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本当のはじまり
22話 確かめ合う二人
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「あっあの、タモツさん、えっと、トイレ、トイレに行きたい。そこのコンビニ、じゃなくて、あ、あのスーパーに入ってもらえませんか?」
ひどく慌てた様子のメグミに、何事かと思いつつ、言われた通りスーパーの駐車場に停める
「すぐ、戻ってきますので、待っててください」
タモツの返事も待たずに、車から降りて走って店の中へ入っていく。
お腹が痛くなったとかだろうか、心配になるタモツだが、戻ってくるメグミとすれ違うと困るので大人しく車の中で待つことにした。
待っている間、スマホで今日撮った写真を眺めて過ごす。下手な自撮りの二人の写真や、ひとに撮ってもらった二人の写真、そしてこっそり撮ったメグミの写真も含まれている。
写真の自分が気に入らないって言っていたけど、そこに映っているメグミはタモツの目には魅力的に映った。
「お待たせしました」
なんだかしょんぼりした様子でメグミが車に戻ってきた。
「大丈夫?」と聞くと、大丈夫じゃなさそうに、大丈夫だと答える。
その後の車の中では、やけに大人しくしていて心配したが、声をかけても反応が鈍く、さっきまでの明るさはどこへ行ったのか、落として来たなら拾いに戻りたいと思ってしまうタモツだった。
友人の車を駐車場に返し、日持ちのするお土産を宅配ボックスに預けると、メグミの家に向かう。
「あの、タモツさん・・・」
「ん?」
「今日は、とても楽しかったです。本当にすごく楽しかったです」
テンション低く言われて困ってしまうタモツ
「でも、今日は自分ちで休みます」
「それは、どうして?」
うつむいて、黙ってしまうメグミ
何か言いたくて、言い淀んでいるように思える
「言いにくいこと?俺、何かした?」
頭をぶんぶんと横に振る
しばらくそうやって黙って立っていたが、とうとうメグミが口を開いた。
「来ちゃったんです」
「ん?」
「来ちゃったんです。オンナノコノヒが」
「オンナノコノヒ・・・あぁっ!」
「ごめんなさいー」
何だそんなことと、安心して、そして気がかりだったことも解決したと喜ぶ。
「メグミ、ここじゃなんだから、メグミの部屋に行ってもいい?」
タモツの反応が、思っていたのとは違ったので安心してニコッと笑うと部屋に招き入れた。
「オンナノコノヒって、月に一度あるんだよね? 俺、ちょっと心配していたんだよ。あの最初の時から一か月以上たっているのに、そんな様子なかったから、妊娠しちゃってないかって」
「え?」
「あの時、ちゃんとしてたつもりだけど、ほら、カナタと二人の時はどうだったか分からないし、コンドームに穴が開いてたりとかも可能性としては否めないかなぁって」
「最初の・・・あの後、すぐに来たからそれはないですよ」
「えぇっ???」
そういえば、あの後はしばらく会えずにもやもやしていたのだった。あの時、そうだったのか。タモツは胸をなでおろした。
もちろん、妊娠してしまっていたら責任はとるつもりだし、それがカナタのか自分のか分からないタイミングだったとしてもと、覚悟していたのだが、まだ若いメグミには早すぎるのではないかと思っていたのだ。
「そうか。じゃあ、今はどうしてそんなにしょんぼりしてるの?俺の家に来てくれないのはどうして?」
「えっと、それはその」
またもや言いよどむメグミに、考え得ることはと思案する。
「もしかして、俺が襲うと思ってる?」
「えっ、そうじゃなくて、その、この間のドライブの後・・・我慢するのが辛かったって言ってたから、わたしが部屋にいたら、出来ないのに辛いのかなあって思って」
「たしかに、メグミといると、チャンスがあればキスしたり触ったりしたいけど、出来ないことが分かっているなら我慢できるよ。それとも、メグミが我慢できない?」
ニヤッと笑ってタモツが言うと、顔を真っ赤にしてしまうメグミ
