【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】

『～は俺の嫁』 【リクエスト】

＊以前「こんなスマホゲームで夜を慰めるなんて悲しい時代」
と言った後のスナハラ様の返信、
よく男の(ニコニコ動画が顕著ですね)「～は俺の嫁」発言。
あれ、女の私にはよくわからん発言で。
「いる訳ねーだろ。こんな女」とツッコミ入れてしまいます。
あの「～は俺の嫁」。男性の心理的にどういうものなのか、
深掘りして頂けると嬉しいです。
～『翔田美琴』 様～


　まず誤解をしないで戴きたいのだが、
多くのま・と・も・な・男は「～は俺の嫁」等とは言わないし、
女性と同じくそう言っている輩に眉を顰めるモノである。
「我々の世界ではご褒美」と同様に、市民権を得ていない、
『ごく狭い世界』の『ある種の者達』の間だけに通用する
ネットスラングで在るというコトをどうか御理解戴きたい。

　以前も少し語ったが、所謂【オタク】と呼ばれる人達にも
存外、『羞恥心』や『公共心』と云うモノは備わっているのであり、
ソレが無い者をワタシは【（自主規制）のおっさん】
と呼称して唾棄するが、
何もコレは「アニメ、マンガ好き」に限った話ではなく
社会通念上当たり前の話であろう。

　数年前、昨今の炎上騒動を引き起こす前のＧＡＣＫＴ氏が、
『ニコニコ生放送』に初出演し、
当時のニコニコでの代表的な動画を一緒に観る
という企画が放映されたが
有名な『レッツゴー、陰陽師』が流れ出した途端、
普段コメントではハイテンションでサビの歌詞などを
大文字でコメントしている視聴者達が、
「あれ？　何か俺恥ずかしい」「俺も俺も」
「謎の羞恥心」「この動画好きだったのに」
「ガクちゃんが見てるといつも通りコメント出来ない」
という当初の予想に反した【不具合】が多発した。
　上記の説明の証左ともなろうが、要するに
【私的な場所と公的な場所は違う】
【一人の時と誰かといる時とでは、自ずと行動は変化する】
【ソレが出来ない者はやはり異常】
というコトであろう。
　実際その『切り替え』が出来ておらず、
動画のコメントと同じテンションで
ＧＡＣＫＴ氏に接していた眼鏡のスタッフが
本人に【マジギレ】され、視聴者にも叩かれて【炎上】する、
という珍事が生放送中に起こったが
「～は俺の嫁」と人前で言うのは、
まぁそーゆーコトである……('A`)

【キモオタ】の人間に女性が『身の危険』を感じる、
というのはその容姿や嗜好よりも
正にこ・の・点・に在るのであり、
【公私の区別が付いていない人間】というのは往々にして
【犯罪に走る傾向が在る】ので、
か弱い女性の『防衛本能上』当たり前の話なのである。
　故にワタシは「ただアニメやマンガが好きな人」を
【キモオタ】とは呼ばないし、そもそもそう想っていない。
『倫理観』や『公共心』の欠如した人間を嫌悪しているだけであり、
ソレをそ・の・ま・ま・人に言ったりラノベで書いたりしていれば、
【不快感】が沸くのはワタシに限らず誰でもそうなのである。
　いい齢こいた大人が「燃えも萌えも好きなんだ～」
とか言っていたら皆「避けて」通るであろう。
　ワタシが言いたいコトはソレだけである……('A`)