【ZODIAC PARADOX EXTREAM/CHAOSPHERE!】 ~戯題・愛のままにわがままに 魔皇少女は異世界に屈しない!~ 

沙波羅 或珂

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【第二章・叛 逆 の 双 星】

Жー49 狂宴の始まり ~Welcome to the Paradise~ ②

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『GYUUUUUUUUEAAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHH――――――――――
――――――――――――――――――――――ッッッッッッッッ!!!!!!!!!』

 咆哮。
 目標エリアにはもう踏み込んでる。
 でもギルドが近いこんな浅層に居るような魔那じゃない、
魔物の喚声からでも魔氣大きさは測れる。
昨日の相方と今朝のソフィアの話を聞いてれば莫迦でも解るな。
“ハグレ” だ。
 
 思惑は違うがオレと同じコト考えたヤツがいる。
オレの敵の中に。 



〘CAUTION! 『ヴァイオレット・ヒュドラ』
SUMMON召喚 COME OUT現出! R・ランク脅威度/B+++!
狂性誘導を考慮し実質 “A” と想定!
PLEASE WIT撤退のHDRAWN PLE御準備PARAION! 
我が主よマイ・マスター!〙








 ドス紫の鎌首が樹の枝より高い場所から顔を覗かせた。
 僅かな空白の後、 狂ったような叫声があちこちであがる。
 オレの居る場所から数百メートルは離れてるがそれでもアノ巨大さ、
残った別の首には既に無数の冒険者の身体が咥えられている。
玖頭の蛇ヒュドラ” の名の通りその数だけ在るのだろう、
オレらの世界との繋がりを考えると【猛毒】も宿しているのかもしれない。
 更に――。



〘CAUTION! 『キクロプス』
SUMMON召喚 COME OUT現出! R・ランク脅威度/A!
詳解前述同項以下略! 
PLEASEどうぞ PERMISSIONお赦しを
我が主よマイ・マスター!〙
 


 樹上から覗き込む隻眼ではない
 色は違うが中層近辺に飛ばされた最初の時に見掛けた
一つ目の巨人。原始的だが身体に毛皮、
手に鞣革を巻き付けた棍棒を持っているコトから
知恵も有るようだ。振り翳した巨木を地面に叩きつけた瞬間、
気が狂ったような轟音が鳴り渡り土砂と石礫と肉片が木っ端微塵に
宙へとブチ撒かれる。
 そして――!


〘CAUTION! 『エルダー・マンティコア』
SUMMON召喚 COME OUT現出! R・ランク脅威度/A++!
体長に比して敏捷性と魔導力を加味して算出!
THE AFTER 以降のEXPLANATIO説明はN UNNECE無用とSSARY存じます
我が主よマイ・マスター!〙



 顔は獅子、 身体は虎、 背は蝙蝠の翅翼、 尾は蠍、
頭部に黒山羊の角、 サイズこそ前述の二つに劣るが
威嚇するように迸る魔氣は半ば魔導ウィードに換わってきている。
オレらの世界じゃキマイラ、鵺とも呼ばれる複数混合の異幻獣!
 突如、 フィールドに現れた巨大魔物モンスター3体。
だがオレ魔皇を狙ったモノじゃない、 最終目的はソレだろうけど
ヤってるコトは今までと同じ、 “炙り出し” だ。
 だが段々形振り構わなくなってきてるな、
というより受ける印象はガキのケンカ、
なんで折角集めた冒険者手駒を殺してしまう?
邪魔してるっていうか足を引っ張り合ってるっていうか、
或いは、 「競争」 してるのか?
【標的】 は魔皇でも
ソレも召喚されて間もない赤子同然のヤツなら
倒すだけで莫大な “神の恩恵E X P” が得られる超激レアモンスターみたいなモンだ。
だから 『光 輝 齎 す 者クズ共』 の中でもで意見が分かれている?
味方同士の派閥争いみたいになってるのか?
 ソレなら尚のコト好都合。
 馬鹿は莫迦同士死ぬまで足引っ張り合ってくれ。
 仲間の同士の “絆” が無いと魔皇は倒せないぜ?
 イヤ知らねーけど。
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