「それに、二日くらい多いから、シーツを汚しちゃうかもだし」
「洗えばいいし、っていうか、すでに何度も汚しているような・・・それ、気にするとこ?」
「気にするとこです!すでに何度もって・・・」
耳まで真っ赤にしてうつむくが、そんなメグミがたまらなく愛おしく思って抱き寄せた。
頭を撫でると、メグミの手が背中に回って、ぎゅっと力を入れてきた。
「そばにいて何も出来ないより、見えないところにいられる方が嫌だよ。それに、休み明けは忙しくてね、朝もいつもより早くいかないとだし、残業もあるかもしれない。そしたらメグミの顔を見るチャンスがないんだよ。家に泊まってくれれば、朝晩は会えるから、それでも十分だよ」
「今週、忙しいんですか」
「うん。大口のケータリングが連日入っていてね。いつもみたいにランチを食べるメグミを眺めることも出来ないかも」
「えっ、あれわたしを眺めていたんですか」
うっかり無駄にカフェカウンターに出ていたことをもらしてしまったタモツは、苦笑しながらなんとかごまかそうとする。
「あ、いや仕事してたよ。デリの内容を考えたり、ドリンクを作るサポートも必要だったり、その、ね?」
「ね?じゃありませんよ。ちゃんと仕事してください」
「・・・はい。でも、だからこそ、メグミにはうちに来てほしいんだけど、だめ?」
「うぅー」
「ほら、買ってきた鉢植え、あれどうする?メグミが来てくれないと、きっとすぐ枯れちゃうよ。忙しくて世話する暇なんかないし」
「うぅぅー」
「わかったよ。じゃあ俺がこっちに泊まるよ。だったらいい?」
メグミとしても、本当はタモツと一緒に居たい。でも生理が来ちゃったからタモツに我慢させることになるのが辛い。正直、初めてのことだから自分自身もどうなるか分からない。流されて、生理中なのに求められたら・・・受け入れちゃうかも?いや、それはないだろう。そもそも、こんなに毎日求め合うカップルなんかいるのだろうか?わたしはセックス依存症にでもなってしまったのだろうか。などと頭の中でぐるぐるしていたため、発覚してからしょんぼりした感じになっていたのだ。
「メグミ、一緒に居てくれない?」
タモツも、どうしてこんなに一緒にいたいのか、正直分からないでいた。でも今日、メグミが自分ちにいたいと言った時の、悲しく残念な気持ち。これからしばらく、ろくに顔を合わせないでいるなんて耐えられると思えない。忙しいからこそ、癒しが必要なのだ。
両手を包み込むように握られて、せつなげに見つめられてはメグミは折れるしかなかった。
「わかりました。やっぱりタモツさんの家に行きます」
「本当?」
「本当です。用意しますから、ちょっと待っていてくださいね」
タモツを待たせて、お泊りの準備をする。直接出勤できるように、明日の服も選んで鞄に詰めた。
タモツの家に着くと、今日買ってきたものをテーブルの上に出したら、タモツがけっこうな量のおやつを購入していたことが分かり、メグミはちょっと驚いた。
「いつの間にこんなに買ってたんですか?」
「さぁ?適当に買ってたらこんなになってて自分でもびっくりだよ。でもこれでしばらくおやつには困らないね」
夕食はタモツが手早くパスタを用意してくれたのでそれを食べ、買ってきたおやつを一種類ずつ選んで、二人で分けて食べた。
「うーん、どっちも美味しかったです。もう一つ食べたいケド・・・」
「今日は我慢して、明日にしないとね。何しろメグミは食べ過ぎが気になっているわけだし」
からかうように笑われて、ぷーと頬を膨らませるメグミだが、タモツの言うとおりだと、買ってきたおやつを、明日食べる分以外は冷凍にしたり、見えないところに片付けてもらったりした。
「お風呂はどうする?いつもどうしてた?」
ユニットバスだから普段はシャワーだけだけど、生理期間は体の中をしっかり温めるため、足湯をしている。湯船にお湯をためるのは贅沢だから、バケツに足を入れていた。
それならと、タモツは湯船にお湯を張ってくれて、メグミが入った後にその湯に入るから気にしなくていいと言ってくれたので、遠慮せずにバスタブのふちに腰かけて足湯をした。
