召喚魔法使いの旅

ゴロヒロ

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第118話

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 この日からは二年生たちが選手選抜トーナメントを行なう日だ。事前にどの二年生の選手の試合を見れば良いのか、生徒会役員のメンバーに聞いておいたのでその試合を見ていく

 「行ってくるからおとなしくしておくんだぞ」

 『わかったです!』

 『分かりました、あるじ様』

 『……うん、わかった』

 ユキたち召喚獣を寮の自室に召喚したアルはそのまま部屋を出て生徒会室に向かった。昨日までは試合もあり、朝からの仕事はなかったが今日からはあるのだ

 そこで生徒会の三年生たちと共に仕事を行なってから、それぞれ試合会場に向かい、そこでも生徒会の仕事を済ませると、試合を観に向かう

 時間的にオススメされた試合時間には間に合った。そこで席に座ると召喚獣たちと五感を一時的に繋げる魔法を行なって、ユキたち召喚獣たちにも試合を見てもらう

 他にも選手の情報を得る為の魔法を自身に掛けると試合が始まるのをアルは待ち試合を見ていく

 そうして試合を見終わると仕事に向かう。試合の合間にも生徒会の仕事があるからだ。それでも同じ生徒会役員の書記のフィリスと会計のヘクターの試合は見ることが出来た

 フィリスはレイピアのような細剣を使いながら巧みに光魔法を使い、相手選手に降参させていた

 ヘクターは身の丈ほどの大きな盾を片手で扱い、二つの大盾で相手選手の攻撃を防ぎながら土魔法で相手選手を場外に落とし試合に勝っていた

 二人だけではなくオススメされた二年生の選手たちが行なう、魔力纏いや闘気纏いの質は今のアルよりも練度が高かった

 だがそれはオススメされた選手だけで、他の選手は平凡で纏いまで使えない選手もそれなりに多かった

 (やっぱり一組に配属されている生徒は才能がある生徒が多いんだな)

 試合を色々見ていると思ったのは、今の一年一組のクラスメイトでも、倒せるような上級生も多いということだった

 (さてこれで午前の試合は最後だな。昼食の前に仕事をしてこよう)

 そして仕事が終わると召喚獣たちに念話を行ない、送還することを伝えると送還して食堂に向かった

 食堂で昼食を召喚獣たちと食べ終わると急いで寮の部屋に戻り、再度召喚してアルは仕事に戻る

 午後の試合になると放出までの強化が出来ない選手は、固定砲台のような魔法の使い方をする選手以外は居なくなった

 やはり身体強化が出来ないと戦いにならないようだ。動かずに魔法を放ち続けていた選手も、魔法の使い方を見れば、身体強化を出来ないのはおかしい。だから使う必要がないから使っていなかったのだろうと思う

 そして午後の試合が全部終わると生徒会室で仕事をしていった

 選抜トーナメント四日目から九日目までは大体そんな感じに過ごしていった。二年生の試合では二日目の午後からは纏いまでの強化が出来ない選手はいなかった

 三年生の試合はオススメされた試合はどれも凄かった。身体の動かし方や身体強化の練度、更には武術や魔法の技量も凄く、今の俺では勝てないだろうと思わせる技量だった

 二年生の上位陣、三年生の上位陣の試合は生徒会役員の先輩たちのお陰で見ることが出来た

 そのお陰で魔法を使い情報を得ることが出来たお陰でシャドースパーリングの相手にすることが出来るだろう

 それに召喚獣たちにも試合を見せることが出来たお陰で、ユキたち全員も興奮しているだけでなく、もっと強くなろうとしていた

 そして明日はいよいよ決勝戦が行なわれる。午前に二試合、行なわれジェイドとイリーシャの三位決定戦が最初に行なわれ、次にアルとアランの決勝戦の試合が始まる

 その後は二年生の三位決定戦、決勝戦が行なわれ、最後に三年生の三位決定戦、決勝戦の順番で試合がある

 その為にもゆっくりと身体を休めて明日の試合にアルは備えるのだった
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