召喚魔法使いの旅

ゴロヒロ

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第211話

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 次に行なわれた第一試合二年生の試合の内容はこんな感じで行なわれていた。

 二年生先鋒は第一育成校はアーネスト、貴族学院はノーマン・ハートという選手だ。

 両選手は試合開始の合図で闘気を纏い身体強化を施し、次にアーネストが土魔法の魔法装甲を纏い、ノーマン・ハートが光魔法の魔法装甲を纏った。

 そして両選手は自身の強化を終わらせるとお互い相手選手に向かい走り出す。

 ノーマン・ハートは走りながらも自身の得物である長剣を振るい、光魔法の斬撃を飛ばす。

 けれど、それは移動途中で行なわれたこともあってなのか、アーネストの大盾により防がれてしまう。

 そして、お互いの距離縮まると本格的に戦闘が始まった。

 身軽に動くノーマン・ハートがアーネストの周囲を移動しながら攻撃を繰り出し、それをアーネストが大盾で防ぎつつアーネストも攻撃を行ない、ノーマン・ハートに回避される。

 攻防は一分、二分、三分と続いた。だが、ノーマン・ハートが光魔法を発動したことで変わった。

 光魔法で目眩しをしたのだ。

 目が眩んだアーネストの隙を付いて攻撃しようとしたノーマン・ハートにアーネストの攻撃が当たる。

 視覚を一時的に使えなくなっていてもアーネストは他の方法で感知しており、ノーマン・ハートに攻撃を当てることに成功したのだ。

 そして試合は一度攻撃を受けたノーマン・ハートが怯んだ瞬間に大盾で殴られ長剣を振るわれと、次々にアーネストからの攻撃を受けてしまい、試合はアーネストの勝利で終わった。

 次に行なわれた二年生副将戦は第一育成校イワンと貴族学院ポール・ファーストによって行なわれた。

 試合開始直後に自身の強化を行なったポール・ファーストと違い、イワンは魔法で攻撃を行なって試合が始まった。

 火魔法と風魔法を合わせて使ったのだろう渦巻く炎の風が真っ直ぐにポール・ファーストを襲う。

 身体強化を施したポール・ファーストは左右の内、左に避けることを選択した。

 だが、魔法はイワンの持つ杖の先から発生していたこともあり、杖を動かすことで相手を狙えるようだ。

 その為、ポール・ファーストは避けることが出来ずに炎の渦に飲み込まれてしまうのかと思われた。

 けれど、突如発生した水の柱により一瞬だが炎の渦は防がれてしまう。

 その一瞬のお陰でポール・ファーストは細剣を数度振るい、闘気の斬撃を飛ばし、更に細剣に水魔法を発動して突きを行ない、水の衝撃波を飛ばした。

 飛ばした闘気の斬撃により炎の渦を切り裂き、最後に繰り出した突きから飛ばした水の衝撃波で完全に消し飛ばした。

 消し飛ばした衝撃により、身体強化をしていなかったイワンは、吹き飛ばされダメージを受けてしまう。

 そして、隙を晒したイワンにポール・ファーストは細剣を振るい、闘気の斬撃を飛ばしながら距離を一気に縮めて接近する。

 これにイワンは、まず迫る斬撃を防ごうと土魔法で壁を作った。

 それは見事にイワンの作り出した壁は飛ぶ斬撃を何度も防ぐが、そのせいで迫るポール・ファーストを視認することが出来なかったことがイワンの敗北を呼んだ。

 壁で攻撃が防げると判断したイワンは立て直そうとしたその時、回転する水を纏う細剣をドリルの先端に見立てた突撃を受けて壁を破壊したのだ。

 そのままイワンに細剣突き出すと、咄嗟に魔力を纏ったイワンの防御を突破した一撃はイワンの腹に大きな穴を穿つと、イワンを不思議な光が包んだことで試合はポール・ファーストの勝利で終わった。

 二年生大将戦は第一育成校ナディア、貴族学院アトラ・プラットが大将戦を行なう。

 試合開始の合図が出されると、ナディアは魔闘気を全身に纏った。

 そんなナディアにアトラ・プラットはどんな戦いをするのかと観戦していたら風、水、火、土の四属性魔法を魔闘気も使用して発動したのだ。

 しっかりと魔力を込められ、更に魔闘気も使用した魔法弾の数々を操り、ナディアを攻撃する。

 一つだけでも直撃すればダメージを受けてしまう魔法弾が最低でも属性を十倍した数もあるのに自在に動き続けてナディアを狙う。

 そして最終的に魔法弾の対処が間に合わず次々と連続して受けてしまい、魔闘気の守りを突破してしまったナディアは試合舞台に倒れてアトラ・プラットが大将戦を勝利した。

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