寝る時はメグミが持参したタオルケットを折って、腰回りに巻きつけると、その上から布団をかけてくれる。
優しいキスをして頭を撫でてもらうと、メグミはすごく安心して眠ることが出来た。
ひどく慌てた様子のメグミに、何事かと思いつつ、言われた通りスーパーの駐車場に停める
「すぐ、戻ってきますので、待っててください」
タモツの返事も待たずに、車から降りて走って店の中へ入っていく。
お腹が痛くなったとかだろうか、心配になるタモツだが、戻ってくるメグミとすれ違うと困るので大人しく車の中で待つことにした。
待っている間、スマホで今日撮った写真を眺めて過ごす。下手な自撮りの二人の写真や、ひとに撮ってもらった二人の写真、そしてこっそり撮ったメグミの写真も含まれている。
写真の自分が気に入らないって言っていたけど、そこに映っているメグミはタモツの目には魅力的に映った。
「お待たせしました」
なんだかしょんぼりした様子でメグミが車に戻ってきた。
「大丈夫?」と聞くと、大丈夫じゃなさそうに、大丈夫だと答える。
その後の車の中では、やけに大人しくしていて心配したが、声をかけても反応が鈍く、さっきまでの明るさはどこへ行ったのか、落として来たなら拾いに戻りたいと思ってしまうタモツだった。
友人の車を駐車場に返し、日持ちのするお土産を宅配ボックスに預けると、メグミの家に向かう。
「あの、タモツさん・・・」
「ん?」
「今日は、とても楽しかったです。本当にすごく楽しかったです」
テンション低く言われて困ってしまうタモツ
「でも、今日は自分ちで休みます」
「それは、どうして?」
うつむいて、黙ってしまうメグミ
何か言いたくて、言い淀んでいるように思える
「言いにくいこと?俺、何かした?」
頭をぶんぶんと横に振る
しばらくそうやって黙って立っていたが、とうとうメグミが口を開いた。
「来ちゃったんです」
「ん?」
「来ちゃったんです。オンナノコノヒが」
「オンナノコノヒ・・・あぁっ!」
「ごめんなさいー」
何だそんなことと、安心して、そして気がかりだったことも解決したと喜ぶ。
「メグミ、ここじゃなんだから、メグミの部屋に行ってもいい?」
タモツの反応が、思っていたのとは違ったので安心してニコッと笑うと部屋に招き入れた。
「オンナノコノヒって、月に一度あるんだよね? 俺、ちょっと心配していたんだよ。あの最初の時から一か月以上たっているのに、そんな様子なかったから、妊娠しちゃってないかって」
「え?」
「あの時、ちゃんとしてたつもりだけど、ほら、カナタと二人の時はどうだったか分からないし、コンドームに穴が開いてたりとかも可能性としては否めないかなぁって」
「最初の・・・あの後、すぐに来たからそれはないですよ」
「えぇっ???」
そういえば、あの後はしばらく会えずにもやもやしていたのだった。あの時、そうだったのか。タモツは胸をなでおろした。
もちろん、妊娠してしまっていたら責任はとるつもりだし、それがカナタのか自分のか分からないタイミングだったとしてもと、覚悟していたのだが、まだ若いメグミには早すぎるのではないかと思っていたのだ。
「そうか。じゃあ、今はどうしてそんなにしょんぼりしてるの?俺の家に来てくれないのはどうして?」
「えっと、それはその」
またもや言いよどむメグミに、考え得ることはと思案する。
「もしかして、俺が襲うと思ってる?」
「えっ、そうじゃなくて、その、この間のドライブの後・・・我慢するのが辛かったって言ってたから、わたしが部屋にいたら、出来ないのに辛いのかなあって思って」
「たしかに、メグミといると、チャンスがあればキスしたり触ったりしたいけど、出来ないことが分かっているなら我慢できるよ。それとも、メグミが我慢できない?」
ニヤッと笑ってタモツが言うと、顔を真っ赤にしてしまうメグミ
「それに、二日くらい多いから、シーツを汚しちゃうかもだし」
「洗えばいいし、っていうか、すでに何度も汚しているような・・・それ、気にするとこ?」
