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1章
第30話 女神の血涙(2/2)
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一体なんだ……。
俺は、顎骨指輪がみせた新たな力に、翻弄されていた。というよりは、
支配されていたというべきだろう。
世界がずれる。あの感覚はなんなのか奇妙な違和感として残る。
時間の流れが両方で異なり、片方だけで俺だけが動ける。
恐るべき力がノーリスクでできるとは思えない。
まだ何か、顎骨指輪は隠している気がしてならなかった。
必要以上に、しゃべらないようにしているとも考えられる。
何より今は、奴の手のひらの上で、踊らされている状態でもある。
今のところは、勝てさえすればいい。そこに余計なプライドは、俺にはない。
生きていさえすれば、次がある。死ねば終わりだ。
そもそもこの魔法界にきた第一目的が、焼印師に刻印してもらうことだ。
まだ俺は死ねない。心に誓うように俺は強く思っていた。
「レン!」
エルとリリーも無事なようだ。どこか疲労感は拭いきれていない。
さすがにこの二人でも手に余る勇者たちだったんだろう。
「エル、リリーよくやってくれた。俺たちは勝ったんだ」
「そうだな! 私たちは勝ったんだな!」
「ええそうね。手間はかなりかかったわね」
今回の連戦はさすがにこたえた。
「あの門は破壊できない。一旦広間に戻るか」
「そうだな。私も少し疲れたぞ」
「ええそうね。少し休息をとりましょう」
俺たちは広間に戻ってきた。残りは、はじめに見た何もなかった部屋を残すだけだ。
すべて扉がしまっていることを確認してから、俺たちは再び眠りについた。
――翌日。
すっかり癒えた体を伸ばし、最後の扉に向かう。
はじめ見たときは、何も無い場所だった。
俺たちは以前と変わらない場所を眺めていた。何か見落としはないのかと辺りをゆっくり見る。
何度見ても、代わり映えのしない階層主の部屋だ。
そのはずが、一瞬で静寂を強制的に行われたかのように、無音になる。
次の瞬間真逆の讃美歌が突如として響き渡る。
俺は、歓喜に満ちた。アイツだ。自らやって来たのかと。
「レン、何か知っているの?」
エルは心配そうに俺の顔を覗き込む。
「ああ、よく知っているさ」
俺は身構える。エルもリリーも俺の向けている視線の方角へ、身構えた。
奥からゆっくりと降臨してくるのは、神族いにいる女神の内の一体だった。
変わらず女神らしい美しさと風貌は、この何もない場所を一瞬にして華やかにさせる。
まるで、金銀に彩られた宝石の粒が眩く輝くようにすら見える。
一見すると、完全なる正義に見える。
ところがやっていることは真逆な奴だ。妖艶な笑みからは俺の名前を囁く。
「レン……。生きていたのね。嬉しいわ」
「……」
「生きているならね。殺せるから……。苦しむ姿が楽しみね」
「……」
このクソ女め。根っからのサディストだ。
問題は、神族は通常の攻撃は効かない。特殊な防御神魔法があるから無効化されてしまう。
どういうわけかダークボルトは通ずる相手だ。
「あら……。お仲間さんかしら? 自己紹介しといた方が良さそうね。
私は女神エルフィーナ。昔レンの大事な人を殺した女神よ。以後お見知り置きを」
俺はこの瞬間、悪魔化を遂行した。
「ヴォルテックス!」
悪魔化した状態で攻める。
「あら? その姿にもなれるのね? 安心したわ」
「ダークスピード!」
一瞬で間合いを詰め、すれ違いざまにダークボルトを放つ。あの間合いで避けれるのは
この女神ぐらいだろう。変わらず軽やかに避けていく。
「ふふふ。少しは強くなったかしら?」
ならば、顎骨指輪よさっそく使うぞ。
「滅却!」
世界が二分された。灰色の世界と青色の世界だ。
青色の世界だけ俺は動ける。灰色の世界では俺も停止したままだ。
女神の前まで行くと、胸に手を当て放つ。
「ダークボルト!」
当然の帰結を迎えた。背中は爆散する。念には念を入れ、額にも手をあて放つ。
「ダークボルト!』
後頭部も同様に爆裂して、脳髄を吹き散らかす。それだけに飽き足らず、可能な限り放つ。
腹・腰・腕・足と部位を残さず、破壊をしまくった。
ふと灰色側の女神を見ると表情が微妙に変化していた。あの顔は苦痛だ。
この一体が仮にやれたとしてもまだまだ全然足りない。全女神を余さず消滅させる。
「滅却!」
青の世界と灰の世界が重なり合い元に戻ると、女神は全身を爆散させて朽ち果てる。
表情は女神と思えないほどの、恐怖で引き攣った顔だ。
あとは、女神だけに備わる特殊な魔石を奪い取りしまう。
殲滅完了だ
「意外と呆気なかったわ……」
「一瞬だったな。あの自称女神は何だったんだ?」
リリーが面白いこと言い出した”自称”か……。たしかにそうだ、間違いない。
「アイツは確かに女神だ。この女神だけがもつ魔石は、本物だと示している」
俺は手のひらに乗る魔石を二人に見せた。
青紫色のラピスラズリの色をしたこの石は、強力な魔力を蓄積している。
生存していた年月分もあるため、他では類を見ない物だ。
本当に最後だったのか、地面に脱出用の円環が現れた。
こレはかつて見たことがある物だ。どこに向かうかは、行って見ないとわからない。
今言えるのは、地上への帰還だ。
「エル、リリー帰るか……地上へ」
「ええ、そうしましょう」
