーウィンはガッカリ。
でも、こんな一文の儲けにもならないことをダーウィンは、
『種の起源』の加筆・修正もしながら、死ぬまで続けていたのだ。
こんな、どうでもいいことを書いたのは、他でもない。
お読み下さるのが『電脳浮遊都市』にお住まいの皆さんだからである。
ほとんどが、どうでもいいとしか思えない紙屑同然の作品を、
読み、かつ、書くことを楽しんでいる皆さんだからである。
少しは儲かる人も無くは無いようだが、
大抵は一文の儲けにもならないことを愛する方々だからである。
下らない進化・進歩とは無縁の『電脳浮遊都市』の住民たちは、
絶滅の危機にある人類の救い主かもしれないと、
メフィストフェレスは一縷の希望を託しているのであった・・・・。
アクセス数が少ないので、ガッカリもしているようだが・・・・。
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