「気にするとこです!すでに何度もって・・・」
耳まで真っ赤にしてうつむくが、そんなメグミがたまらなく愛おしく思って抱き寄せた。
頭を撫でると、メグミの手が背中に回って、ぎゅっと力を入れてきた。
「そばにいて何も出来ないより、見えないところにいられる方が嫌だよ。それに、休み明けは忙しくてね、朝もいつもより早くいかないとだし、残業もあるかもしれない。そしたらメグミの顔を見るチャンスがないんだよ。家に泊まってくれれば、朝晩は会えるから、それでも十分だよ」
「今週、忙しいんですか」
「うん。大口のケータリングが連日入っていてね。いつもみたいにランチを食べるメグミを眺めることも出来ないかも」
「えっ、あれわたしを眺めていたんですか」
うっかり無駄にカフェカウンターに出ていたことをもらしてしまったタモツは、苦笑しながらなんとかごまかそうとする。
「あ、いや仕事してたよ。デリの内容を考えたり、ドリンクを作るサポートも必要だったり、その、ね?」
「ね?じゃありませんよ。ちゃんと仕事してください」
「・・・はい。でも、だからこそ、メグミにはうちに来てほしいんだけど、だめ?」
「うぅー」
「ほら、買ってきた鉢植え、あれどうする?メグミが来てくれないと、きっとすぐ枯れちゃうよ。忙しくて世話する暇なんかないし」
「うぅぅー」
「わかったよ。じゃあ俺がこっちに泊まるよ。だったらいい?」
メグミとしても、本当はタモツと一緒に居たい。でも生理が来ちゃったからタモツに我慢させることになるのが辛い。正直、初めてのことだから自分自身もどうなるか分からない。流されて、生理中なのに求められたら・・・受け入れちゃうかも?いや、それはないだろう。そもそも、こんなに毎日求め合うカップルなんかいるのだろうか?わたしはセックス依存症にでもなってしまったのだろうか。などと頭の中でぐるぐるしていたため、発覚してからしょんぼりした感じになっていたのだ。
「メグミ、一緒に居てくれない?」
タモツも、どうしてこんなに一緒にいたいのか、正直分からないでいた。でも今日、メグミが自分ちにいたいと言った時の、悲しく残念な気持ち。これからしばらく、ろくに顔を合わせないでいるなんて耐えられると思えない。忙しいからこそ、癒しが必要なのだ。
両手を包み込むように握られて、せつなげに見つめられてはメグミは折れるしかなかった。
「わかりました。やっぱりタモツさんの家に行きます」
「本当?」
「本当です。用意しますから、ちょっと待っていてくださいね」
タモツを待たせて、お泊りの準備をする。直接出勤できるように、明日の服も選んで鞄に詰めた。
タモツの家に着くと、今日買ってきたものをテーブルの上に出したら、タモツがけっこうな量のおやつを購入していたことが分かり、メグミはちょっと驚いた。
「いつの間にこんなに買ってたんですか?」
「さぁ?適当に買ってたらこんなになってて自分でもびっくりだよ。でもこれでしばらくおやつには困らないね」
夕食はタモツが手早くパスタを用意してくれたのでそれを食べ、買ってきたおやつを一種類ずつ選んで、二人で分けて食べた。
「うーん、どっちも美味しかったです。もう一つ食べたいケド・・・」
「今日は我慢して、明日にしないとね。何しろメグミは食べ過ぎが気になっているわけだし」
からかうように笑われて、ぷーと頬を膨らませるメグミだが、タモツの言うとおりだと、買ってきたおやつを、明日食べる分以外は冷凍にしたり、見えないところに片付けてもらったりした。
「お風呂はどうする?いつもどうしてた?」
ユニットバスだから普段はシャワーだけだけど、生理期間は体の中をしっかり温めるため、足湯をしている。湯船にお湯をためるのは贅沢だから、バケツに足を入れていた。
それならと、タモツは湯船にお湯を張ってくれて、メグミが入った後にその湯に入るから気にしなくていいと言ってくれたので、遠慮せずにバスタブのふちに腰かけて足湯をした。
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