「よし! 帰る!」
俺たちは離れないよう互いに手を取り合い、円環に入っていった。
俺は、顎骨指輪がみせた新たな力に、翻弄されていた。というよりは、
支配されていたというべきだろう。
世界がずれる。あの感覚はなんなのか奇妙な違和感として残る。
時間の流れが両方で異なり、片方だけで俺だけが動ける。
恐るべき力がノーリスクでできるとは思えない。
まだ何か、顎骨指輪は隠している気がしてならなかった。
必要以上に、しゃべらないようにしているとも考えられる。
何より今は、奴の手のひらの上で、踊らされている状態でもある。
今のところは、勝てさえすればいい。そこに余計なプライドは、俺にはない。
生きていさえすれば、次がある。死ねば終わりだ。
そもそもこの魔法界にきた第一目的が、焼印師に刻印してもらうことだ。
まだ俺は死ねない。心に誓うように俺は強く思っていた。
「レン!」
エルとリリーも無事なようだ。どこか疲労感は拭いきれていない。
さすがにこの二人でも手に余る勇者たちだったんだろう。
「エル、リリーよくやってくれた。俺たちは勝ったんだ」
「そうだな! 私たちは勝ったんだな!」
「ええそうね。手間はかなりかかったわね」
今回の連戦はさすがにこたえた。
「あの門は破壊できない。一旦広間に戻るか」
「そうだな。私も少し疲れたぞ」
「ええそうね。少し休息をとりましょう」
俺たちは広間に戻ってきた。残りは、はじめに見た何もなかった部屋を残すだけだ。
すべて扉がしまっていることを確認してから、俺たちは再び眠りについた。
――翌日。
すっかり癒えた体を伸ばし、最後の扉に向かう。
はじめ見たときは、何も無い場所だった。
俺たちは以前と変わらない場所を眺めていた。何か見落としはないのかと辺りをゆっくり見る。
何度見ても、代わり映えのしない階層主の部屋だ。
そのはずが、一瞬で静寂を強制的に行われたかのように、無音になる。
次の瞬間真逆の讃美歌が突如として響き渡る。
俺は、歓喜に満ちた。アイツだ。自らやって来たのかと。
「レン、何か知っているの?」
エルは心配そうに俺の顔を覗き込む。
「ああ、よく知っているさ」
俺は身構える。エルもリリーも俺の向けている視線の方角へ、身構えた。
奥からゆっくりと降臨してくるのは、神族いにいる女神の内の一体だった。
変わらず女神らしい美しさと風貌は、この何もない場所を一瞬にして華やかにさせる。
まるで、金銀に彩られた宝石の粒が眩く輝くようにすら見える。
一見すると、完全なる正義に見える。
ところがやっていることは真逆な奴だ。妖艶な笑みからは俺の名前を囁く。
「レン……。生きていたのね。嬉しいわ」
「……」
「生きているならね。殺せるから……。苦しむ姿が楽しみね」
「……」
このクソ女め。根っからのサディストだ。
問題は、神族は通常の攻撃は効かない。特殊な防御神魔法があるから無効化されてしまう。
どういうわけかダークボルトは通ずる相手だ。
「あら……。お仲間さんかしら? 自己紹介しといた方が良さそうね。
私は女神エルフィーナ。昔レンの大事な人を殺した女神よ。以後お見知り置きを」
俺はこの瞬間、悪魔化を遂行した。
「ヴォルテックス!」
悪魔化した状態で攻める。
「あら? その姿にもなれるのね? 安心したわ」
「ダークスピード!」
一瞬で間合いを詰め、すれ違いざまにダークボルトを放つ。あの間合いで避けれるのは
この女神ぐらいだろう。変わらず軽やかに避けていく。
「ふふふ。少しは強くなったかしら?」
ならば、顎骨指輪よさっそく使うぞ。
「滅却!」
世界が二分された。灰色の世界と青色の世界だ。
青色の世界だけ俺は動ける。灰色の世界では俺も停止したままだ。
女神の前まで行くと、胸に手を当て放つ。
「ダークボルト!」
当然の帰結を迎えた。背中は爆散する。念には念を入れ、額にも手をあて放つ。
「ダークボルト!』
後頭部も同様に爆裂して、脳髄を吹き散らかす。それだけに飽き足らず、可能な限り放つ。
腹・腰・腕・足と部位を残さず、破壊をしまくった。
ふと灰色側の女神を見ると表情が微妙に変化していた。あの顔は苦痛だ。
この一体が仮にやれたとしてもまだまだ全然足りない。全女神を余さず消滅させる。
「滅却!」
青の世界と灰の世界が重なり合い元に戻ると、女神は全身を爆散させて朽ち果てる。
表情は女神と思えないほどの、恐怖で引き攣った顔だ。
あとは、女神だけに備わる特殊な魔石を奪い取りしまう。
殲滅完了だ
「意外と呆気なかったわ……」
「一瞬だったな。あの自称女神は何だったんだ?」
リリーが面白いこと言い出した”自称”か……。たしかにそうだ、間違いない。
「アイツは確かに女神だ。この女神だけがもつ魔石は、本物だと示している」
俺は手のひらに乗る魔石を二人に見せた。
青紫色のラピスラズリの色をしたこの石は、強力な魔力を蓄積している。
生存していた年月分もあるため、他では類を見ない物だ。
本当に最後だったのか、地面に脱出用の円環が現れた。
こレはかつて見たことがある物だ。どこに向かうかは、行って見ないとわからない。
今言えるのは、地上への帰還だ。
「エル、リリー帰るか……地上へ」
「ええ、そうしましょう」
「よし! 帰る!」
俺たちは離れないよう互いに手を取り合い、円環に入っていった。
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