【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】

『“学校” ではない場所』 【リクエスト】

＊リクエストを致します。
非日常世界観における“学校”についてどう思いますか？ 　
非現実世界が舞台のラノベで、
学校は世界観説明の舞台になりがちだと思います。
大体が主人公が学習する場でなく、
読者が作者様の世界観を学ぶ場です。
結局、義務教育じゃないのに入学当初の目的と矛盾する行動もしばしば。
～『マジ魔人』 様～



「転生したらチートで魔法の修行が終わったから
次から “学園編” 」
　余りにもありきたり過ぎて泣きたくなってくるが
ソレで溢れ返っているのが
今の「ライトノベル」の実状である。
　過去に語った話題でも「私立ライトノベル学園」は
【学校ではない】と幾度も指摘してきたが
ソレが「異世界」となるとその悪習により拍車が掛かるようだ。
　そもそも【人を殺す】剣や魔法を教える
“学校”がどこにあるだろうか？
　ソレらは【軍学校】や【士官学校】での教練であり、
必然、「普通の学園生活」や「青春群像」等とは
掛け離れた世界である。
無論、『男女共学』など在り得ない。

　やはりコレらの『元凶』は
１９９０～２０００年代にかけての「ライトノベル」
学校が【オタク向け】の「イメクラ」や「キャバクラ」化
しているという事に端を発するが、
どこでも発情して公私の区別が無いという点で
『エ〇ゲの学校』も加味されていると見るべきだろう。
　そもそも「学校」なんて基本【面白くない場所】なのである。
故に“学園編”という概念自体が『創作 （エンタメ）』の定義から外れているし、
『ジョジョ』でも主人公は学生だったりするが、
その「学校の描写」は殆ど描かれていない。
　つまりその本・来・つ・ま・ら・な・い・モ・ノ・を
『小説』で描写するのなら、かなりのセンスと技術と工夫、
或いは通常とは違う『人生経験』などが必要となってくるのだが、
それも“抜き”で書けばソレはただの「おっさんの妄想」なのであり、
必然、「イメクラ化」「キャバクラ化」するのは当たり前なのである。
作・者・自・身・が・自・分・で・そ・う・書・い・て・い・る・。

「自分に片思いの内気な娘が、毎日弁当を作って持ってきてくれる」
　本当にそのような経験があったのならそう書けばよかろう、
しかしそうではないのならソレはそーゆー『プレイ』なのであり、
喜んでるのは世界中でただ一人アンタ作者だけである……('A`)
【妄想の世界の学校】の一体どこが “学び舎” だ？
　ソレはそーゆー名前の『風俗』ではないか。
故に「警察官」や「看護師」の格好が
「セーラー服」や「女教師」に変わっているというだけの話である。
　故に「ライトノベル」に於いて『現実世界』も『異世界』も関係ない。
“〇〇学校” という名の【店】がただソコにあるだけである。
　ソコで「魔法プレイ」でも「ツンデレプレイ」でも
勝手にすればよかろう。
　最早阿保らし過ぎて『話にならん』というのが
正直な感想である。
　Ｑ・Ｅ・Ｄ、証明終了……('A`)